世界死刑廃止デー記念企画
死刑についての街頭アンケート
アムネスティ死刑廃止ネットワーク東京は、2007年の死刑廃止デー記念企画として、10月27日(土)、28日(日)の両日、代々木公園で開催された野外フェスタ「アースガーデン秋」において、死刑についての街頭アンケートを実施しました。

アンケートは、「『死刑』をどう思われますか?」という質問に、「あった方が良い」「ない方が良い」「終身刑があればなくても良い(注)」という三つの項目の中から一つを選択していただくという形式で行いました。
当日は、多くの方々にご協力いただき、500に近い数の回答を得ることができました。アンケートを行う中で、友人同士やカップルでもそれぞれ違う意見をもつ人たちがいたり、その人たち同士がアンケートへの回答を通して意見交換したりするシーンもたびたび見られました。普段は話題に上りにくいであろう「死刑」について考える機会を持ってもらえ、また、私たちとしても、入門セミナーとはまた違ったかたちで様々な人と対話することができ、たいへん有意義なものとなりました。
お忙しい中、足を止めてアンケートに協力してくださった方々に改めて感謝いたします。
以下にアンケートの結果およびいただいた声を掲載します。
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質問:あなたは「死刑」をどう思われますか?
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1.あった方が良い・・・・・・・・・182人(37.5%)
2.ない方が良い・・・・・・・・・・109人(22.5%)
3.終身刑があればなくても良い・・・194人(40.0%)
計 485人
ボードに記入した質問の選択肢の中から、意見に合致するものにシールを貼っていただきました
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各項目を選択した理由(その一部)
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1.あった方が良い
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犯罪抑止力があるはずだ。
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終身刑では施設のキャパを超える。コストもかかる。
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なんとなく。
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人を殺した人には生きている資格がない。
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自分の子が罪を犯したとしても死刑で償わせる。命では償えないけれど、命で償うべきだ。
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外国の人から「日本は刑が軽いから犯罪をおかす」と聞いた。
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加害者だけ生き延びるのは不公平。
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悪い人は治らない。
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被害者(遺族)の感情のため。
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人権を守っている場合ではない時もある。
2.ない方が良い
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すべてのものに意味がある。命を奪ってはいけない。
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死刑に特別の犯罪抑止力があるとはいえない。
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漠然と、死刑に嫌悪感を感じる。
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犯罪を減らすためには死刑ではなく別のケアが必要。
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死刑は短絡的。命を奪っても解決にならない。他の方法で更生、償いをすべきだ。
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加害者も人間である。人が人を殺してはいけない。
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根っから悪い人はそんなにいない。
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「殺す」ことの繰り返しには意味がない。
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加害者にも家族がいる。
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執行官に処刑をやらせていることのひどさに耐えられない。
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非人道的な刑罰だ。
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世界の多くの国は死刑を廃止しているが、それで問題なくやっている。
3.終身刑があれば、なくても良い
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冤罪があるといけないから。
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一生出てこられないなら命まで奪わなくても良い。終身刑で十分。
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死刑よりも終身刑のほうが重い。
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生きて償うべきだが、出てきてほしくはない。
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終身刑でも社会から抹殺するのは同じ。
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命は奪わないほうがいいが、重い刑は必要。
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死んだら償えない。命があれば何かできる。
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人を殺したらからといって殺せない、命は簡単に奪えない。
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死刑は残酷すぎる。
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裁判で人の命を奪うことに疑問を感じる。
注)選択肢に「終身刑があれば(死刑は)なくても良い」という項目を設けましたが、これはあくまで意識調査という目的に立ったものであり、アムネスティの立場として「死刑廃止のための終身刑導入」を推奨しているわけではありません。
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