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島づたいに本州と四国を結ぶルートは昔はたくさんあったに違いありません。でも、今、ほとんど唯一なんとか残っているのが笠岡と多度津を結ぶルートです。
地図で島の並びを見ていると、この島々が本当に見事な飛び石を作って、中国四国を結んでいるのが分かります。そして当然それらを結ぶ航路があります。調べたわけではありませんが、古い航路なのでしょう。
航路は途中、真鍋島と佐柳島の間で岡山香川の県境を越えます。それぞれの県内各島間の航路は一日何本も出ているのですが、それをつなぐ連絡便は週3回。利用する客も多くありません。
週三便の船が辛うじてつないでいる真鍋島と佐柳島。真鍋島はなかなか活気のある島なのですが、佐柳島は役目が終わってしまったかのような静かな島。
瀬戸内県を作ろう、という議論を聞いたことがあります。たしかに瀬戸内の島々には無闇に県境が走っていて、何とも奇妙です。小さい島なのに真ん中を県境が走っていて、それぞれの県で表記まで違う石島(←岡山県側の表記。香川県側は伊島と書いて、いずれも「いしま」と読む)という島まであります。
この笠岡多度津航路も、県境を越えて香川県に入ったとたん、突然活気が無くなってしまうのはなんだか不思議な気がします。
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