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20020831:eight-hundred and thirtieth day
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出国64日目。写真はフェリーの中からの光景。
This picture is taken on the ferry to "Aspero:(":"is an umlaut over "o")". In this afternoon I met Dr.Ura, my Japanese friend here, and he took me to very short trip. We took the No.11 tram to "Saltholmen" which was the end of the line and get on the ferry. We got off and went ashore on the small island called Aspero: to walk around. After one hour we left there by ferry. It took 1 hour from the centre of Goteborg to Aspero: and it costed free because we could use the monthly tram card for both of tram and ferry.
今日は午前中勉強と洗濯を片付けたあと、hostmotherに紹介された"うら"氏と会う。学生時代は旅行が趣味だったと言う氏に誘われて海へ向かう11番路面電車の終点まで行く。しばらく散歩をした後でフェリーが出ていることに気がつき、帰ってこられることを確認した後に乗り込む。しばし海上の光景を堪能した上で最初に到着した島で下船し、帰りの便の時間を尋ねてから散策に向かった。その島は"Aspero:(":"は"o"の上に付くウムラウト)"という名前で島の中央部にある郵便局が雑貨屋を兼ねているような小さな小さな島であった。都市部ではありえないことだけど、自転車で遊んでいた少年が"Hej!!"と挨拶してくれたので嬉しくなる。こんな辺鄙なところまで来る日本人は珍しい様子で、出会った人々にはいちいち注目されていた。
市内からほんの1時間ほどでこんなにのどかな空間に来られるのなら、何とか時間を調整してできるだけ週末にはあちこち見て周りたいと思った。どちらにしてもまもなく屋外での時間など持てなくなる季節が来るのだから。今夏はスウェーデンにおける気象観測史上最高の暑さと報道されていたが、すでに数日前に秋が始まった様子で一気に寒くなっている。
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20020830:eight-hundred and twenty-ninth day
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出国63日目。写真は社会福祉学部校舎の階段を見上げた光景。
This picture is the staircase in the Department of Social Work from the ground floor.
Today we learned how to write "proposals to solve problems". Because we had to write our own text about problem solving after the class, I studied at home for 6 hours. It was such a hard work for me.
噂には聞いていたけれど自分が体験するとまた格別なのが欧米の大学における課題/宿題の膨大さである。昨日は授業がない代わりにテキストを50頁以上読まなくてはならなかったし、明日からの週末に備えて今日も課題を書く宿題とテキストを30頁読む宿題が課された。余程効率よく時間を費やしていかないと週末は全て勉強に忙殺されることになり、掃除や洗濯、買物など生活維持に必要な行為すらもできなくなる。この点では元々独居社会人大学院生として仕事と勉強と家事を何とかこなしていた経験が役に立っている。
大量の課題や宿題を前に一瞬呆然としてしまったし、放棄することは容易なことで、放棄したところで誰にも迷惑などかからない。だけどそれらをこなしていけば確実に自分の力になるのは明白だし、手応えが明確な課題に取り組むのは非常に達成感のあることであり、そのような勉強をできるのは実に幸せなことだと思う。
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20020829:eight-hundred and twenty-eighth day
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出国62日目。写真はGoteborgの鉄道中央駅。
This picture is the central station in Goteborg. Ichiro, my Japanese friend at Nab Cottage, arrived the day before yesterday and left today. I was very happy for seeing him again and enjoyed listening his travel around Europe. We talked about lots of topics, for instance Japanese culture and education systems, however we could not go sightseeing together because of my studying. In this morning I moved to my flat and cooked precooked Chinese noodle for him. We went to the central station and he took the express called "X2000" to Copenhagen. I hope we can meet again in Japan next year.
今日は授業がない日なのでついに自分の学生用アパートに引越しを行う。The International Master of Science in Social Workの20人の学生のうち数人を除いた全員が同じアパートに住んでいることが判明したのでかなり気が楽になる。工事中の外周もだいぶ落ち着いてきて、土埃の舞っていた正面玄関前にコンクリートを敷いて駐車場を整備しているところだった。日本から送ってもらった荷物を整理すると荷造りをしていたときにいかに慌てていたかが実感できる。あの当時は(も?)とにかく時間がなくて、何を持っていったら良いのか分かっていなかったのだった。来てみてしまえば大抵のモノはこちらでも購入可能なので、CDやDVDなどの"余裕"の部分をそれなりに持ってきたのは正解だったと感じている。"ちよ父"や"グルミット"など日本の自室で見慣れていたモノを配置したら、一気に自分の部屋という実感が沸いてきたのであった(笑)
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20020828:eight-hundred and twenty-eighth day
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出国61日目。写真は校舎の窓から見える光景。
This picture is taken through the window in the Department of Social Work in Goteborg University. Today the Academic Writing course started. The International Master of Science in Social Work in Goteborg University consists of 7 courses with 40 credits and the Academic Writing course is the first one. Fortunately Swedish professors speak English so clealy that I can understand what they tell us, although it needs the concentration for me. I felt quite exhausted after the end of class.
今日から本格的な授業が開始。配布された授業内容には尋常ではない量の課題が記されていて驚愕。授業のない日もあるけど、そういう日にはきちんと宿題が課されているのだった。噂には聞いていたけど、本当に欧米の高等教育というのは厳しいものなのだと痛感する。一方で全てについていけたら確実に力はつくだろうなということが予測できるので、この10ヶ月は他を擲っても取り組む価値のある内容だと感じている。
まだ始まったばかりだけど、最初に気が付いた2つの大きく異なる教育制度について。1つめは日本ではどのレベルの学校にせよ複数の教科を平行して受講するけど、こちらでは単位毎に定められた期の間はずっとひとつの教科だけを受講する。欧米全体の仕組なのかスウェーデンだけの仕組なのか、それともGoteborg Universityに特徴的なのかは分からないけど、特定の課題について集中して学べるのは非常に良い仕組みだと思う。特に言葉に不自由している立場だととてもとても助かる。教科がひとつなので大量の課題が出ても何とかこなせるのである。2つめはこのAcademic Writingの課程は英語学部から先生が出張してきてSocial WorkとMuseamという2つのInternational Masterに在籍する学生全員に教えているのだけど、日本の大学の仕組みだと、確か文部省の規定で他学部の講義を受け持つことは非常に困難もしくは不可能だと記憶しているので、これも大きな違いと言えるだろう。
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20020827:eight-hundred and twenty-seventh day
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出国60日目。写真は社会学部の校舎正面玄関。
This picture is the front door of the Department of Sociology in Goteborg University. Today the student's introductions were continued.It was very interesting to know about other countries.
今日も学生自身による自己及び自国紹介が続けられた。特にスウェーデンの学生が発表したときには後から後から質問が飛び、質疑応答というよりも議論の様相を呈していた。ただ意外だったのは他国の学生はあまりスウェーデンの社会制度や社会福祉について知らないようで、かなり基本的と思われるようなことにまで質問が続いていた。
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20020826:eight-hundred and twenty-sixth day
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出国59日目。写真は未だに工事中の学生アパートの外周。
This picture is around my student flat under contsutruction still. Finally my long holidays ended and my study in Goteborg University started in this morning. When I arrived at front door of the Department of Social Work at 8:35, there was no information about my class room. I got already used to such a Swedish(or European) way so I know I have to manage to get if I need any information, then I did it at this time. I mean it is usuall to be sent almost all information from their schools/universities before any event.
The first class of The International Master of Science in Social Work in Goteborg University started at 9:05 with the 20 students from a lot of different nations, it means Armenia, Bangladesh, Cameroon, China, Cuba, Jordania, Latvia, Mozambique,Pakistan, Philippins, Romania, South Africa, Sweden and Japan.
遂にGoteborg UniversityのThe International Master of Science in Social Workにおける私の学生生活が始まった。今日と明日は"introduction's days"ということで、まずは授業内容の説明と学内の案内を受け、各学生による自己紹介と各自の出身国の紹介の発表を行った。事前に準備しておくようにと通知を受けていたにも関わらず、まったく用意していない学生からOHPやVTRを準備してきた学生まで様々で、これはNab Cottageでも同様だったけど、こういうことに非常にお国柄が表れるなあと感じている。校内の案内を受けていたときに横断歩道を渡っているときに車が右折してきて、そこで気にせずにそのまま進んだ学生と立ち止まって車を先に通そうとした学生に分かれて、車優先の交通事情の国と人間優先の国が一目で判別できて非常に興味深かった。私について言えば、発表の準備はきちんとしてきたけど、緊張のあまり足はがくがく震えるし英語の拙さにも拍車がかかってしまった。緊張すると下手な英語がさらに下手になるのは承知の上で、原稿を配れるように準備してきて良かったと思った。日本の交通事情はもちろん車優先だと思うけど、スウェーデンでの数週間の生活ですっかり人間優先の規則が身についていたので、気にせずに渡ったのだった。スウェーデンでは信号のない横断歩道でヒトか自転車が待っていたら車は必ず止まらなくてはならないし、横断歩道のないところでヒトや自転車が渡ろうとしている場合にも同様である。
同級生が多岐に渡る国々から来ていることは上記のとおりだけど、職種もその国のministry of health/social welfareに勤めているヒトや大学の社会福祉の教授などから私のような社会人学生、専業学生、個人開業のsocial workerなど様々で、授業だけでなく普通のお喋りの時間でも色々と話を聞くことができそうなので非常に楽しみである。私の自己紹介の後で"日本はアメリカについで2番目に経済力を持っており、高度教育制度も持っているのに、何故スウェーデンに来る必要があったのだ?"と質問を受けたのが印象的であった。
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20020825:eight-hundred and twenty-fifth day
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出国58日目。写真は今日から数日間の滞在場所となる小さなホテルの部屋。
This picture is the room in the small hotel in Goteborg where I'm staying for a couple days. Because my hostfamily are going to the short trip, I can't stay at their home in this week. I'm not sure if anybody lives in the students flats or not and as you know it is under contsutruction still now (please see my diary on 20020822), and so my hostfamily and my parents in Japan are worried about my safety there. Then I decided to stay at this small hotel until I get more informations about the flats.
今週はhostfamilyが全員留守になってしまう上に、私が住む予定の学生用アパートには人が住んでいるのか住んでいないのかはっきりしない様子だし、20020822の日記に書いたようにまだ外周は工事中という状況で、hostfamilyと日本の両親が心配してくれているので、授業が始まって住まいについての状況がはっきりするまでの数日間を小さなホテルに泊まることにしたのだった。本当は早く自分の住まいに落ち着いてしまいたい気持ちもあるし、新築の綺麗な部屋があるのに非常にもったいないように思うのだけど、一応女性のはしくれでもあるし万が一何かあってからでは遅いので、ここは安全をとることにしたのだった。もちろんお金は大切だけど、特に海外に生活する場合には時には費用を多少かけても安全を確保することが重要なこともあるのだと思う。せっかくなので自分へのご褒美だと思って数日間のホテル生活を満喫する予定(笑)
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20020824:eight-hundred and twenty-fourth day
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出国57日目。写真は"Go:taplan(":"は"o"の上に付くウムラウト)"のポセイドン像。
This picture is the sculpture of Poseidon at "Go:taplan(":"is an umlaut over "o")" in Goteborg. In this morning I got calling from one of my friends in Nab Cottage and he is traveling around Europe now. At that moment he is in Berlin for transfer to Sweden to see his Swedish friend and me. Then in this afternoon I got e-mail from Tim in Nab Cottage and he asked me to translate a few Swedish sentences to English. Fortunately it is enough easy for me, I don't know so much Swedish though, I could manage to do.
今日は発表用の原稿を印刷して準備を完了できたので一安心。緊張するとただでさえ下手な英語がぼろぼろになるので、正直なところ心配だけど試してみるしか方法がないので仕方がない。不思議なことに日本語で発表をするときには緊張のために早口に拍車がかかるのに、英語だとはっきり話そうと思うと変にゆっくりになってしまう。Nab Cottageにいたときに"1語1語区切ると却って聞き取りにくくなるから、抑揚をつけるように"と度々助言を受けたので気をつけたい。
家電量販店(?)の"on/off"というお店のカタログをhostmotherが見せてくれたので、TVの物色などを行う。おそらく授業が始まるとそれほど時間的な余裕はないと思うので朝夕のnewsとたまに映画を見るためだけの小さな安いモノにする予定。TVといえば今日はフィンランド対スウェーデンの陸上複合競技の決勝戦(?)を放送していて応援が非常に白熱していた。結果は男女のどちらかがフィンランドが勝ち、他方でスウェーデンが勝ったらしいので、両国の平和のためには良かったのではないかと思う。
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20020823:eight-hundred and twenty-third day
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出国56日目。写真は部屋の窓から見える風景。
This picture is taken through the window in my flat in Goteborg. It looks like a park but it is the church cemetery. In this afternoon I cleaned the floor with a wet old cloth because we Japanese take off our shoes inside the front door and never wear shoes even in Western-style rooms.
今日はまず発表用の原稿を完成させた後に、路面電車にのって自分の部屋に行き床を中心に掃除を行う。濡れた雑巾で拭き終わって靴を脱ぐと何となく自分の部屋になった実感が沸いてきた。率直なところ結構施工が荒く、シャワー兼トイレ室はセメントのかけらや粉がぼろぼろ落ちていた。その後は賃借した食器一式とリストを見比べて内容を確認して洗って片付けたところで、時間切れとなる。
日本にいてもスウェーデンに来ても生活に必要な基本的なモノは変わらないので、包丁やトイレ掃除用ブラシからTVまで日本の自宅にはあるモノを再び購入しなくてはならないのはなんとも莫迦莫迦しい限りだが、送料よりもは購入費用の方が安いので仕方がない。TVはなくても良いかなと思ったけど、語学の勉強には一番有効なので小さくて安いのを購入する予定。ちなみに電化製品は日本より1〜2割高い印象である。性能も1〜2割高いことを期待したいけど、日本の電化製品は何といっても優秀なので、これはありえないだろうな。
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20020822:eight-hundred and twenty-second day
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出国55日目。写真はついに確定した私の部屋。
This picture is my own student flat in Goteborg.I got some information about my accomodation the day bofore yesterday and at last I managed to get my key of the flat. I can move my flat now, but my hostfamily kindly recommend to stay at their home until the couse begins, because it is a new building, the outside is still under construction and nobody lives there now.
It is really clean and all facilities are new.
授業開始の26日に遅刻したら除籍すると言われている一方でstudent flats(学生用アパート)は28日にならないと使えないと通知が届いていたので、どういうことかと思っていたのだけど、一昨日突然到着した通知により19日から使用可能ということになった。指示されたとおりにSGSという住宅管理会社(?)の事務所に行って割り当てられている部屋の契約を行い住所を聞いたところ、hostmotherが先週電話でGoteborg Universityの担当者に電話で尋ねてくれた住所と違っていて、結局下見に行った場所とは異なっていた。その下見に行った場所は新築で非常に便利な地域だったので、少しだけがっかりしながらも"ともあれ部屋がもらえるだけで満足"と鍵を受け取り、地図を片手路面電車を乗り継ぎ自分の部屋を確認に行った。月額150SKR(約2,000円)で借りた食器と寝具一式の入ったダンボール箱を抱えて、ようやく辿り着いた建物はやはり新築で外部や中庭などはまだ建築中であった。
個室で台所とシャワー、トイレと基本的な家具がついて月額3,000SKR(約40,000円)はかなりお得だと思う。数室ごとに共同の台所と食堂が付いており、まさしく先週見学していた高齢者用の特別住宅と同じ造りである。しかも玄関の棚のなかには薬保管用の金庫のようなモノまであり、いずれ必要が生じたら特別住宅として転用されるのかもしれない。否、hostfatherによると現在は学生用の住居が不足していることが問題になっているらしいので、当初は特別住宅として計画された建物が学生用アパートに転用された可能性も大いにありうる。
大学側が学生に提供する部屋の住所を間違って伝えることなど日本ではあまり考えられないことだが、入学希望申請時以来のGoteborg Universityとのやりとりですっかりスウェーデン人の適当さに慣れてしまったので、正直なところさほど驚いていない。しかしスウェーデン人の合理性志向とこの適当さが何故両立するのかについては未だに大いに謎なのである。
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20020821:eight-hundred and twenty-first day
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出国54日目。写真はStockholmのとある建物。
This picture is taken in Stockholm during my trip.I went to the hair salon which my hostmother recommended and my hair is shorter and the collor changed. Now my hair usually seems to be black, dark brown exactly, but depends on way of light it seems to be dark red.The reason why I wanted to change my hair collor is I looked like younger than my real age with my Japanese face and my dark brown hair and I don't prefer it. Although I have never thought about changing hair collor, I was getting to like my dark red hair after once I saw it.
今日は前々から予約していた美容院に行く。少し鬱陶しくなってきた髪を切って、さらに色を染めてもらった。もともと髪が痛みやすいことや仕事のためもあり日本にいるときには生まれたままの色で通していたが、英国滞在以来街中で映る自分の姿に違和感を感じて仕方がなかったことと、身長が比較的高いにも関わらず5〜10歳は若く見られてしまうのを少しでも改善したかったので、思い切って挑戦してみることにした。
hostmotherが紹介してくれた美容師のお兄さんは雑誌やTVなどでも活躍しているとのことで、私の拙い英語から希望を汲み取ってくれ予想以上に上手にまとめてくれた。2時間とかなり長い時間とそれなりの費用がかかったけれど、終了後一目見て気に入ったので一安心。街を歩いていて店頭のガラスに映る自分を見て、何となく"訪問者"から"生活者"になったような気がして嬉しくなった。その後初めて1人で外食をし、引き続き滞在しているhostfamilyの家に帰り、授業開始後に英語で行わなくてはならない日本紹介の発表の準備に勤しんだのだった。
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20020820:eight-hundred and twentieth day
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出国53日目。写真はStockholmのとある通りの風景。
This picture is taken on the street in Stockholm. The Japanese group which I was taking part in had to go back to Japan in this afternoon so we went to the Arlanda airport near Stockholm city by mini bus after breakfast. Because my flight to Goteborg took off earlier than the flight to Japan, I said "See you again in Japan next year!!" and the other members cheered me up. I am afraid I lost my English speaking skills for this one week with Japanese however it was really nice to see them and I was very happy to have the last holidays with Japanese before my study in Goteborg University begins.
今日は視察ツアーのみなさんが帰国する日なので空港まで一緒に行く。通訳の方とともに国際線の入り口まで見送り、Goteborgへ向かう国内線に乗り込む。率直なところ、本当にほんの少しだけみなさんと一緒に日本に帰りたくなった気持ちはあったけど、私の本来の目的はこれから始まるのだし、授業の開始が楽しみなので、もちろんこのままスウェーデンでの生活を継続する。授業が始まれば今までよりももっともっと大変なことは容易に想像できるけれど、ここまでの53日間で大変なことも何とか乗り切れることも分かっている。今回の視察で非常にたくさんのことを学べたし、視察のみなさんとの話し合いを通じて得たこともたくさんある。まだまだ整理は必要だけど、こちらでの勉強の丁度良い準備になったので、何とか最後まで乗り切ってきちんと課程を修了して帰国したいものだと思う。
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20020819:eight-hundred and nineteenth day
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出国52日目。写真はStockholmの"Tyskakyrkan(ドイツ教会)"。
This picture is "Tyskakyrkan(the German church)".Today we visited to the activity centre for mental handicaped people for example depressives and schizophrenes. In 1993 the Swedish national goverment enforced the law to break up all mental hospitals without for treatment, so every local goverment must set up the activity centre for mental handicaped people.They live in their own houses or grouphomes in the community and work at the activity centre.
今日は視察の最終日で精神障害者のための活動センターに行った。ここは1920年代に作られた孤児院が後に病院となり、現在は活動センターにしているとのことであった。他の高齢者向けの施設などを見ていても、普通の街中を見ていても、昔の建物をうまく再利用して循環していることに吃驚する。地震がほとんどないこと、石造りの文化であること、土地が広いからゆとりを持って建築されているため融通が利くこともあると思うけれど、建てては壊してまた建てる日本の社会との違いに思いを馳せてしまった。ちなみに再利用されて循環しているのは建物だけではなくて、教育制度から生ごみの処理(コンポストが非常に普及している)までスウェーデン社会のありとあらゆる箇所に見られる発想である。それはもちろんコスト削減という大きな課題が背景になっているのだろうけれど。
7年前に同様の視察旅行でスウェーデンに来たときよりも、各施設における説明で財源難について言及されたことが多かったように感じるし、Stockholm市内で前回はまったく見かけなかった路上生活者を時折見かけたことからも、スウェーデンが新たな問題を抱えていることが分かる。それでもそれらの問題から逃げないで直面して何らかの解決方法を見出すだろうなと確信できてしまうのが、スウェーデン社会の最大の強みであると思う。非常に現実的に解決方法を見出していくその過程を、ここで生活していく間に少しでも学ぶことができたらいいなあと考えている。
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20020818:eight-hundred and eighteenth day
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出国51日目。写真は"Skogskyrkoga*rden("*"は"a"の上に表記される小さな丸)"という市営の墓地。
This picture is taken in "Skogskyrkoga*rden("*" is a dot over "a")" where is the church cemetery in the large forest near Stockholm city.It was architected by Erik Gunnar Asplund, who was the famous Swedish architect, and it was declared a World Heritage site.We all were really surprised because here was absolutely different from cemeteries in Japan.We told each other we will look forward passing away if we can stay such a nice place after our own death. Actually it looked like just a large park not a church cemetery.
この墓地は20世紀の建築物としては初めて世界遺産に登録されたという市営の森の教会墓地である。写真で見えているのは本当にごくごく一部であり、文字通り広大な公園のような墓地である。ガイドをしてくれた通訳の方の説明では、スウェーデンでは埋蔵の権利を購入するのであり、もし子孫が管理費を払わないと埋蔵権を没収されてしまい、そのような区画は墓石が除かれて空いている。またお墓は個人単位とのことであり、このようなところでも個人主義が貫かれているのだなあと興味深かった。とはいえ数ヶ国で教会などで見てきた経験から考えると、スウェーデンだけではなく、西欧の多くの国(キリスト教圏?)では個人ごとに埋葬されるのだろう。
スウェーデンの豊かさやスウェーデンシステムが成立するためには、この教会墓地に象徴されるように、まず第一に人口密度の少なさということが重要な要件になっているのだと思う。視察グループの日本の設計士さんに"こんなに広い土地があったら思う存分腕を揮えますね"と尋ねたところ、"狭いところで工夫するのなら自信があるけど、こんなに広い土地を与えられたらとりとめがなくなってしまうよ"との返事だったのが印象的であった。もちろん謙遜なのだろうけれど、土地の広さや人口密度ということは文化や社会が成立する非常に基本的な背景なのだと思う。
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20020817:eight-hundred and seventeenth day
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出国50日目。写真はStockholm(ストックホルム)の夕方。
This picture is taken in Stockholm in the evening.We came to Stockholm by airplane in this afternoon. Untill leaving from Goteborg we had 2 hours for sightseeing.Then someone went to shopping and someone visited to the museum, but I went cafe and wrote postcards to my family in Japan with drinking a cup of coffee.It was really relaxed time for me.
今日と明日は週末のため視察はお休み。Goteborg(イェーテボリ)で自由時間を持った後、お昼過ぎにStockholm(ストックホルム)へ移動してきた。Stockholmはスウェーデンの首都であり、スウェーデン第2の都市であるGoteborgと比較しても非常に大きい。Stockholmでの自由時間は明日持てることになっているので、今日は夕食の後にみんなで海岸沿いを散歩するに留めた。Goteborgでも感じることだけど、街の中に水があるのは非常に安らぐものだと思った。
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20020816:eight-hundred and sixteenth day
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出国49日目。写真はGoteborgの"A*lvsborgsbron("*"は"a"の上に表記される小さな丸)"という橋。
This picture is the bridge called "A*lvsborgsbron("*" is a dot over "a")" in Goteborg.We visited to Stromstad, it took 2 hours from Goteborg by mini bus. In Stromstad there was the institution called "Solboga*tan", which provided daycare services and homehelp services for older people at their own homes and with group homes for older people with dementia. Because of using services in "Solboga*tan", older people can live at their own home as long as possible and if they have to move to group homes they can keep the relationship with the staffs of "Solboga*tan" who know themselves very well.
今日はGoteborgから車で2時間程北にあるStromstadという街に行く。ここでは自宅で生活できるうちはデイケアサービスなどを利用しながら生活し、それが限界になったらグループホームを利用するという形で一貫性を持って地域全体のシステムを構築している。そのStromstadにおいてデイケアセンターとホームヘルプサービス、グループホームなどを総合的に展開し、高齢者福祉の中心となっているSolboga*tanという施設を視察した。
もともとは大規模なサービスハウスだったそうだが、ある正看護婦さんが痴呆症ケアの講習を受けて当時のケアのあり方に疑問を感じ、上司に提案をしたことから現在のようなシステムが構築されたという。現在はその看護婦さんが実質的な責任者になって運営されている。ここで注意しなくてはならないことは、まず第一に正看護婦と訳されていても業務内容や位置付けが日本の正看護婦とはかなり異なること、第二に本人も上司も全て公務員であることである。次に驚くべきは、その彼女は現在33歳であり最初に上司に提案したのは10年前の23歳のときであったということ、それを受け入れる上司と実現できる市の独立性(地方分権)があること、そして研修を受けたヒトはその研修を受けたという価値を持てるという"研修"の位置づけの違いである。
デイケアとグループホーム(施設サービス)が一貫して提供されることで関係性の継続が図られており、利用者は馴染みの場所に生活の場を移すことができる。デイケアの利用者さんとは会話を交わしたところかなり痴呆が進んでいる様子であったが、全員が一人暮らしと聞き、視察者一同吃驚仰天。在宅でぎりぎりまで生活できるため、現在ではグループホームには相当な病弱者が入居していることになり、今後はもう少し医療面の充実した緩和ケアグループホームへの一部変換を考えているそうである。つまり日本で言われているような"食事を一緒に作ることができる程度の中程度の痴呆症の高齢者"はグループホームの対象ではなく、サービスさえあれば在宅での生活が可能になるのである。
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20020815:eight-hundred and fifteenth day
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出国48日目。写真はGoteborgのとあるグループホームの外観。
This picture is one group home for older people with dementia in Goteborg. Today we visited to a special home for older people, a nursing home and a group home for older people with dementia.There are some differences between functions
of them but they are called "special accomodations" all together.The reason is each rooms of them is home(house) for each user in fact.
今日はある財団が市から委託を受けて運営しているグループホームと高齢者住宅とナーシングホームを視察させてもらった。これらは少しずつ機能が異なれども"特別な住宅"として総称される。これはつまり1つ1つの部屋が利用者にとっては自分の家であり、実際に住まいとしての賃貸契約を結んでいる。一方で24時間職員が常駐しているという意味ではこれらは明らかに"施設"である。スウェーデンでは各種サービスを使用しながら、ぎりぎりまでは(シニアハウスなども含めた意味での)一般の住宅で過ごし、痴呆症などでそれが出来なくなった場合に"特別な住宅"に移動してくるのである。ここでは施設は本来的な役割を果たしているといえるのではないだろうか。
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20020814:eight-hundred and fourteenth day
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出国47日目。写真はGoteborgの"Masthuggskyrkan(マストの教会)"。
This picture is "Masthuggskyrkan(the church of Mast)" in Goteborg.Today we visited to two group homes for older people with dementia and the house(with some halls, hotel, restraurant, training rooms, pool and so on)for handicapped people.
今日は痴呆症の高齢者のためのグループホームを2つとDalhermas Husという障碍者会館とも呼ばれる施設を視察させてもらった。障碍者会館には集会用の部屋がある他、24時間の介護も提供するホテルやレストラン、理学療法士や作業療法士もいるトレーニングルーム、プールなどがある。この障碍者会館は1922年にFritz Dalhermaというヒトが市に寄付したお金を元に建てられたのだが、寄付する際の遺言書に"利子をつけて増やすために20年間は使わずに貯金しておくこと""障碍者のために利用すること"と条件をつけたとのことである。寄付するお金が十分でないから利子を貯めるために20年待てと指示したという発想は日本人にはないなあと思う。
こちらでは"障碍者"は"目に見える障碍"と"目に見えない障碍"とに区別して呼ばれ、前者はいわゆる身体障碍者のことである。後者には精神障碍者や知的障碍者の他にアレルギーを持つヒトやスウェーデン語を話せない移民なども含まれることは驚きである。つまり生活していくうえで社会との間に何らかのギャップを持つヒトは全て"障碍者"となるのであり、たとえ身体障碍を持っていても住宅改修を行い自助具などを利用して通常の生活が出来る場合にはそれは"障碍者"ではないのである。
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20020813:eight-hundred and thirteenth day
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出国46日目。写真はGoteborgのとある通りの風景。
This picture is taken on the street in Goteborg. I'm taking part in the Japanese group which is coming to visit and see Swedish social welfare institutions in order to improve Japanese social welfare system from this afternoon to 20 August.
今日から日本から来る視察旅行のグループに参加することになっていたので、通訳の方と一緒に空港まで迎えに行く。中には懐かしい顔も含まれていたので再会が嬉しかった。みなさん時差ぼけで疲れていたけど、空港からの移動の光景だけで感動してしまい、"自分でお金を払ってもまた来たい"と到着数時間後に話す方もいた。
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20020812:eight-hundred and thirteenth day
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出国45日目。写真はGoteborgのとある通りの風景。
This picture is taken on the street in Goteborg.In this afternoon my hostmother took me to her friend's home. We went to celeblate her 65th birthday and I wrote "Grattis pa*("*" is a dot over "a") din fo:delsedag!!(":"is an umlaut over "o")" in my hostmother's card for her.It means "Happy birthday!!" in Swedish. She was a disabled and she could move only her left hand. However she lived alone in the barrier free flat and she made some sandwiches and coffee for us.
今日はhostmotherのお友達の65歳のお誕生日のお祝いを伝えるために彼女のアパートを訪れた。彼女は左手以外は動かすことが出来ない身体障碍者だが、ひとりで暮らしている。サービスの絶対量と種類が圧倒的に不足している日本では考えられないことだけど、スウェーデンでは当たり前のことなのだ。昨日summer houseからの帰りに寄ったコイン洗車場でも隣では車椅子に乗った若い男性がひとりでスプレーを片手に自分の車を洗車していた。
スウェーデンを楽園視するわけではないし、多くの問題を抱えていることも分かっているけれど、それでもこれは現実だ。そこからどのような問題が発生しているのかということも含めて、社会のあり方のひとつのモデルとしてそのシステムを学ぶことはやはり意義深いことなのだと改めて実感する。
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20020811:eight-hundred and thirteenth day
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出国44日目。写真はStenungsundの風景。
This picture is taken at Stenungsund near my hostfamiliy's summer house. There was a big shopping mall behind this harbor.Anyway we came back to Goteborg in this afternoon.Their son was invited to the dinner and they talked almost all time in Swedish.But I could understand at least what they talked about and sometimes my hostmother kindly explained to me in English.
今日のお昼過ぎにGoteborg(イェーテボリ)に帰ってきた。午後は荷物の片づけや洗濯をしていたが、どういう経過かいつのまにやらhostmotherのpc troubleのsupportを行うことになり格闘する。いくつかの細かい問題は解決したものの肝心の問題は結局手に負えず、mailで日本の友人に助けを求める結果になる。しかし"マイコンピューター"や"コントロールパネル"を開くと必ず"ダイアルアップの接続"が表示されて、"キャンセル"は愚か"タスクの終了"をかけても表示が消えないというのはどこの不具合なのだろう??職場で結構色々な問題に遭遇してきたけど、こんな現象は初めてである。
OSはWindows98SEなのだけど、解決方法にお心当たりのある方は是非ご連絡を。
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20020810:eight-hundred and thirteenth day
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出国43日目。写真は散歩の途中で見つけた鯉のぼり。
This picture is a carp streamer.We Japanese celebrate Childen's Day on 5 May by putting up them, espesially for boys, but how strange I saw this one while walking in Sweden on 10 August!!
まさかスウェーデンの山の中を散歩していて鯉のぼりに遭遇するとは想像もしていなかった。まさに事実は小説より奇なりである。その家ではザリガニパーティの最中だったので、hostmotherいわく"誰か日本人の客が来ているのでは?"とのことであった。周囲の家々ではあちこちでザリガニパーティが開かれており、まさしく夏の終わりを惜しんでいる様子。ザリガニは美味しいのかと思ったら美味しいのはごく少数で、通常は強いお酒で一気に飲み干すのだそうである。そんなにまでして何故食べるのかは理解に苦しむところである。
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20020809:eight-hundred and twelefth day
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出国42日目。写真は鏡のような静かな海。
This picture is the sea like a mirror at 8:30 in the morning.It was so quiet that we could only hear birds' songs. My hostfather and I were looking into the sea on the small pier when we could find small brown crabs, shrimps, fishes and the other small creatures.Then suddenly I understood I was a part of the Mother Nature.It was the really peaceful time.
昨日hostfatherから"朝の海はとても静かで鏡のようだよ"と教えてもらったので、今日は少し早めに起きて散歩に行く。海岸まで行くと先に来ていたhostfatherと出会ったので、2人で小さな桟橋に並んで座り海の中を眺めていた。たくさんの小さな生物を見ることが出来て、何と言う芳醇さなのだろうと感じたので、それを伝えたいと思ったのだけど適切な英単語が思いつかず断念した。自分が大自然の一部の存在であることが突然実感として見に迫ってきて、身震いがしてしまった。
森の中にも海の中にも草原にもたくさんの生物がいて、この世界が成り立っているのに人間だけが異質な存在なのかななどと考えても見たりする。けれども自分自身を振り返ってもPCや電気のない生活など考えられないし、例え"昔は良かった"と思ったとしても戻れるはずはない。だとするならばどうすればよいのだろう?
少し前までは理想だけを考えていれば良かったけれど、現在は理想を語るだけでは不足しており、それを実現するだけの手段/方法論を持たなくてはならないことは分かっている。そして社会のある部分での理想を実現するための手段/方法論を考えるためには社会の他の部分について考慮しなくてはならないことも分かっている。そしてそれ故に考えなくてはならない要素は雪だるま的に増えて行き、まるで出口のない迷路にいるような気持ちになる。それでもどこかで妥協しながらでも理想に近づけるための(その手段/方法論を自分なりに見出す)努力はあきらめてはいけないのだ。何であってもあきらめたらそこで終わりなのだから。
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20020808:eight-hundred and eleventh day
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出国41日目。写真は美しい夕焼け。
This picture is the sunset.It was very fantastic, isn't it?At Nab Cottage I saw the very fantastic sunset as well, but it is not usual in the Lake District.In Sweden they say it is sunshining almost everyday in this summer, so it is quite usual.
ちなみに写真の撮影時刻は21:40で、完全に真っ暗になるのは22:30頃である。スウェーデンの夏は短いけれど、お天気が良ければとても美しい。今年の夏は本当に晴れの日が続いているようだけど、お天気が変わりやすいことは確かなので、日光の出ているときは寸暇を惜しむように屋外での活動に勤しんでいる様子である。そのような状況なので今日の午後はhostmotherが"天気が良いからblackberryを摘みに行かないか"と誘ってくれた。昨日の写真の手前にはblackberryが群生しているので、器を手に出かける。"大きくて真っ黒のを選びなさい"と助言を受け、おしゃべりを楽しみながら摘んでいると、20分もたたないうちに器にあふれんばかりになってしまった。例年は8月末が最盛期だけど、今年の夏は天気が良いために熟すのが早いとのことである。
東京生まれで東京育ちの私にとっては、野生のblackberryを摘むこと自体が初めての体験なのだけど、こちらの人々にとってみればそれが当たり前のことになっていることに色々考えてしまった。豊かさって一体何だろう??
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20020807:eight-hundred and tenth day
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出国40日目。写真は散歩中に見た海。
This picture is the sea between two island called "Askeo:n(":"is an umlaut over "o")".My hostfamily took me to their summer house in Askeo:n near Goteborg.After dinner we went to walk by sea.Because it was havey rain last Friday, path in forest was a little soggy but less than paths near Nab Cottage.I enjoyed walking and we ate some blackberries and blueberries.Actually in front of this picture there are lots of blackberries.
hostfamilyが夏の休暇の残りを過ごすためにsummer houseに来るのに一緒に連れてきてくれたので、Goteborgから車で1時間半位のところにあるAskeo:n(":"は"o"の上に付くウムラウト)という島に来ている。Askeo:nは大小2つの島から構成されており、写真の向こう側に見えるのが多分他方の島だと思う。多少疲れも出てきたのでのんびりと読書をして午後の時間を過ごしていた。今日読み終わったのはGoteborg在住のBritta Johansson氏というMS(多発性硬化症)によって両足と右手が使えない障碍者になった方が書き、友子ハンソン氏が訳した"私にもできる−障害があっても自立した生活"(萌文社,1997)である。当事者の目からスウェーデンの社会福祉制度やサービスについて書かれた非常に優れた本で、Goteborg Universityでの授業が始まる前に読むことができたのは幸運であった。
彼女の病気は進行性のMS(多発性硬化症)なので、自分の身体が徐々に動かなくなっていくのに治療法がない現実に、落胆し"深くて暗いどんぞこ"に落ちこんだ日々も長かったと書かれている。でも現在の彼女は友人達や様々なサービスの助けを得ながら、自宅で一人暮らしをしており、さらに発病前と同じ雇用主の元で在宅勤務を続けているという。彼女の視点は非常に冷静で、例えばLSS法("一定の機能的な障害のある人々に対する援助とサービスに関する法律")について"私たち障害者が自由な自立した生活を送るための大きな推進力となった"と評価する一方で、利用できる援助が常に介護計画に基づいており、例えばベッドで横になり休息を得る時間について変えようと思ったら数日前にホームヘルプサービス部門に連絡をしなくてはならないことなど"自由"の狭さについても言及している。
彼女が利用しているサービスのひとつに"安全アラーム"というのがある。日本にも"緊急通報装置"というのがあり、名称だけ聞くと同じようだが、内容は大きく違うように思う。もう数年前のことなので今は変わっているかもしれないけれど、私が在宅介護支援センターに勤務していたときには、少なくともその市では通報先に3件+消防署が設定できたが、在宅介護支援センターなどの施設やその職員は通報先になることができず、家族、親戚や知人、隣人などに限られていた。緊急対応を行うために、通報先には鍵を預けねばならず、隣人に鍵を預けることに抵抗を持ち、必要が感じられても申請を拒否するお年寄りや家族もいたし、家族や隣人を夜中に起こしたくないと装置は持っていても利用を控えているお年寄りもいた。24時間対応が義務付けられている在宅介護支援センターや、24時間職員が勤務している入居施設などを通報先/受信先にすれば、もっと気軽に利用することができるし、施設で鍵を預かるなら管理に責任を持たざるを得なくなる。さらに専門職によるサービスが受けられることになり、一石二鳥、三鳥ではないかと当時から考えていた。
"私にもできる−障害があっても自立した生活"によれば、少なくともGoteborgでは"安全アラーム"のボタンを押した場合につながる先は安全アラームセンターであり、また彼女のアパート内に設置されたマイクを通じて24時間待機しているセンターの職員と直接話すことができるのだそうだ。おそらくアラームセンターの職員は公務員であり、必要なサービスのための教育を受けていると思われる。費用は1ヶ月分の基本料金と1回の利用ごとにかかる料金があるが、利用回数の多い利用者には利用料固定の定期券が用意されている。本文中に書かれている費用はそれほど高額ではなく、スウェーデンの考え方からしてそれを支払うことができるだけの手当てが保障されているだろう。
いつトイレに行きたくなるか、いつ寝返りを打ちたくなるかなどの欲求は決してあらかじめ予測がつくものではなく、決められた介護計画に基づくサービスだけでは決して対応できない。介護計画に基づくサービスしか利用できなければ、その理由だけでも自分で寝返りのできないヒトがひとりで暮らすことなど不可能になる。もちろんその他の多くの要因があることは十二分に承知しているけれど、この"安全アラーム"サービスのシステムが、生活上のたくさんの手助けや介護を必要とする人々がスウェーデンでは独居生活を送っていることの背景のひとつであると言えると思う。
ちなみにサービスの充実について言及すると必ず言われるのが"財源はどうするの?""福祉にばかり力を入れていたら経済力が低下するでしょ"ということなのだけど、私自身は経済の発展と社会福祉の充実は相反するものではなく協働できると考えているし、財源問題はパイが変わらないなら切り方を変えればいいだけではないかと思っているのだけど、この問題についてはまたいずれ。
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20020806:eight-hundred and nineth day
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出国39日目。写真は選挙広報のための小屋。
This picture is a hut for election.In this evening My hostmother and I went to cinema.We watched "Om en poyke", which means "About a boy" in English.It was English speaking with Swedish subtitle so it was too dificult to understand in detail but fortunately I could catch almost all the story and enjoy it very much.
今日はhostmotherが忙しい仕事の合間を縫って、行きはtrumと呼ばれる路面電車を、帰りはバスを使ってGoteborgの中心部まで連れて行ってくれ、お店などを案内してくれた。trumとバスが利用できると行動範囲は一気に広がるので、本当に有り難いことである。衣料関係を中心に夏のセールの最中で"rea"とあちこちに表示されており、素敵な服もたくさんあったのだけど自分が住むことになるflatの広さも分からないし、モノをあまり増やしたくはないので十二分に考えてから買おうと固く財布の口を閉ざしたのであった。
英国でも感じたことだけど、東京よりも北なのになぜか日差しがものすごく強く感じられ、晴れた日中に外を歩くとまぶしくてつらい。サングラスを日本に置いてきてしまったので、ひとつ購入することにした。これもhostmotherがお店を何軒も案内してくれたので、手頃な値段でなかなか良いのを買えたので嬉しい。このお天気がいつまで続くかは分からないけど、せっかく購入したので長く続いてくれないかなと勝手なことを願っている。ちなみに日本にいるときは日焼けを気にして日向を避けていたけれど、湖水地方でのどんよりした太陽の出ない日々を体験して、太陽と青空の貴重さを実感した現在では、太陽の日差しをできるだけ謳歌したいと考えるようになった。スウェーデンの冬は太陽が全くでない日々が続くため、人々は鬱気質になると聞いたことがあるけど、それは良く理解できることで、人間は太陽系の生物であることを痛感する。
映画を観ることはもともと大好きだし、また生きた会話を勉強できるとても良い機会なので、余裕ができたらGoteborgでも観たいと思い映画館の場所をhostmotherに尋ねたところ、場所を教えてくれるだけでなく今晩観にいくことになった。観たのは"Om en poyke"(英題は"About a boy")という映画で、私は知らなかったけどhostmotherは原作を読んで面白かったとのこと。英語の会話でスウェーデン語の字幕がついているため、両方の勉強になってよかったけれど、字幕を読んでいると耳の方が疎かになるので、英国の映画館で"Minority Report"を観たときやその他の映画をビデオで観たときよりも会話を理解できなかったのが残念である。ちなみに"Om en poyke"はユーモアたっぷりで、でも真面目に受け取れば"人間の生き方"について考えさせられるのでとても面白かった。
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20020805:eight-hundred and eighth day
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出国38日目。写真はGoteborg(イェーテボリ)で見かけた家。
This photo is a house in Goteborg .Last night my hostfamily invited their son and a Japanese doctor, who is a sergeon and has been reseaching about lung canser in Goteborg University for 5 months. He was so kind that he told me I could call him if I needed any help in my study in Goteborg University. After dinner we were drinking coffee, when my hostfamily and their son began to talk about their currency, Swedish Krona.As you know, they joined for EU but they refused to use Euro as well as English.However they found demerits in clinging to their own currency, especially on the point of foreign trade, the national election for this issue will be hold next year and my hostfather said it would conclude to join for Euro in 2005.While I was listening to them, I remembered a short disscusion about demerits and merits of joining for EU with the students from Switzerland and Italy at Nab Cottage.
今日はhostmotherが車で市内を案内してくれたので、Goteborgの全体像がおよそ把握できた。8年前に1度来たことがあるので、"夫の帰りを待つ船乗りの妻の像"など覚えている場所も多少あったし、"見たことがあるなあ"と感じた光景は多くあった。とは言うものの旅行で来るのとそこで生活するのとではもちろん大きく異なるので、今後は色々な場所を徐々に覚えていかなくてはと痛感した。自分の通うことになるGoteborg Universityの社会学部の校舎群も外観だけ見てきたけど、商学部に次いで規模が大きいとのことで授業がどこの校舎で行われるかは分からない。日本の大学とは異なり街全体に各学部の校舎が点在しているので、慣れるまでは大変そうである。
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20020804:eight-hundred and seventh day
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出国37日目。写真はGoteborg(イェーテボリ)の紋章@Goteborg Airport。
Because I readjusted this website, my past dialy was moved to "past".So if you want to know my days at Nab Cottage, please see my dialy in 20020629-0803.
今日は朝食の後、洗濯機を借りて念願の洗濯を行う。Nab Cottageの数少ない問題点のひとつは洗濯機が自由に使えないことで、小額の費用がかかるのは仕方ないにせよ、依頼した日に返してもらえる保証がないことはとても不便である。Ambleside(アンブルサイド)の図書館の横にはコインランドリーがあるのだけど、そのことを知ったのは一週間程前だったので結局利用することはなかった。靴下や下着などの小物は自分で手洗いしていたし、シャツやジーンズなどの予備があるものは洗濯の依頼に出していたけど、替えのなかったパジャマは結局5週間ずっと着たきり雀であった。実に不潔な話であるし、日本にいたら考えられないけれど、汗はかかないし少々の汚れで死ぬことはないのであきらめたのであった。
そんな訳で朝食の後"何かしたいことはある?"と聞かれたときに、第一にお願いしたのが"洗濯をさせていただけますか?"ということである。その後地下室に連れて行かれ、スウェーデンのアパートでは地下室に洗濯機と干す場所があるのは知っていたけど、一般の家庭でも同様なのには驚いた。Nab Cottageではみんな平気で下着も外に干していたけど、スウェーデンで洗濯物が干してあるのを見かけることは、ほとんどないのではないかと思う。
何はともあれ清潔なパジャマはやはり嬉しいものである。
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