芥川也寸志/交響管絃楽のための音楽

演奏イベント

日本大学管弦楽団第50回記念定期演奏会

演奏楽器

SnareDrum

☆コメント☆

 定期演奏会で演奏した唯一の法人作品。どうも一般の方には「現代曲」というと、なんだか
「ピー、ガーー、ドカ〜ン、ガシャ〜ン」という風になじみなくいイメージがあるようですが、すべ
ての曲がそうではないんですよ、と私は常日頃思っております。人にそういうことを言われるた
びに「こういう良い曲もあるんですよ」とおすすめしているうち1作品です。

 私自身は現代曲もある程度聴くのですが、この曲には小難しいイメージは無く、ふつうの管弦
楽作品というイメージで聴いてます。あえてグルーピングをするならば、「映画のテーマ音楽」風の
ような物でしょうか。実際この芥川也寸志さんというのは東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で、
あの「ゴジラ」の音楽をつくった伊福部明さんに師事した人です。たしかに拍子や旋律の使い方は
いわゆる「現代曲」の範疇に入るのかもしれませんが、ふつうに聴く分にはぜんぜんそんなことは
感じないと思います。

 ベートーヴェンだってブラームスだって、当時はそれ以前の作曲家の作品に対しては、みんな「現
代曲」と呼べる物だったはずです。

 世の中の偏見が少しでも是正されるために、この曲のような作品がもっともっと世に出てほしいと
私は考えます。

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