死刑執行に抗議する、中国大使館前での緊急アピール行動
2010年4月5日〜9日




アムネスティ日本は2010年4月5日から9日にかけて、中国大使館前において、日本人死刑囚を含むすべての死刑執行に抗議し、死刑の執行停止を求める緊急アピールを行いました。 以下は参加メンバーからの報告です。




【報告: 中国大使館前緊急行動に参加して】

寒暖の差の激しい時期、しかも五夜連続という厳しいスケジュールにもかかわらず、のべ70人の人びとが抗議行動に参加してくれました。アムネスティ日本からは、死刑廃止ネットワーク東京と中国チームのメンバーが参加し、「死刑に異議あり!」の横断幕、そして死刑の停止を求めるプラカードを掲げました。また、死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90 や 「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーも駆けつけ、緊急アピールに参加しました。

©大島俊一


今回の緊急アピールは、TBS、テレビ朝日等の民放各局で報道されました。また、朝日、読売、毎日、東京新聞などの主要各紙、そのほか週刊誌などでアピールの様子が全国に伝えられました。

残念ながら、中国政府による執行をくい止めることはできませんでしたが、「死刑に異議あり!」という声をあげる市民の姿を中国と日本社会に強く示すことができたことは、死刑のない東アジアを実現する上で大きな一歩になると思います。

降りしきる雨の中、私たちは中国に向けて、「公正な裁判」「拷問の禁止」「死刑の執行停止」を必死に訴え、叫び続けました。思いが一つになり、切実な声が夜空に響き渡りました。集まりが悪いと予想されアピール実施が危ぶまれた日にも、呼びかけに応えて、多忙な時間を縫うようにして何人もの方が駆けつけてくれました。

©大島俊一


執行された方を悼んで大使館前に花を手向けた際に、警備の警察官が軽く一礼をしてくれたことが印象に残りました。アジアから死刑制度がなくなる日は、そう遠くはない予感がしました。

今回の緊急アピール行動にご協力ご参加頂いた皆様に、心より御礼申し上げます。

文責: 死刑廃止ネットワーク東京

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