☆R.シューマン/交響曲第4番 ☆
演奏イベント |
日本大学管弦楽団第46回定期演奏会 |
演奏楽器 |
Timpani |
☆コメント☆
定演のメイン曲としては初めてティンパニを叩いた曲です。
なぜかこのときは楽器の配置を通常とは逆にして演奏してみました。
ティンパニの配置にはアメリカンスタイルとジャーマンスタイルというのがあって、前者は日本では
一般的な奏者側から見て左から大きい楽器が並んでいるスタイルで、後者はその逆で右側から
大きい楽器が並んでいる配置のことを言います。
日本のプロ奏者でも、アメリカンスタイルの人とジャーマンスタイルの人がいて、それは主にどこの国
に留学して(トッププレーヤーというのはやっぱり留学するひとが多いのですね)勉強してきたかで選
択するようです。だいたいドイツにでも留学して師事した先生がベルリンフィルやウィーンフィルの打楽器
奏者だったりするとジャーマンスタイルを選択しているようです。ずっと日本で勉強していた人はおなじみの
アメリカンスタイルで叩いているのではないでしょうか。(勝手な推測で申し訳ありません)
話が若干脱線しましたが、元に戻すと・・・。
当時大学に教えに来てくださっていた先生は在京某有名オーケストラに在籍していました。(今でもですが)
そこの首席ティンパニ奏者の方が、昔ドイツに留学されていてベルリンフィルのティンパニストに師事してい
たのでした。で、その人にも教えを受けた先生はやっぱりジャーマンスタイルで叩いていたのです。その姿を
見て「おおこれもいいな」と思い立って、変えてみたのでした。ま、不純な動機というか気まぐれと言ってしまえ
ばその通りなのですが。
で、実際に叩いてみて、
@利き手側に大きい楽器があるので楽器を鳴らしやすい。
特に1発だけフォルテとかで叩く時など、いい感じで鳴ります。
A高い音のロールのあとに低い音を叩く時、効果絶大。
このようなときアメリカンスタイルだと大きい楽器を利き手でない左手で叩くか、無理矢理クロスして右
手で叩かなくてはならないので、いい音が出にくい。
などの感想を持ちました。曲によって多少の差はあるにしろ、メリットはあります。
結局ジャーマンスタイルで叩いたのは、後にも先にもこの曲のみでしたが勉強になりました。