善光寺奉還


    はじめに
    著者紹介
    時代背景
    登場人物

    寄り道
 塩尻峠  高ぼっち
 善光寺  花岡平
 草競馬  諏訪神社
 尾尻城  林城
 川中島

    第1巻
 第1章 牧の邑
      
 第2章 峠
      
 第3章 諏 訪
    
 第4章 念仏講
       
 第5章 隣国の雄
    
 第6章  餌 食
 第7章  遠 雷
 第8章  別れ路
 第9章  戦 気
 第10章 明 暗
 第11章 北 へ
 第12章 善光寺
    第2巻
 第1章 越州
 第2章 毘の化
 第3章 冥加
 第4章 川中島
 第5章 洛の風
 第6章 転蓬
 第7章 大河決戦
 第8章 落日
 第9章 一統の世
 第10章 法輪
 第11章 大仏殿
 最終章 山河

    表紙へ

長編歴史小説

ぜんこうじ ほうかん

人が人であり続けるためにけっして失ってはならないものとは...
戦国の乱世から現代人に問いかけられる、メッセージ

 
はじめに:
感謝を生む『慈悲の心』を書かなければいけないと思った。
私にとって信濃の屈辱史こそが、慈悲心を湧かせる切っかけとなったのである。
・・・・・
人が生きるということは、敵ばかりではなく内なる邪悪との闘いでもある。悪鬼に襲われても、信仰によって培われた慈悲心があれば、御仏は必ず手をさしのべて下さるものである。
・・・・・ 
善光寺弥陀の争奪を通して乱世に生きた人々が、何を信じ何を為そうとしたか、そしてこれからの混沌とした時代を生きる我々の道標となってくれれば、この書を著した目的を果たすことができる。
 

著者紹介:
前澤山歩 (まえざわ さんぽ)
1949年5月4日長野県松本市に農家の長男として生まれる。中京大学法学部卒業後、自然をテーマにした歴史小説を執筆。他に「旅しぐれ」「鳥たちの声」などがある。 剣道錬士六段

 

時代背景:
時代は室町幕府末期、1467年に勃発した「応仁の乱」により幕府は弱体化し、戦乱に巻き込まれた京都は壊滅状態に陥った。
地方の権力者達は幕府に従わなくなり下克上の風潮が広まり、各地の農民は貧しさに耐えかね一揆を起こした。 また加賀地方では、一向宗門徒の農民、僧侶が結託した「一向一揆」が起こり農民に国が占領され、ますます日本国内は乱れていった。

 
登場人物:
・浅田 作兵衛(あさださくべえ): 筑摩郡埴原(はいばら)牧(現在の松本市中山)で浅田内牧を取り仕切る牧主
・浅田 作左:作兵衛の長男
・浅田 五郎太:作兵衛の次男(後の五郎兵衛)
・みすず:(後の智誓(ちせい):作左の子を宿したまま花岡藤介に嫁ぐ
・憲定(けんじょう) :真言宗僧侶 東山峰(現在の塩尻市)雨乞堂守
・花岡 藤兵衛(はなおかとうべえ) :尾尻城(花岡城)代
・花岡 藤介(はなおかとうすけ) :長男(後の沐阿(もくあ)

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