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朝、快晴、村本海事に電話して、12時の船に乗った。
乗客は約10名。ほとんどが釣り人で、あと一組、アベックがいる。不思議なアベックで、微妙な距離感でつかず離れず、会話はほとんどないのに何か通じ合っている。
東京湾は風が強く、波があった。
その中を後甲板で水しぶきを浴びながら、第二海堡まで30分。
東京湾の狭隘部を航路を横切る形で進んでいくので、けっこうスリルがある。
横須賀港からの軍艦が目の前を横切って行った。
だんだん、いかつい表情の島が見えてきて、けっこうまともな岸壁に、どしん、といった感じであっけなく第二海堡に着いた。
上陸地点には看板があって、「許可無く上陸禁止」なんて書いてあるのでちょっとひるむけれど、渡船で来る分には問題ないらしいので一安心。
一番高いところにある見張り台のような場所へ。
そこにカメラバッグや水は置いておいて、カメラだけ持って歩き回る。
歩き回るといっても端から端まで10分もかからないような小さな島。さっきまで都会の喧噪にいたのが信じられない気分だ。急になんだかのんびりしてきた。
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