「アースデイ東京2010」でアンケートを実施:
あなたが裁判員になったら、死刑判決は出せますか?




アムネスティ日本・死刑廃止ネットワーク東京は、4月17日(土)に代々木公園で開催された「アースデイ東京2010」に参加し、「裁判員と死刑判決」をテーマに、シール投票形式のアンケートを行いました。




前日の16日は41年ぶりの「4月の雪」となり、当日も、アースデイ開始時刻の10時はまだ小雨が降る、寒い一日のスタートでした。

今回、アムネスティの出展したブースで、死刑廃止ネットワーク東京が行ったアンケートの質問は、『あなたが裁判員になったら、死刑判決は出せますか?』です。

その質問に対し、回答者は用意されたボードに記載されている、 「死刑判決を出せる」 「死刑判決を出せない」 「わからない」  の三つの選択肢の中から一つを選んでもらい、お一人一票として丸いシールを貼って頂くというものです。

会場は、午前中の人通りは少なかったものの、午後からは行きかう人も多くなると同時に、次から次へとアンケートに答える人が増えました。2時半頃には、用意したボードは約500個のシールで全て埋め尽くされてしまい、アンケートは無事終了となりました。





アンケート投票結果は以下の通りです。

Q. あなたが裁判員になったら、死刑判決は出せますか?
結果:
● 死刑判決を「出せる」: 123票(24.7%)
● 死刑判決を「出せない」: 264票(53%)
●「わからない」 : 111票(22.2%)
*総シール投票数: 498票




昨年春より裁判員制度が開始され、裁判員に選ばれた普通の人たちが、いよいよ自らが死刑判決の判断を下さなければならない状況になりました。そうした状況が影響しているのか、全体的にアンケートの問いかけには積極的に答えていただけたように感じました。

結果として「死刑判決を出せない」と答えた方が予想を遥かに超えて、何と「出せる」と回答された方の2倍以上もありました。

また、シールを貼っていただく際に、印象に残ったのは、「やっぱり自分には死刑判決は出せないなあ」とじっと考えた後に「出せない」にシールを貼った方や、「被害者のことを考えると死刑判決を出さざるを得ない時もある」と「出せる」に貼った方、家族全員で「出せない」に貼った方もあれば、カップルや友人同士の中で意見が違う場合もありました。

また今回は、特に、迷いなく「出せない」に貼った方が多かったと感じました。



死刑廃止ネットワーク東京は今後も、『死刑は人権の原点である命を奪います』のメッセージとともに、日本における死刑制度の廃止を目指して活動していく予定です。そして、今回のアンケートのような活動を通じて、死刑制度について人びとが改めて考え、 議論できるような機会を作りたいと考えています。

もし、あなたの町で死刑に関する「シール投票」に遭遇しましたら、是非ご参加ください!


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