☆発作的北海道漫遊記☆

奇跡(?)の有休ゲット

 9月17日金曜日昼ごろ、突然明日の有休の許可がおりた。かなりむちゃくちゃな理由を作り、休みをとったのである。19日日曜日は休みにするとのこと。これはひさびさの2連休ではないかー!!!ということであわててとるものもとりあえず昼休みに銀行に走り、全財産(少な...)をおろして準備を始める。もう行けないと思って半ばあきらめていた北海道...。事実、行けないと思ってまるこ&かめこに電話で「楽しんできてなー」と前日夜に電話していたのだ。もちろんまったく準備もしていない。北海道の情報はおろか飛行機のチケットさえとっていなかったのだ。
 明日おそらく出発するであろうのりちゃんに電話する。聞くとおさると18日の朝一番のエア・ドゥで新千歳へ向かうとのこと。それなら僕も一緒に行くしかあるまい、ということでのりちゃんにエア・ドゥのチケットをとってもらい、18日一緒に行こうという話になった。昼休みの間に北海道上陸作戦は着々と進められていったのである。
 会社が17時に終わると、いつもは上の人たちが帰るまでなかなか帰れないのだが無理矢理18時頃帰宅し、大至急荷物をまとめる。あまりに急なのでなにをもっていっていいのかよくわからなかったがとりあえず基本の温泉セットと着替えをいれて家をとびだす。新幹線でとりあえず横浜へ。おさるの家から翌日羽田空港に向かう予定なのだ。(しかし本人にはまだ連絡していなかった...)。なんという無謀な...。でもなんとかなっちゃうもんである。
おさるの家に21時ごろ到着し、家にいたのりちゃんと明日の予定について話していると21時半頃おさる帰宅。本人、かなりびっくりしておりましたが3人でとりあえず翌朝一緒に行くことになった。のりちゃんの作った夕飯を食べながら一家(?)団らんの夜は更けていくのでした...。

いざ、北海道へ

クリックすると拡大します 18日(土)朝5時に起きて列車を乗り継ぎ、羽田空港へ。ねむい。ボケボケの頭でボケボケ電車に乗っているといつのまにか空港についてしまった。羽田空港なんて来たのは中学生以来である。(関西空港か伊丹ばっかりだったもんなー)。そしてまた、久々の飛行機に血、沸き、肉、踊るのであった。
 エア・ドゥ11便は7:30に定刻に羽田を出発し、9:00に札幌(新千歳)に到着。16000円で行けるんだから安いもんだ。昔だったら20000円は軽く超えてたんだから。これからも新航空会社、エア・ドゥにはがんばって欲しいものです。
 座席はやっぱり狭かったけど全然問題なし。ドリンクサービスとかも一切なしだけど別に気にしないし気軽に行く足としては充分使えるという感想。ただ、時間さえあえば同じ料金で他社が通常通りのサービスでやっているため、そっちを選んでしまうかも。予約は電話一本。名前と電話番号だけを告げ、予約番号をもらう。チェックインの際に番号を言って金を払い、終了!とても簡単なのである。これですぐに雲の上に行けるのだ。


クリックすると拡大します 新千歳では(当日朝4時にフェリーで小樽に着いた)まることかめこがお迎えに来ており、某旅行会社退職組超アホアホメンバー5人はひさびさに集結。いつも思うがこのメンバーの大バカぶりはいつもすごい。パワーが違うのだ。1たす1たす1...は5でなく、100ぐらいになる。体力の消耗はそのぶん、すさまじい。考えてみればこの9月で某旅行会社を全員退職済み。みんな出会ってからそんなに(まだ3年くらいか?)たってないのに。時の流れるのは早いのである。
クリックすると拡大します 駐車場でトラブルが発生したが程なく解決し、5人は大騒ぎしつつかめこの車で札幌へと向かう。千歳から札幌へと続く広い道をひたすら北へと走る。クラーク像のある羊が丘展望台へとりあえず行ってみる。牛乳たっぷりの美味なソフトクリームなどをハラに納め、すぐさま富良野へ向けて出発!札幌は「おもろない」ということでパスしたのだった。やっぱり北海道に来たら田舎ですよ。い・な・か。都会はダメです。

 果てしなくつづくかと思ってしまうほどまっすぐで広い広い道を東へ向かう。直線が30km以上つづいているところも走ったが、とにかく走りやすい。下道でも80−90km/hみんな平気でだしているのである。しかし大地が広大なのでスピードを出しているという感覚があまりない。ちょっと遅めだなーというくらいでちょうどいいスピードなのだ。「北海道はでっかいどー」とだれかが行っていたが、まさにその通りであった。
 途中昼飯を食べるため回転寿司に入る。あまりにもまずいので憤慨!。数皿食べてもう「ノーサンキュー」という感じであまり食べることもなく店を出る。怒りがふつふつと沸いてくる。なんであんなまずいもの北海道まで来て食わなあかんねん!!!

富良野へ

クリックすると拡大します 車の中でやっぱり大騒ぎしながらやがて富良野に到着。9月にもなってまだラベンダーが咲いているところがあるというので見に行く。かなり小さな範囲だったが一面のラベンダーが5人を迎えてくた。ラベンダーの香りにつつまれながら記念撮影。おさるとのりちゃんの結婚式用写真を撮ろうとみんなでカメラマン&アシスタントになりつつ写真をバシバシ撮りまくる。どこへいっても同じ曲(富良野といえば?わかるでしょー)が流れていてちょっとわらけた。
 場所を移動する。特に何も決めていなかったがJR富良野線を越えようとしたところでふと車を止め、線路で遊ぶ。日が少しずつ傾いてきていたが、その光を利用して写真を撮る。アホ写真をとりつつ30分ぐらい何もない線路の上で遊んでいた。汽車(電車ではない)が来たらどないすんねん!と思うかもしれないが、一日に数本しか走らないし、ずっと直線なのでかなり早くから汽車が来るのが発見できるのだ(アホなことに夢中になっていなければ...)。ホントに何もないところで遊んでいたが、これがアド茶部である。なにもないところで遊ぶのが醍醐味なのだ。

 場所を移動し、再びラベンダーを見る。シーズンは一面ラベンダーというから是非来てみたいものだ。どんなんやろー?アイスクリームマニアとしてはやはりその土地土地のアイスクリームをチェックしておかねばなるまい。ラベンダーソフトクリームを食べる。このとき、関東はかなりまだ
暑さが残っていたが北海道はやはり涼しかった。しかも夕方でかなり肌寒くなっていた。「さっぶー」とか言いつつソフトクリームを食べる。気温が結構低いのにTシャツ来てうれしそうにソフトクリームを食べるその姿は...みんなの目には「かわいそうに...」という目で映っていたかもしれない....。
 まるこ&かめこの宿探し電話波状攻撃が土曜で宿が混んでいるにも関わらずなんとか成功し、宿泊場所ゲット。夕食がでるのでとりあえず宿に向かう。「おかせん里」というその宿は格安ながらとても人情味あふれるよい宿であった。
 夕食を食べおわると、21時ごろ宿を出発。露天風呂に行こうという話になったのだ。名を「吹上温泉」という。富良野の町からひたすら車で真っ暗な山道をのぼること約30分。野生のキツネにも何度か出会いながら温泉に到着。ここは無料で24時間入れる。しかも混浴!!!
車をとめてからぶるぶる震えつつ(ホンマに寒かった、まじで)懐中電灯を手に山道を下り、温泉へ。標高が1000m近くあるらしく、歯がガチガチ言ってかみあわない。土曜日のせいか結構人がおり、(ただ、電灯がまったくないので真っ暗)暗闇の中から楽しげな声が聞こえる。芯から冷えるような冷たいスノコ板の上で服を脱ぎ、おそるおそる温泉へ。明かりがないのでホンマに足元が見えない。暖かい湯がやさしくその芯から冷え切った体を温めてくれた。生き返ったー、というのが本当のところか。
 5人で湯船の中でやっぱりアホ話をしつつ空を見上げると.....まさに「星降る夜」と言えるような満点の星空。息をのむというのがぴったりの美しさ。まさに「秘境の温泉」と呼ぶにふさわしい素晴らしい温泉を満喫し5人は再び宿へと戻ったのだった。かなり寒かったのだが湯の効能なのか湯冷めせず、ホントにいいお湯だった。
 酒を買い、宿に戻って飲み始めたが全員ハードスケジュールでしかも日中エンドレスで騒ぎ続けていたため疲れがどっとでていつの間にか全員深い眠りに落ちていった...。

旭川で本場のラーメンを食す

クリックすると拡大しますクリックすると拡大します 9月19日(日)。朝5時に起きて観光してから朝食を...と思っていたのだが全員起きたのは「朝食の準備ができましたー」という7:30の声。あれまー。寝過ごしたー!!!ってことであわてて朝食をとる。はるかちゃんという赤ちゃんを連れた夫婦がいてみんなその愛らしい行動に気持ちをゆったりさせつつ9:30ごろ宿を出発。宿のご主人(?)も世話好きな人で美味しいラーメン屋などを教えてくれたりとなにかと親切なところであった。後ろ髪ひかれつつも宿をあとにする。
クリックすると拡大しますクリックすると拡大します 定番の観光スポット、マイルドセブンの木などいくつかのなんにもない風景を楽しみながらやがて車は旭川市へ。教えてもらったラーメンを食べに行く。「らーめん蔵(くら)」という名のその店ではネギしおラーメンを頼む。これはおすすめということで教えてもらった一品だ。スープは豚骨ベースでしょうゆ・みそ・しおと3種類ある。飲んだ瞬間はこんなもんかという感じだったがなかなかあとでまた飲みたくなるスープだった。麺は芯がわずかにのこるスパゲティで言うところのアルデンテでこれは合格。おさるは気に入らなかったらしいが...。チャーシューがよく分からなかったけどトータルでいくと結構うまいラーメン屋だったのではないか。ホントは旭川ラーメンくいだおれといきたかったところだったが意外と腹にたまり、今回は一食だけに。また来るさ。いつか、と自分を納得させながら「時間があればもっとラーメン食えたのに...」という思いを押しつぶし、車は旭川をあとにする。
 
僕が19:45の新千歳発のエア・ドゥで帰るのでとりあえず道央自動車道にて岩見沢へ。そこから南下し、由仁町へ。ユンニの湯という温泉がある。ユンニはアイヌ語で「温泉のわく町」という意味だそうだ。ちょっとしたクアハウス風だったが地元の人気スポットらしく、かなりの人出。でも観光客はかなり少なかったなー、なぜか。ここのお湯はなぜか黒い色をしていてタオルを浸すと色が変わってしまう。泉質は結構いいみたいで肌つるつるに。

苫小牧の美味寿司を食す

クリックすると拡大します 飛行機の出発までまだ時間があったのでさらに南下し、苫小牧へ。製紙で有名な町だ。海が近いということでうまい魚が食えるだろうというわけでまずかった昨日の寿司のリベンジも含めて再び寿司を食おうということに。道をうろうろしていると苫小牧の駅前に「くるくる寿司」という寿司屋が。駐車場に車を止め、いざ中へ。「すべて一皿100円から..」という「あたりまえやろー!」とつっこみたくなる看板を疑いつつ中で寿司を食べはじめる。
 う...うまい...。ネタが新鮮で味が全然違う。すべてにおいてまったりと舌の上でとろける味が感覚をくすぐる。シャリもかなりこだわっているようでとにかくうまい。気が付くとみんなかなりの勢いで寿司をバクバク食べていた。5人とも舌が肥えているので味にはうるさいのだ。「かに汁」に目を引かれ、頼んでみるとこれがまっこと、うまい。ダシが繊細に効いていてカニのエキスがたっぷりの、まさに絶品の味。これが200円。一同感激で涙しつつ夕食を食べたのだった。皿がうずたかく積み上げられ、「お会計」...が心配なほどに。しかし5人でひたすら食べて8000円。味よし値段よしの寿司屋でございました。たまたま入ったにしては大・大当たり。是非是非皆さんも行くべし。苫小牧の駅を出てすぐです。


クリックすると拡大します 苫小牧から千歳までは約30km。広い広い国道を新千歳空港へと向かう。僕は現実に引き戻されるのがとても憂鬱で憂鬱で...。しかし無情にも時間はどんどん過ぎていき、出発時間は刻一刻と迫ってくる。空港でもアホ写真を人目はばかることなく撮り、やがて僕は一人機上の人となった。
 エア・ドゥ16便羽田行きは羽田空港の着陸混雑のため15分ほどディレイし、出発。機内では爆睡。全然覚えてない...。気が付くと着陸態勢に入っており、ふわりと機体は着陸した。新幹線の時間が迫っていたので空港を出るとすぐにモノレールにダッシュ。飛行機のディレイが効いて新幹線は最終のになんとか乗ることができた。しかし東京の暑いこと。北海道とえらい違いであった。最終の新幹線は小山に23:30前に着き、ハードスケジュールの北海道旅行はこうして幕をとじたのだった。ちゃんちゃん。

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