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『Theメカニカルパズル130』はこんな本

 ムック『Theメカニカルパズル130』の特色を、かいつまんで紹介します。
・今の日本で入手できるメカニカルパズルを、美麗な写真で採録。
 古典のメカニカルパズルを紹介した本はいくつか名著がありますが、現代のメカニカルパズル事情について書かれた本は少ないのが現状です。本書は2005年末にパズルショップで入手できたものばかりを集めました。ほとんどの収録パズルは今も入手可能です。

・世界標準の分類法のひとつ「スローカム分類」に基いて紹介。
 膨大な量の古典パズルコレクションから導き出された分類法は、改良を加えつつ現代のメカニカルパズルにも適用されています。本書もこの分類法に基きながら、オーソドックスな解説本を目指しました。

・新作にはそれぞれ作者自身からのメッセージを掲載!
 現代のメカニカルパズルを扱う上で最も大変な作業は、それぞれの作者から掲載許諾をいただくことでした。いっそのこと「作者メッセージ」もいただこうという話になり、Edi永田さんのご尽力で、作者しか語りえない秘話がたくさん集まりました。一般向け書籍としては画期的なことと自負しています。

・巻末にはKohfuh氏による初公開の新作を3点付録。
 新進気鋭のKohfuh氏によるパズルデザインは、古典に新しい試みを加え、しかも洗練された解が魅力。完成度の高い「フラットチェーン」3部作をお楽しみいただけます。

・随所にある囲み記事には書き下ろし新作パズルも収録。
 囲み記事や図版キャプションなど、文字が小さい部分には初公開の発展問題や専門的な情報を盛り込みました。隅々まで目を通したい方には、虫眼鏡のご使用をおすすめします。

・参考書籍や関連URL、ショップ紹介や海外最新事情も記載。
 情報誌ですからショップ情報は当然あります。それに加え、海外最新事情として「スローカム・パズルルーム」(インディアナ州立大学ブルーミントン校リリー・ライブラリ内)のレポートも収録しました。

現役のメカニカルパズル作者たちが、寄ってたかって作った本です。ガチャガチャと密度の高い誌面を、じっくりと堪能していただきたいと願っています。

 2006年11月18日 仕掛屋定吉