12月/東京都 伊豆諸島 八丈島
久しぶりに八丈島へ。
竹芝桟橋は相変わらずのナンダカ暗い雰囲気だけど、その奥にあるイタリア料理だか、フランス料理だかの店は雰囲気がよい。そこで晩御飯を食べた。おすすめのワインを一本開け、全部は飲みきらないから残りを船に持ち込む。
ワインの瓶抱えて船の甲板で夜風に吹かれるのはすばらしい。船旅はワインなしでは片輪が欠けたようなものだ、でも、寒いから程なく退散して船室にはいる。
今回の八丈は、ありがたいことに案内してくれる知人がいる。車も出してくれる。で、車に乗せてもらってお宅におじゃましてのんびりする。
郷土料理を食べに行き、温泉に入りに行き、そしてアイスクリームを食べる。夜は島の酒を飲む。
翌日、島の方に案内してもらって八丈富士に登る。お鉢の中の鬱蒼とした樹林の中を歩くと時々深い穴が不気味に口を開けている。案内人なしでは絶対にいけないお鉢の真ん中の草っぱらで休憩。
上り坂でかいた汗を、風が優しくなでて乾かしてくれる。風とともに流れる空の雲が気持ちいい。海もよいけれど、島は、やっぱり、空がよいと思う。
11月/上海蟹とカクテル
上海に行って、上海蟹をたらふく食べた。上海雑伎団のホンモノをみた。島にも行こうと思ったんだけど、大陸だもんねー。ホテルの上にあるレトロな音楽生演奏してる店で、アイランドなんとか、という名前のカクテルを飲んだ。甘かった。
10月/沖縄県 八重山諸島 黒島 04.10.9-11
三連休を使って、久しぶりに「島旅」らしい島旅をした。
かぎ括弧付きの「島旅」と、ふつうの島旅の、何が違うかのと言えば、いちばん大きな違いはきっと宿だろう。
今回の宿は、民宿。ひととのふれあいの量が、圧倒的に、ちがうのである。
民宿だって、観光客相手だから、べつに島民と深く関わり合えるわけではないけれど、旅人と、あるいは宿のご主人と、酒でも飲みながら馬鹿話をするのはなにか ほっとする旅の1ページであって、リゾートの島旅や、日帰りの島旅と比べると、 格段に地に足が着いた感じがする。
黒島の宿は、M荘。泡盛飲み放題。麦茶の隣に常時一升瓶から分けた4合瓶がずら りと並んでいる。 でもさすがに昼からこれを飲むと、行動に差し障りが出る。二泊三日で全てが終わ る今回の旅では、泡盛昼寝ラインは省略することが賢明であろう。代わりに冷蔵庫 からビールを抜き出して(何本飲んだかを冷蔵庫の隣に貼ってある紙に正の字で書 き込んでおく)、夕陽の浜に急いだ。宿の無料貸し自転車の中でいちばん振動の少 なそうな自転車を選び、カゴに大事なビールを二本寝かせて、凸凹の砂利道をゆ く。なんとか、新城島の島影に沈みかかっている太陽がなくならない前に浜に着い た。あらかじめ見つけておいた座り心地良さそうな岩の上に、夕陽を正面にふたり 並んで座る。そして、ぷしゅっ、ぐぐぐぐ、ぷはーっ、ナントモ幸せ。
9月/島の切手
島に行く時間もとれず、島料理も食べに行けず。
結婚パーティーの礼状用の切手に、いろいろな島の図柄のものを混ぜて貼った。ほんのすこしだけ、島気分。
8月/タヒチ(仏領ポリネシア) ボラボラ島 04.8.8-14
ハワイで挙式、そして、憧れのボラボラに行った。初めての南半球。水上コテージだ。
コテージはボラボラ本島を取り巻く環礁の島々のひとつにあって、ベランダの木の椅子に腰掛ければ、海の向こうにボラボラ島の特徴あるとんがり帽子型の山が正面に見える最高のロケーションだった。何度聞いても山の名前が覚えられないので、ぼくらは勝手にその山を、「ボラボラタッチュー」と呼ぶことにした。タッチューというのは、去年ふたりで行った伊江島にあるふしぎな山で、さとうきび畑の真ん中に屹立する標高百メートルのデベソ、のようなものだ。
夜、暮れゆく藍色の空に、黒く陰となってボラボラタッチューが横たわっていた。星空が浮かび上がってくる。煙ったように見えるのは天の川、銀河系だ。
ワインを飲みながら、南十字星が傾いていくのを眺めた。
7月/海の日ビール
入籍を、海の日にした。海を見ながら、ビールを飲んだ。
東京湾。きれいな海ではないけれど、伊豆諸島にも、沖縄の島々にも、そしてタヒチの海にもつながる海だ。夕陽が、ビールケースの山をシルエットにして沈んでいった。
6月/佐渡の響き
佐渡を拠点として活動している和太鼓のグループ、鼓童のライブを聴きに行った。体を震わせるリズムに鳥肌が立った。
5月/宮城県 浦戸諸島朴島 04.5.5
島が縁で知り合い、昨年来、いろいろな島に共に行った女性と、夏に結婚することにした。
ゴールデンウィークは、とりあえずのすまいを選んだり、いろんな準備で、島に行くことなど思いもよらないかとも思ったけれど、最後の日、どうにか一日、オフの日ができた。
菜の花の島に行くことにして、新幹線で仙台に行った。ほかのものには目もくれず、朴島にわたったら、雨が降ってきた。船の待合所の軒下で、仙台駅で買った駅弁を食べた。
雨の合間に、島を歩いた。全島、菜の花。
4月/伊豆諸島の酒
むかし、薩摩硫黄島にともに旅をしたことのあるA君が上京してきたので、飲みに行った。三宅島でペンションをやっていた方がやっている良心的なお店で、たくさん食べ、たくさん飲んだ。
酒は、伊豆諸島の酒をはじめ、全国の島酒。ちょっとずつ、いろいろ戴く。
3月/千葉県 某島 04.3.26
ねずみ関係のテーマパークに行った。そこにも、島があった。他の売店は混んでるのに、島の中なら行列せずに食べ物にありつける。
2月/島ニモ行カズ
島ニモ行カズ、海ニモ行カズ……。寒いし〜。
でも、横浜港の見える暖かいレストランで、出港する豪華客船を眺めながら、素晴らしいご馳走を食べた。奮発したワインは感動の味だった。
1月/愛知県 篠島 04.1.12
日帰りで、ふぐを食べてきた。名古屋で新幹線を降りて、名鉄特急で河和、そこから名鉄海上の高速船で日間賀島経由で30分。名古屋から1時間半で島につくのだ。上陸して、勘をたよりに予約の宿を探す。歩いていると、おばあさんに声をかけられた。どちらの宿ですかな? ××ホテルです。 それならその道まっすぐだね。
島のいくつかの宿で、日帰り客のためのふぐフルコースをやっている。篠島のふぐは一般にはあんまり有名ではないけれど、生産量が安定していて安く、かつ美味しいのだそうだ。
ふぐって、久しぶりに食べたけれど、淡泊。ふぐ雑炊最高。満腹して腹ごなしに海岸を歩く。意外と水はきれい。小さな貝がいっぱい落ちていた。
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