12. くいだおれナベバトル’99 in 横浜
突然恐怖の企画は天より降ってきた
ナベが無性に食べたくなった。猛烈に食べたい。ナベのぐつぐつ煮える音を聞きながらあつあつの白菜をほおばる。ほどよくだしの効いた汁をのどの奥にながしこむ・・・。想像しただけでもう「ナベをしなくてはならない」という義務感に駆られ突然ナベの企画をぶつけたのだった。
本人たちの知らないところで計画は進む。
場所は言うまでもなく(?)広い場所の提供できそうな新婚ホヤホヤのおさる&のりちゃんの家に決定。日付も12月4,5日の土日と決まった。しかしこの時点でまだ家を提供してくれるハズの2人にはまったく知らせておらず、ほぼ事後報告という形で半ば強制的にこの企画を了承してもらった。アド茶のHPや掲示板で告知をし、メンバーを募る。数日していけると決まったメンバーはおさる、のりちゃん、まるこ、かめこ、むー、xfa、そしてワタクシの7人となった。むー、xfaは初の参加である。濃い5人にはたしてとけ込めるかどうか、その5人の中の一人でもある僕は少々不安であった。なぜなら・・・・このメンバーでテンションが異常に高くなることは始める前から既に分かっていたからである。
ナベの企画が決まって数日後、僕の仕事が土日もあることが判明。僕は心の中で泣いた。企画しておきながら行けないというのは拷問に等しい。どうにもこうにも休みがとれないことがわかったので、強硬手段にでることにした。土曜日、展示会(埼玉県岩槻市)が終わったらその足で東北道、首都高速をとばし、横浜へ行く。その夜はナベで盛り上がる。翌朝再び首都高速、東北道と使って展示会場へ行くというモノである。それまで11連勤なので体力がもつかどうか心配であったが、ナベの魔力には到底かなうはずもなく、僕はその方法を迷いなくとることにした。
いよいよナベ当日
岩槻での展示会は運良く16時におわり、僕はとるものもとりあえずトラックに飛び乗った。首都高速はあいにく大渋滞しており、なかなか進まない。それでもなんとかxfaとの合流場所、環八と第三京浜の合流点付近へは18時半すぎに到着し、xfaを非常に乗り心地の悪いトラックに乗せて僕は高速を一路横浜へと走った。
20時少し前におさる&のりちゃん宅に到着する。展示会場でバナナが280円で売っていたのでそれをおみやげに(やっぱり「サル」やし・・)買ってきていたのだがそれを頭にかぶりつつ家に入る。いきなりめちゃくちゃひかれてしまった。xfaは殊勝にもワインを買ってきていた。そちらがよろこばれたのはいうまでもない・・・。

まるこ&かめこの2人は既に到着しており、なぜか布団でグーグー寝ていた。当日早朝に夜行バスで着いたので眠かったのだろう。が、なかなか起きてこない。こっちはハラペコである。ようやく30分ほどして2人は起きてきた。さっそくとりあえず6人でナベバトルは開始されたのである。

本日のメニューはキムチナベ。かめこのたっての希望である。おさるが「にわかナベ奉行」となるが味付けが少々薄いようである。のりちゃんはまるで主婦であるかのように(主婦やっちゅーに!)野菜を運んだり忙しく動いていた。皆の食欲はすさまじく、見る見る間にナベは減っていく。餅が投入され、メンが投入され、ごはんが投入され、次から次へとたいらげられていった。僕も久しぶりの関西弁にかこまれ、ボケとツッコミのある世界に満足し、酒がぐんぐんすすむ。(飲み過ぎました・・・。)怒濤のナベバトルは数時間して小休止となった。

23:30ごろ、むーがやっとこさ最寄りの駅につくというので迎えに行く。外はめっちゃくちゃ寒く、歯がガチガチで合わない。それでもアホしながら地下鉄の駅まで行き、人目もはばからず写真撮影。初対面のハズなのにそうとは感じさせない何かがあった。
むーが家に到着し、ナベ第二戦は始まった!・・・といいたいところだが、みんな少々食い過ぎでむーは一人淋しくナベをすする。同時におさるとのりちゃんの結婚式のビデオをみんなで鑑賞した。

酒を飲みがらいろいろな話をしていたが、その後の記憶はあまりない・・・。連日の休みナシの仕事で猛烈に疲れており、睡魔と疲労で体が動かなくなってきたのだ。なんとかシャワーを浴び、先に寝る。他のメンバーは朝6:30ごろまで起きていたようである。
僕は翌朝7:30に起きた。するとのりちゃんも起きてきてココアを作ってくれるというではないか。「まるで主婦みたい...」と感動しつつ寝ぼけマナコをこすりながら朝食をとる。おさるも起きてきてくれた。みんな眠いはずなのに・・・。xfaも一言声をかけてくれる。むーは爆睡中であった。後ろ髪引かれつつも仕事に行かなくてはならないので家を出る。最後にふりかえるとかめこが手を振っている。あとで聞いた話だがその直後にまるこもでてきたらしいのだが僕は既に行ってしまったあとだったそうだ・・・(遅いっちゅうに!)。
日曜朝の高速はとても快適で岩槻まで1時間と少しで行くことができた。暇な展示会中に携帯に「日曜日に仕事するなんて信じられへん!」とか「いま〜しています」というニクタラシイメールが何度か入り、僕は心が落ち着かないまま睡魔と戦いつつ暇な展示会でひねもす突っ立っていたのであった。
− 完 −