|
notice!!
|
当サイトにおける瑞語表記では、"o:"はウムラウトの付く"o"を、"a:"はウムラウトの付く"a"を、"a*"は上に小さな点の付く"a"を意味します。
In my website "o:" means "o" with umulaut, "a:" means "a" with umulaut and "a*" means "a" with a dot.
|
|
20020930:eight-hundred and fifty-tenth day
|
|
出国94日目。写真は"Fossum"近郊の光景。
This picture is taken in "Fossum". Today I had no class and studied at home. In the evening, I joined Aikido course for bigginers. This corse will be continued the end of October. As you know, Aikido is one of Japanese marshall arts but I start to learn it with Swede by Swedish teacher in Swedish language in Sweden. It sounds a little strange, doesn't it?
肩こりがあまりにひどいのと気分転換のために、"Fysiken"の合気道コースに学割で申し込んでおり、今日が初回だった。実は兄が大学で少林寺拳法をしていた頃に自分も道場に通うかと思ったことがあったのだけど、一度入ると辞めるときに嫌な思いをしそうだったので、結局実行には移さなかった。今度のコースは週に2回で全10回コースなので気軽に通える。スウェーデンに来てスウェーデン人の師範からスウェーデン語で日本の武道を習うというのもなかなか面白い機会だ。
合気道の道場は畳敷きであることは知っていたので、こちらではどうするのだろうと思っていたら、畳のように見えなくもない模様のついたゴムのマットを体育館に敷いて行うのだった。継続して参加しているヒトと初心者が半数ずつくらいの様子。金髪碧眼の少年が道着を着ている様子は何となく微笑ましい。自己紹介のときに思い切って"Jag heter Shino Suzuki fra*n Japan(My name is Shino Suzuki from Japan)"と言ってみた。"Aikido"を習いにくるくらいなので、結構日本や日本語に興味を持っているヒトも多く突然"こんにちは""ありがとう"などと話しかけられることもあった。最も不安だったコトバの問題も、スウェーデン語の説明はほとんど聞き取れないにせよ、要は師範の真似をするだけだし、何とかなることが分かって一安心。スウェーデン語の勉強のためにも正解だったかもしれないと思っている。
師範が指示した準備体操がほとんどラジオ体操からの"輸入"(それともラジオ体操の方が"輸入"なのかな?)だったことには笑ったし、合気道の意味を"harmony/ atmosphere/tao"と説明していた(ここだけは私のために英語を使ってくれた)ことには首を少々傾けてしまったけれど、受身の取り方から始まって正面から手首をつかまれたときのはずし方など、初回にも関わらずすぐに実践を習うことができたので楽しかった。運動神経は鈍いと自覚しているのだけど、"柔よく剛を制す"や"心身統一"などというコトバを知っているためなのか、初心者組では結構できている方だったので素直に嬉しくなる。護身術として身体が覚えるまでには相当な時間がかかるのだろうけれど、いざというときに何か役に立つかもしれないし、少なくとも普段使わない筋肉を週2回程度動かすことは、健康や勉強の効率のためにも良いと思うので、今回のコースは全10回休まずに参加する予定。
|
|
|
20020929:eight-hundred and fifty-ninth day
|
|
出国93日目。写真は"Vitlycke Museum"の建物。
This picture is the building of "Vitlycke Museum" in Tanum. Today Dr.Murata in Stockholm took Dr.Ura and I to Tanum by his car. We talked lots and had lots of fun, although it was the first meeting each other. We visted "Bohusla:nsmuseum" in Uddevalla and "Vitlycke Museum" and saw all of the rock carving at "Vitlycke", "Aspeberget", "Lisleby" and "Fossum". It was the third time for me to see the rock caving, but I enjoyed it very much.
種々様々な経過の果てに、1年以上前から愛読していた"www.drmurata.com"の村田敬先生に誘われて、先生のお連れの方、うら氏と4人で20020912に書いた青銅器時代の石画を見に行くことになる。初対面だったので最初は緊張していたのだけど、しばらく経つうちに笑いが絶えなくなった。onlineで知りあったヒトとofflineで実際に会うのは、"nifty serve"時代に馴染んだ感覚だけど、internetへ移動してからは初めてのことだ。net上には色々なヒトがいることなど百も承知だし、文章が人柄と一致しない場合もたまにあることも知っているし、大変に失礼ながら、率直なところ最初にお誘いを受けたときは一瞬悩んだ。でも恐がっているだけでは新しい出会いなど生じないし、今日のような楽しい時間は持てない。どのような選択にも責任が伴うことを自覚しつつ、判断していくしかないのだろうと思う。
今日は本当に秋晴れの美しい一日で、"Vitlycke Museum"に行く途中で海の見えるところで記念撮影し、Uddevallaの"Bohusla:nsmuseum"で前回見損ねていた石器を見て、"Vitlycke Museum"でも前回見落としていた展示を見ることができた。そして青銅器時代の石画は何回見ても興味が尽きなくて何時間でも"ぼーっ"と見ていたくなる。前の2回では行く時間のなかった"Vitlycke Museum"の周辺に点在しているポイントや、また"Vitlycke"以外の"Aspeberget"と"Lisleby"と"Fossum"という他の3箇所も見学することができて、古代スウェーデン人の芸術を堪能した。否、古代スウェーデン人にとってあれが芸術だったのかどうかは分からないのだけど(笑)
ちなみに20020926に"日本を出国してから丁度3ヶ月が経った"と書いたけれど、出国したのは20020629なのだから正確には今日で3ヶ月目なのだ。"26"と"29"が似ていたのと"出国90日目"だったのが敗因だけど、そそっかしいのは留学しても直らないなあ。困ったものだ。
|
|
|
20020928:eight-hundred and fifty-eighth day
|
|
出国92日目。写真は"Haga"の橋の上から見た18:30の夕焼け。
This picture is the sunset taken on the bridge in "Haga" at 6:30pm. In the beginning of August there was sunlight until 9:30pm. Now, however, it become complete dark at 7:30pm. Winter is coming soon. Go:teborg is the southern part in Sweden and so we can get sunlight for a few hours even in winter.
私がスウェーデンに到着した8月の上旬の頃は21:30頃にならないと真っ暗にならなかったのに、現在では19:30で完全に暗くなる。気温も今年は記録的な暑さの夏だったので連日25度を越していたのが、現在では10度前後になっている。確実に秋が深まっていき、冬が近づいているのを感じる今日この頃である。去年フィンランドにオーロラを見に行ったときに現地駐在員の方が"真冬で日が出ない時期には鬱になった"と言っていた。スウェーデン人も冬には鬱傾向になると聞くけれど、英国での連日雨が続いていたときの体験から確実に日照時間と人間の精神状態は関係性があると実感している。Go:teborgは南部に位置しているので真冬でも数時間の日照時間を得られるとのことだが、そのときに自分がどの程度鬱傾向に陥るのか楽しみである。そして赤道直下の国から来た同級生たちはどう感じるのだろうか。
昨日からRobert A/Dominelli L/Payne M ed"Social Work: themes, issues and critical debates"(1998,Macmillan)を読み始めている。この本は"social work in context"と"theories for practice in social work"と"social work practice"という3部構成になっており、先日読んでいたPayne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave)と同様に"context"が重視されている。同一人物が編者に含まれているからかもしれないけれど、これはやはりヨーロッパ(英国?)における"social work theories"が社会制度も含めた上で考えられているからだと思う。
Payne(1997)では"social work"の視点は"reflexive-therapeutic views"と "socialist-collectivist views"と"individual-reformist views"の3つに整理され、各理論はそれぞれいずれかの視点に整理可能だが、"social work"総体としてはどれかひとつだけが重要なのではなくて全ての視点が必要なのだとしている。一方、 "Social Work: themes, issues and critical debates"のなかでDominelli(1998)は、"social work"における3つのアプローチとして"therapeutic helping approaches"と"'maintenance' approaches"と"emancipatory approaches"を挙げている。つまりこれは以下のような対応関係にあると理解している。
- "reflexive-therapeutic views"と"therapeutic helping approaches"
- "individual-reformist views"と"'maintenance' approaches"
- "socialist-collectivist views"と"emancipatory approaches"
これをさらに日本でよく用いられる"援助/技術論"と"制度論"という区分に当てはめてみると以下のようになるように思う。
- "援助/技術論":上記の1と2
- "制度論":上記の3
日本では社会福祉領域の内部でまず"実践/現場"と"研究/学問"との間に乖離があり、"研究/学問"の中でさらに上記の両者が2項対立的になっているという状況にあるといえる。けれどもやはりPayne(1997)がいうように各理論はそれぞれいずれかの視点に整理可能だが、"social work"総体としてはどれかひとつだけが重要なのではなく全ての視点が必要なのではないだろうか。つまり"援助/技術論"的研究者と"制度論"的研究者がお互い歩み寄る必要があるように思うし、私自身も日本にいたときには"制度論"の方ばかりに向いており、"援助/技術論"について関心を持っていなかったことに現在反省しているのだけど、"制度論"的研究者が少数派になっているところにも大きな問題があるように感じる。なぜなら前述の2冊の本両者で言われているように、"socialist-collectivist views"="emancipatory approaches" だけが"social work"展開の前提となる"context"自体への働きかけ、社会自身の向上という視点を持つからである。 20020924に書いたように"改善できるモノやコトは改善する努力を惜しんではいけないのだ"から。
すると次に出てくるのが何が社会の"改善"なのか、それが改善だとどのように"決めていく"のかという大問題になるのだけど、この点について論理的に整理できるように引き続き考えていきたい。
|
|
|
20020927:eight-hundred and fifty-seventh day
|
|
出国91日目。写真は通称"魚教会"と呼ばれる"Feskeko:rkan"。
This picture is "Feskeko:rkan" but it is called "fish church" because of it's outlooking. Actually, "Feskeko:rkan" is the fish market and there is a restauraunt called "Gabriel" the first floor. Dr.Ura and I went there and have a lunch. It costed 125sek not including coffee but it was very delicious. I think it is not a cheep lunch but worth paying.
日本から持参したガイドブックにも掲載されていて、"北限の205"のたろ氏にも薦められた"魚教会"に出かけた。博物館や映画館やカフェにひとりで行くのは全く気にならないけど、欧米でレストランにひとりで入るのは気が引けるので、以前から行きたいと思っていたにも関わらずなかなか実行できなかったのだ。今日はうら氏が一緒に行ってくれたので、ようやく念願が叶ったのである。お昼の定食が125sek(*13円)というのはかなり高いけど、値段に見合うだけの内容で満足。hostfamily宅を離れて以来、久しぶりに美味しい魚料理を食べることができた。本当にお勧めのレストランある。
ところでこの部屋に越してきた当初はビデオ付小型テレビを購入するつもりだったのだけど、周囲の友人たちの電話もない生活状況を見て
購入は中止した。つまり現状ではPCでのDVD再生以外に映像を見る手段がないのだけど、今日試したところによるとVAIO PCG-VX7/BD及び同梱のwinDVDでは同じregion2ならPALでも設定の変更なしに再生可能ということが確認できた。つまりスウェーデンで流通しているDVDが再生可能ということなので、購入もしくはレンタルによりDVDが鑑賞できることになった。映画を見るのは大好きだし、英語の勉強にも大変有効なので、とても嬉しい。ちなみにこれはPC上での再生の場合で、DVD専用機を使用した場合にはPAL/NTSCの互換性がない限りは再生不可能だと思われるので要注意。
|
|
|
20020926:eight-hundred and fifty-sixth day
|
|
出国90日目。写真は"夫の帰りを待つ妻たちの像"の背面側。
This picture is the backside of one woman's sculpture. Today I wrote the paper about my resident in Swdensen and sent it to the Embassy of Japan in Stockholm by facsimile. We Japanese have to hand in that paper when we stay abroad more than 3 months.
日本を出国してから丁度3ヶ月が経った。英語は相変わらずだし、目に見える成果はないけれど、全く身についたモノがないとは思わないので及第点というところだろうか。今はまだ許容範囲期間だけど、9ヵ月後の帰国時にまでには何かひとつでも胸を張って断言できる成果を見出したいものである。
|
|
|
20020925:eight-hundred and fifty-fifth day
|
|
出国89日目。写真はとある"a:ldreboende("特別な住まい"の一形態)の廊下。
This picture is a corridor in one "a:ldreboende(old people home)". Today we had the first field work in one district community of Go:teborg. There are 21 district commitees in each communities in Go:teborg. We visited to this "a:ldreboende", "kulturhus(colture house)" and "familijehuset(family house)" and listened to social workers and their colleague.
今日は実習担当の教授の引率のもと、授業の一環として西部のとある区に見学に行く。Go:teborgは1997年以来21区に分けられており、他の小さな市では市全体として行われている行政のほとんどはこれらの区の責任において展開されている。例えば難民問題や教育、社会サービス(社会福祉)などである。ここまでは日本における特別区や政令指定都市などと同様に思うが、今日の説明で聞いて感心してしまったのは、区の役割分担が市総体として機能するように決められているのである。例えば難民問題について全部の区が同様の責任を持つのではなく、"一番最初の受け入れ"に責任を持つ区、"難民のスウェーデン語教育"に責任を持つ区というように、市全体としてみたときに難民問題全てに対応できるように構成されているのである。扱う課題の大きさや対象の多さによって、1つの区が全市に対して責任を持つこともあれば、市内をいくつかのブロックにわけてそれぞれのブロック内で責任を担当する区が決められている場合もあるとのことである。市場原理に安易に逃げるのではない"効率性"の追求のあり方、その考え方は、やはり大いに参考になる。
7年前に初めて訪瑞した際とは異なり、最近はスウェーデン社会について感動することは少なくなったけど、上記の説明を聞いたときには久しぶりに目を開かされた。また引率の教授はこの地区議会の議員でもあるということで、かなり細かい質問にも答えてくれた。予想外に他の同級生たちはスウェーデン社会の構成や仕組みについて知らない様子であり内心吃驚した。ちなみにスウェーデンでは国会議員からこのような小さな区の議員にいたるまで、ほとんどが他に職業を持つ兼業議員である。 この地区では議会は毎週1回夕方の4時から開始されるので、兼業議員が可能なのである。
見学した地区は高齢化率(65歳以上人口が全人口に占める割合)が31%ということである。写真の"a:ldreboende"は2棟から構成されておりに各々に48人ずつ計96人が利用しており、この他に同様の"home"が2箇所あるという。1999年に建設されたということで比較的新しいにも関わらず、このように大規模であることは意外であった。痴呆性高齢者の居住階は見学させてもらえなかったけれど、身体機能により一般住宅での生活ができなくなった居住者には車椅子や杖を使って自分の力で移動できる高齢者も含まれており、少々吃驚。例えば先月の視察旅行で見学した徹底的に在宅生活支援の体制をとっているStromstad であれば十分に一般住宅での生活が可能な様子に見えた。ということから推察すると、31%の高齢化率とそれに伴う"生活に手助けが必要"な高齢者の増加に早急に対応するために、小規模グループホームや在宅サービスの充実ではなくて、大規模な"home"を作らざるを得なかったのかも知れない。
この"a:ldreboende"の内部の見学を開始してすぐに"これは施設だ"という印象が強く迫ってきた。もちろん部屋は全て個室だし、それぞれの部屋に対して入居者は賃貸契約を結んでいるのだし、個室には写真や家具など私物が沢山おいてあるし、廊下には美しい絵画やお花が飾ってあるのだけど、でもその印象は拭えなかった。自分が自分の勤務先である特別養護老人ホームに立っているような既視感にすら捕らわれた。その理由は、廊下の端に洗濯部屋があったことかもしれないし、リネン庫に"テーナ"各種が積まれていたことかもしれないし、各階にある台所で料理をするのではなく建物の外部にあるセンターから調理済みの料理が運ばれてくると聞いたことかもしれない。だけど一番の理由は、おそらくこの写真の長い廊下にあるのだと思う。
|
|
|
20020924:eight-hundred and fifty-fourth day
|
|
出国88日目。写真は"Bellevue"近辺の光景。
This picture is taken near "Bellevue" in Go:teborg. In the class, we find that our professor does not give us his opinions. He just introduces and reads articles. He asks our opinions or comments but he does not say what he think about them at all. Because of his such attitude, the argumentations in our class cannot be developed. Then we had a meeting about this topic and concluded that caused by his nervouseness of speaking Englsh. Yes, I found he had some language problems in speaking English. In that meeting, we disscussed how we could empower him and improve our class.It is just like one way of social work.
現在のクラスを担当している教授が専ら文献の紹介とそれを読むことだけに終始しているために、議論が展開しにくい状況になっている。このことについて学生の間に不満が高じており、今日の放課後にJordan(ヨルダン)出身のスウェーデン人学生の発案により改善策を考えるためのミーティングが持たれることになった。最大の原因は彼が英語を話すことに非常に神経質になっている点にあるのではないかということが第一段階の結論となった。理由は分からないが、確かに彼の英語は非常に聞き取りづらく、ただでさえ語学力に劣る私にとっては切実な問題である。そして程度の差こそあれ、ほとんどの同級生が語学力に問題を抱えているために、このことはほぼ全員共通の問題となっている。
原因の究明ばかりをしていても現実的な改善には乏しいので、次にどうすれば授業を向上させることができるかについて話し合うことになった。これについては2つの案が出され、第一に学生の側から今後の授業で議論したいテーマを教授に提案することが提案された。具体的には今回のクラスで試験としてまとめなくてはならない課題について一度議論しておきたいということなのだが、こうすることで否が応でも論文の紹介ではなく議論が中心の授業が展開することになる。第二に、これは実は私が提案したことなのだけど、予め次の授業で取り上げる論文の名前等を教えてもらいたいということである。授業の前に入手して読んでいくことができれば、教授の英語による説明を聞き取ることが難しくても理解することができる。さらにもちろんその論文についての理解も深まり、理解できていれば議論も展開しやすいからである。この2案を学生の代表が教授に提案することになり、ある意味まさしく社会福祉実践的なミーティングは終了。
私の経験では、日本の大学及び大学院ではたとえ教授/教員の授業方法に異論や不満があったとしても、それはほとんどの場合、あくまで学生同士の愚痴で終らせられてしまうものであり、また終らせざるを得ないモノである。私はどんな状況においても自分の姿勢次第でそこから学び取れる最大限を学ぶことができれば良いのではないかと考えており、これは日本においては比較的評価されてきた姿勢なのだけど、今回の一件でそれは甘えの一部なのだということを知った。そう、改善できるモノやコトは改善する努力を惜しんではいけないのだ。
|
|
|
20020923:eight-hundred and fifty-third day
|
|
出国87日目。写真は"yuldnedsfurnet"というカフェから見た光景。
This picture is taken from the cafe called "yuldnedsfurnet". That cafe is located the top of the mountain behind "Sahlgrenska sjukhuset(Sahlgrenska Hospital)". You can see 360 degrees view and horizon. It is really worth visiting.
先日うら氏にお会いしたときに間違って氏の本を持って帰ってきてしまったので、返却のために"Sahlgrenskasjukhuset"に出向く。この病院はGo:teborg Universityの大学病院であり医学部や理学部などが近辺に固まっている。病院内の食堂も美味しいとのことであったが、大学病院の裏山の頂上にある展望台カフェからの景色が素晴らしいというのでそちらに向かう。
"Eherenstro:msgatan"を少し下ると山へ登る道があり、10分くらいのハイキングを楽しむと展望台(?)に辿り着くので、2人乗りの狭いエレベーターに乗りカフェへ。快晴だったこともあり、市内をぐるりと360度に見渡せる光景は予想の数倍素晴らしかった。ベランダにもテーブルと椅子はあるのに、普段は屋外をあれ程好むスウェーデン人が何故かこのカフェでは屋内に固まっているのは謎。ベランダで青い空の下、水平線と地平線を眺めていたら、なんだか頑張ろうという気持ちが沸いてきた。うら氏の話では"Liseberg"の展望台より高いのではないかとのことで、おそらく市内で最も高い展望台だと思われる。珈琲は特に美味しいとはいえないけれど、お奨めのカフェである。
帰りの路面電車車中で司馬遼太郎/山崎正和"日本人の内と外"(2001,中公文庫)を読了する。日本出国以来、日本人や日本の文化について関心を強めている私への父からの差し入れであったが、日本人の異質者排除原理や品質管理の高さまでおよそ私が感じていたことや疑問の全てに言及している素晴らしい本であった。一言一句を噛締めつつ読んでいたのだが、きちんと理解するために再読に入ろうかと思っているほどである。初版は1978年に発刊されているけど、20年以上の古さを微塵も感じさせない。"日本人ってどうして○○なのだろう?"と考えている方は是非ご一読を。
|
|
|
20020922:eight-hundred and fifty-second day
|
|
出国86日目。写真は"Skansen Koronan"の塔。
This picture is "Skansen Koronan". Today, I met Dr.Ura again. We went to "Bergsjo:n", the end of trum no.11. We were planning to have coffee break there, but there was nothing. We felt dissapointed with it. On the way to the city centre, we found one building that looked like the museum of arms but it was closed.
昨日の夕食後に"Haga"と呼ばれる旧市街地にあるもうひとつの砦"Skansen Koronan"に行った。ここは"Milita:rmuseum(museum of the militaries)"という看板があり、内部にも入ることができる様子である。写真では分かりにくいけど、尖塔には王冠が載っている。なるほど北側の砦は"Lejonet"だからライオンで、こちらは"Koronan"だから王冠なのだと感心しきり。ちなみにこちらの大砲はビニールシートがかかっておらず、何故か私は子供の頃に読んだ"ほらふき男爵の大冒険(題名は記憶不鮮明)"のなかの大砲の弾に乗って旅する逸話を思い出してしまった。
到着したときには既に夜だったけれど、ドアが開いていたので入っていくと階上には大勢のヒトがいる気配。けれども受付では"closed!!"と言われたので尋ねたところ、結婚式のパーティとのこと。確かに建物は格好良いけど、軍隊(もしくは軍人)美術館で結婚式というのは個人的には変な印象。どちらにしても外国人には使わせてもらえないと思うので関係ないことだけど(笑)
軍事関係が好きな方には、この博物館の他に"Kvibergsmseum"というおそらく大型の武器ばかりを集めた博物館が、路面電車6番、7番、11番の"Bellevue"の目の前にある。ただし先月末に遊びに来ていてこの博物館を見学した友人に聞くと"たいしたことはなかった"とのことである。悔しいことに私の瑞語知識と手持ちの辞書によると"kviberg"の意味が分からない。"berg"が"山/岩"で"kvi"は多分"早い"もしくは"小さい"を意味する接頭語だと思うので"素早く動く山/小さい山"で戦車/大砲を指すのではないかと推察しているのだけど、確実な意味をご存知の方は是非ご一報を。
|
|
|
20020921:eight-hundred and fifty-first day
|
|
出国85日目。写真は"Skansen Lejonet"の尖塔。
This picture is the top of "Skansen Lejonet". In this afternoon, I met Dr.Ura and his friend. We went to attend the meeting
of Japanese association in Go:teborg and then we visited "Skansen Lejonet" that was one of the forts in Go:teborg. You can see the statue of lion on the top of it, as this picture shows. Another one is called "Skansen Koronan" and there is the statue of crown on the top of that.
今日の午後は日本人の友人のうら氏と彼の友人のY氏と会う。路面電車3番に乗っているときに砦のような建造物を見かけ、以前から気になっていたのでそれを伝えたところ、うら氏も気になっていたとのコトでその場で行くことになった。
おそらく下車したのは路面電車1番、3番、10番の通る"Redbergsplatsen"だと思うけど、電車の線路をくぐるトンネルを抜けて坂を上っていくと件の砦"Skansen Lejonet"に到着する。内部には入れなかったけれど、ビニールのカバーのかかった大砲やおそらくそこから銃身を出して攻撃する(した?)のであろう小さな窓などを見ることができて興味深い。また高台にあるので景色も非常に良い。個人的には、何よりも尖塔に市内を護るかのように剣を抱えて立っている写真のライオン像が凛々しくて印象的であった。
再度路面電車に乗り中心街まで戻り、うら氏愛用のタイ料理屋さんに行く。日本にいるときには唐辛子の辛さは苦手だったのだけど、出国以来アジアの味というだけで嬉しくて、Nab Cottageでタイ人が料理当番になる日を楽しみにしていたことを思い出す非常に懐かしい味であった。週末の夕食だったので前菜のスープ+5品+白飯+デザートで129sek(*13円)と割高だったけれど、平日の昼食は食べ放題でさらにサラダと珈琲もつ含んで59sekというのでお得だと思う。ちなみに"Sukho Thai"という名前で、住所はDrottningatan17で"Domkyrkan"の裏側にあたる。タイ料理屋さんが2軒並んでいて両方美味しいらしい。
店員さんはタイ人だし、お店の内装もタイ風だし、日本人3人で食事をしていたら、なんだかタイに旅行しているか、もしくは西新宿あたりのタイ料理屋さんで食事をしている錯覚を起こしてしまい不思議な気持ちになる。しかしここに来なかったら、一緒に食事をしている2人とは知り合う可能性はほとんど無に等しかったので、さらに不思議な気持ち。
食後に場所を移して珈琲を飲みながら、先日来気になっていた"職業の専門性"についてお2人の意見を伺う。医師に向かって"医師の専門性はどこにあると思いますか?"などという質問をする機会はめったにないので、とても参考になる意見を聞くことができて大感謝。日本にいたら私が医師の方と出会う契機は、自分が病気になった場合か仕事上の必要性による場合であり、どちらにしてもその医師の方は私よりも上の階層にいることになるので、そんな質問はとてもではないけど尋ねることなどできない。本当に貴重な機会であった。
|
|
|
20020920:eight-hundred and fiftieth day
|
|
出国84日目。写真は"Sannaplan"周辺の光景。
This picture is taken in "Sannaplan". You can see a trum in the centre of this. Today, I staid at my flat all day and read
second and thirteenth chapter in Payne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave). He argues that social work can be analyzed as a converse between three views about it: "reflexive-therapeutic", "socialist-collectivist" and "individualist-reformist." This could be complained to be confusing and to cause the obscurity of the nature of social work, but he writes "the complexity of this idea just reflects the complexity of real life"(p.290). Do you agree him?
終日在宅勉強にてPayne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave)の2章と13章を読了する。内容を完全に理解できたわけではないが、"social work" が"reflexive-therapeutic"と "socialist-collectivist"と"individualist-reformist"という3つの視点の相互関係によって成り立っており、それぞれが影響しつつ相互批判しあっているという見方は新鮮で参考になる。どうしてもどこかひとつだけに立場を求めがちで、それ以外のモノを認めないことがありがちだけど、そうではなくて全てが必要なのだ、どれかひとつだけが正しいのではないのだとする彼の主張は発展的だと思った。この3つの視点に各々整理されることができる様々な"social work practice theories"のうちのどれかひとつだけが必要なのではなく、場面や状況に応じて、用いることができる理論は異なるのだという点には素直に納得できる。
日本で今まで触れてきた"理論"は、それぞれ個別の立場に立つモノばかりだったので、どうしてもそれ自体の正当性を強調しており納得いかないことが多かった。Payneのこの本の場合は"何をもって理論とするか"という点から考察してあるので、もちろん彼自身の見解の正当性は述べられているにせよ、論理展開を追うことができる。今まで"ソーシャルワーク理論"に対して抵抗感を強く感じていたけど、このような位置づけを受けて身につけること、学ぶことの意味を少し感じ始めたので、我ながら吃驚。ちなみに私の"ソーシャルワーク理論"観が偏っていることは自覚しているので、異論反論のある方はどうぞご指摘を。
社会福祉士の国家試験のときに"社会福祉援助技術総論/直接援助技術論"などで"誰々が主張した何とか理論"ということだけを学んだからといって、何の意味があるのだろう?
|
|
|
20020919:eight-hundred and forty-ninth day
|
|
出国83日目。写真は"Gellersgatan"のとある建物。
This picture is a building on "Gellersgatan". In this afternoon, my friends and I went the office of "Rotary Internationella Stipendiefond(Rotary International Student House Scholarship Fund)" to get some informations about the scholarship. It took 20 minutes from the department by foot. Previously, we asked the secretary of the department who gave us the information papers of that scholarship, but she did not know more than the paper said and suggested just to go the office. Then, when we arrived that office, no body was there but only one paper was there. It said that the staff who attended the scholarship was available only on Monday and Tuesday. At that moment, we knew we would have to come again next week. It is really hard to get a scholarship.
風邪だったのかどうかもよく分からない微熱はようやく下がったので、すっきり元気になる予定が何となく冴えない状況が続いている。同級生たちも"12時間寝たのにまだ眠い""朝起きたらめまいがした"などと言っているので、みんな少しずつ生活に慣れてきて疲れが出ているのだろう。明日から月曜日までは再び自宅勉強期間なので、少し身体を休めながら勉強に勤しむ予定。
振り返ってみれば、日本にいた頃は大学院と仕事の同時並行で、授業での発表が毎月10日締切の介護保険請求時期に重なったりすると怒涛の進行状況になり、気持ちにひとかけらの余裕もなくなって周囲に迷惑をかけていたけれど、現在は勉強だけの生活で、しかも時間の調整さえ自分で行えば美術館や海にも路面電車1本で行くことができる。もちろんコトバの問題など大変なことは色々あるけれど、それでも勉強にだけ集中していられるということは何と幸せな状況なのだろう。おそらく来年の夏に帰国したら、再びあの怒涛の日々が戻ってくる。だとするならば、10年後に後悔しないためにも今はひたすら勉強するしかない。"何となく冴えない"だなんて甘えたことを言っている暇はないのだ。
とはいえ"勉強しなくては"という焦燥感というか決意は大学院入学以降何度も何度も感じたことなので、それを考えると少し情けない気持ちになる。
|
|
|
20020918:eight-hundred and forty-eighth day
|
|
出国82日目。写真は"Avenyn"にある"Paddan"(観光ボート)の乗り場。
This picture is the stop of "Paddan(the boats for sightseeing)" on "Avenyn". Today, there was no class but we must have attended the seminar in the department. Jeremy Kearney from UK had the lecture titled "Knowing how to go on: Toward situated practice and emergent theory in social work". He argued "what is the theory in social work" and "how it is related with practice". Then I found these issues could be said the common problems in "social work" all over world.
7年前に来たときにはこの"Paddan"という観光ボートに乗って市内の運河を一周したけど、今回は乗る機会がないまま夏が終わってしまった。このボートではガイドさんが英語/仏語/独語/瑞語による解説を行うのだけど、この仕事は学生の夏のアルバイトとして非常に人気が高いのだそうである。ただしそれだけの語学力が必要になることと、見た目の麗しい女子学生だけに限られるとのことで、なかなか狭き門らしい。しかし"Liseberg"の緑のウサギにせよ、"Paddan"の緑のカエルにせよ、工業デザインが発達している国らしからぬキャラクターデザインだなあと感じてしまうのは私だけ?
今日は授業がない代わりに講演会があり英国から来たJeremy Kearneyという研究者が"Knowing how to go on: Toward situated practice and emergent theory in social work"という題目で講演を行った。率直なところ相変わらず微熱と寒気が続いており、ベッドでごろごろしていたかったのだけど、ただ単に教室で座っているだけなので頑張って出かけた。彼が論じたのは"何がsocial workの理論か"ということと"その理論はどのように実践と関係付けられるか"ということである。これは私が日本で在籍している大学院の授業でも度々論じられてきて当然のことながら結論が出ていないことなので、要するにこれらの問題は全世界共通の"social work"の課題なのだと知る。ただ彼が"理論は実践のなかにあり、実践から現れる"と述べていたのは、日本における"ソーシャルワーク理論"論議が、私の印象では、"理論のための理論"になっている状況と少し異なるのではないかと思う。
現在授業で用いられており、私が必死になって読んでいるPayne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave)においても、"social work"の構成要素は"the social worker"と"the client"と"the context"と述べられており、最後の"the context"には所属機関や実践の場以外に文化や歴史などまで含まれていることは、 "ワーカーvsクライアント"関係に重きを置きすぎているように(私には)感じられる"ソーシャルワーク"とは異なる点だと思う。
そもそも"ワーカー""クライアント"というコトバ自体に抵抗があり、今まで避けてきた"ソーシャルワーク理論"及び"social work theory"だけど、知らないことについては好き嫌いを述べるのは単なる食わず嫌いなので、自分が本当にそれらを好きではないのか、それは何故なのかを明らかにするためにも、"social work"と"ソーシャルワーク"そして"社会福祉援助技術"がどう違うのかを自分なりに整理するためにも、"social workとは何ぞや"という課題に自分自身の解を見つけるためにも、ここは気合を入れて勉強せねばと感じている。
|
|
|
20020917:eight-hundred and forty-seventh day
|
|
出国81日目。写真は校舎内の共通スペース。
This picture is a free space in the department. We students usually wait for the begining of the class and spend coffee break during class and some of us have lunch here. I do not why but, almost eveynight, I have some difficulties to fall asleep. Last night, I went bet at 24:00, but I could not get to sleep and tossed and turned and then I could sleep for only a few hours. In the class, I felt ill and I knew catching a cold. My friends kindly hope I will be better tomorrow and I hope so, too.
個室だけではなくてパブリックスペースやセミパブリックスペースの重要性が指摘されるのは社会福祉施設だけのことではなくて学校設備も同様なのではないだろうか。Goteborg Universityの社会学部の校舎はAからFまでの建物郡によって構成されているのだけど、各々のブロックごとに各階必ず写真のような共通スペースが設置されており、学生は自由に使うことが出来る。授業開始前の時間の待合室、授業中の休憩時間を過ごす場や授業後の討論の場として用いられるのはもちろんのこと、時には自習している姿や昼食を食べている学生も見かける。"居室"や"教室"などの目的が定められた空間だけではなくて、使う側によって使う方法が変化する空間があるということは、人間関係の構築と維持において重要な役割を果たすのだと思う。そしてその際には、広い空間ではなくて、あえてこじんまりとした、空間全体に目が届き、安心感が持てる範囲の空間にすることが大きな意味を持つのではないかと思っている。
昨夜の寝つきの悪さが祟ったのか、授業中に寒気がするなあと思っていたら風邪をひいてしまったらしい。十分に気をつけていたつもりだったので悔しい。体温計を日本から持ってくるのを忘れてしまったので、隣人で一番仲良しのフィリピン人の友人から借りたら華氏体温計だった。"98.5度って何度?"と悩んだ末に探し当てたのが"華氏/摂氏温度換算の秘訣"というサイト。下部にjava scriptによる換算プログラムがあるのが便利。ということで自分用のメモとしてリンクしておく。
|
|
|
20020916:eight-hundred and forty-sixth day
|
|
出国80日目。写真は目抜き通りの"Avenyn"から見た"solhall"と"Domkyrkan"。
This picture is "solhall(sun hall)" and "Domkyrkan(Dom church)" taken from "Avenyn". In this afternoon, I went the department library and made photocopies from chapter one in Payne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave). Then, I read it in a cafe. It is nice book for me to understand what is social work "theory" and so I am thinking about buying that book. I hope that I can get an answer to my question what is "social work" in general and in Japanese society, because the deginitions and values of social work and social worker are vague rather than clear in Japan.
明日の授業の予習をするために図書館に行き、あらかじめ指定されているPayne.M "Modern social work theory" (1997,Palgrave)の指定箇所の複写を作る。20020906に書いたように大学構内のコピー機の仕組みは場所によって異なっており、学部図書館のコピー機はコイン専用だった。1枚1SEK(約13円)なので"高いなあ"と思いつつ、しかし館外持出禁止の資料なので仕方ない。日本のコンビニにあるのと同じつもりで最初にまとめてコインを投入したところ、1枚コピーしたところで"コインを投入してください"みたいな表示が出た。ふと見ると"1回1コイン"というポスターが貼ってある。気がつかなかった自分に腹立たしく思いながら、司書に言ってお金を返してもらう。きっと同じようなことは度々あるのだろう、すんなり返してくれた。しかし1回につき1枚ずつコインを投入しながら数十枚のコピーを作るのは非常に面倒で時間もかかり、日本のコピー機が懐かしくなった瞬間であった。きっとこの先も何度となく懐かしく思うのだろうな。
指導教授からも"食費を削ってでも書籍を購入するように"と言われているし、衣類代と化粧品代は節約しても、書籍代と通信費用は節約しないのが日本にいるときからの方針なので、指定された資料3冊全てを購入することも考えた。該当箇所をいちいち複写する手間を考えたら、いっそ購入した方が時間の無駄にならずに済む。だけど同級生の友達たちはみんな節約のために複写で済ますと言っているし、別に横並び主義のためではなくて、"金持ち日本人"としてだけは見られたくないので、購入は中止したのであった。ただ1章を読んでみて、この本は大学院に入学して以来の私の疑問である"一体social workとsocial workerって何?"ということを考えるために有効に思われるので、やはりこれだけは購入しようかなと思っているところ。ちなみに英語で書いた場合の"social work"とカタカナで書いた場合の"ソーシャルワーク"と日本語の"社会福祉援助技術"の3者の間には深くて暗い河が流れてるようなので、とりあえず英語にしておく(笑)
|
|
|
20020915:eight-hundred and forty-fifth day
|
|
出国79日目。写真は先日購入した足浴用のバケツ。
This picture is a bucket for footbath. As you know, we Japanese usually take a bath every night, but here Sweden, it is usual to have shower only in bath room. I really miss a deep bathtub filled hot water, but there could not be. The other day, I met this bucket in a shop and bought it to use for footbath. I have to survive Swedish winter with this instead of a bathtub.
スウェーデンでは環境を非常に重視するので、排水の量の多い浴槽による入浴は避ける方向にあるという。従ってほとんどのホテルや家庭には浴槽はついていない。当然のことながら、私の住んでいる学生アパートにはついているはずがない。けれども毎晩お風呂に入ってその日の疲れを癒すのが習慣の日本人としては、シャワーだけでは何とも物足りない。足浴はスウェーデンでも人気でデパートに行くと、私の職場のリハビリ室にあるような足浴機がたくさん売っている。でも私には高い足浴機ではなくバケツで十分なので、写真の掃除用の大きなバケツをお店で見つけたときには速攻で購入を決意。足の先だけでもお湯につけていられるというのは、何とも幸せな気持ちなのである(笑)
スウェーデン人が入浴を好まない理由は、環境重視だけではなくて気候が非常に乾燥しているためでもあると聞く。つまり空気が大変に乾燥しているので頻繁に入浴していると皮膚がカサカサになってアトピー性皮膚炎のようになってしまうのだそうだ。だからこちらのヒトが入浴するときには必ずバスオイルを使うとのこと。確かに英国でも豊富な品揃えのバスオイルやバスクリームを目にした。日本では"流行"として人気のあるバスオイルは、ヨーロッパではそのような実質的な理由があったのかと思い当たったのである。
スウェーデンとは話題が離れるけれど、日本からの連絡で本日付毎日新聞朝刊の書評欄に親しい知人の書いた本が掲載されたと知る。著者がその本を書くまでの様々な経緯の一端を知っているので何とも言えずに感無量。万人向けではないかもしれないけれど、"理屈が好きだ"と思う方や"何故1+1は2になるのか?"と一度でも考えたことのある方、"コトバ"や"世界"の成り立ちに思いを馳せた経験のある方には是非お目通しいただきたい。あと恋愛小説が好きなヒトにもお薦めかな。
その本はG.P.S"The Answer"(2002,新風舎)という。購入は新風舎のサイトもしくは新風舎受注センター(tel:03-3746-4648)または書店注文にてどうぞ。
|
|
|
20020914:eight-hundred and forty-fourth day
|
|
出国78日目。写真はGo:teborgにある"Stora Teatern(旧オペラ劇場)"。
This picture is "Stora Teatern(ex-opera theater)" in Go:teborg. Today, I continued to try to solve the problem with my Japanese friend's PC and, finally, I could manage to do in this afternoon. She and I felt very glad.
終日、昨日の作業の続きを行う。しばらく格闘するうちに原因が推定できたので、netで検索し見つけた解決策を祈る思いで実行すると、無事解決。私は"outlook express"を使用したことがないので、あんなところにそんな設定があるなんて知らなかった。何はともあれ、とてもお世話になっている方の少しでもお役に立てて一安心。
などと書いていると"パソコンに詳しい"と誤解をされそうなのだけど、実際周囲にいる"詳しい"ヒトたちは本当に半端ではなくて詳しいので、誤解なきよう。私は単に職場で必要に迫られて対応しているうちに、一般に利用していて生じるトラブル程度だったら苦闘しつつも何とか対応できるようになっただけの話。そこで身につけた知識は現在役に立っているから感謝しているけど、とはいえ現在の同級生たちに仕事の内容を聞かれて、"介護保険の請求業務"とは到底説明できない。来週から始まる"Social Problems and Social Work -Theory and Practice-"の授業のなかで自分の職業経験から自国におけるソーシャルワークの現状と社会問題について発表を行わなくてはならないのだけど、そのテーマが目下の最大の悩みなのだ。
|
|
|
20020913:eight-hundred and forty-third day
|
|
出国77日目。写真は"Vitlycke Museum"にある石器時代の遺跡。
This picture is the ancient rock arts in "Vitlycke Museum". Lastnight, I got the telephone call from my Japanese friend here. She asked me for help with her PC, and then I visited to her house today. Although I struggled to solve the problem with her PC, it was so complicated that I cound not to do in a half day. In the evening, she, her Japanese friend and I watched some Japanese dramas on on video and I staid at her home.
昨夜当地で大変に世話になっている母の知人から電話があり"メールの調子が悪いので見て欲しい"と頼まれていたので、今日の午後に彼女のおうちを訪問することになる。職場で結構様々なトラブルに遭遇してきたけれど、今回のは初めての状況でどうしてそのような状況が生じるのかが見当もつかず困り果てる。半日格闘するも結局解決できず、無念。夕食には彼女の日本人の友達も加わって、3人で日本のドラマのビデオを鑑賞する。"火曜サスペンス劇場"なんて日本にいるときは全く興味がなかったけれど、異国の地で見るととにかく"日本のドラマ"ということだけで感動的。内容は突っ込みどころ満載だったのはご愛嬌。続けて刑事モノを2本見たので、何故か"踊る大走査線"を猛烈に見たくなる(笑)
時間が遅くなってしまったのとPCのトラブルがまだ解決していないので、彼女のおうちに泊めてもらうことにする。実のところ、この1週間くらい寝つきが非常に悪くて不眠症気味だったのだけど、この日はビデオを見て日本語をたくさん話してのんびりしたせいか、非常にぐっすりと眠れた。感謝。
|
|
|
20020912:eight-hundred and forty-second day
|
|
出国76日目。写真は復元された青銅器時代のスウェーデンの家。
This picture is the reconstructed houce in Swedish bronze period. Today we had a field trip to "Vitlycke Museum" in Tanum and "Bohusla:n Museum" in Uddevalla. "Vitlycke Museum" is like field museum and there are the ancient rock art and the reconstructed life style in Swedish bronze period. I have been there about 3 weeks before with Japanese study group but I am interested in the ancent art very much and so I enjoyed it again.
今日は半ば授業の一環に位置づけられた小旅行に参加した。最初の目的地はGo:teborgから車で2時間ほど北へ向かったところにある"Vitlycke Museum"という屋外にある青銅器時代の遺跡を中心とした美術館である。その遺跡自体は数週間前に視察旅行の皆さんと一緒に訪れたので、今回は2回目の体験だったけど、もともと古代遺跡は大好きな上に、この遺跡はまた格別に不思議な石画なので何度見ても興味深い。また今回は博物館学芸員によるガイド付きだったのでより詳しく説明を受けることができ、また前回は時間がなくて見られなかった博物館の内部やその裏の広大な森の中に再現されたスウェーデンの青銅器時代の建物や農場なども見学することができて、やはり参加して良かったなと思った。
写真の家は日本の古民家を彷彿とさせるし、お天気も良くて日本の秋のようだし、周囲の森は私にとって親しみ深い長野県蓼科周辺の植生に似ていて、自分がどこにいるのだか分からなくなった一瞬であった(笑)
|
|
|
20020911:eight-hundred and forty-first day
|
|
出国75日目。写真は社会学部学部校舎から見た夕暮れ。
This picture is the sunset from the sociology department. In this evening we had the get-together-party in our department. As you know, my classmates came from different contries, then we made our own traditional meal and brought them to the party. For my case, I made "NIKU-JAGA" that is boiled potatoes and meet with soy sauce, sugar and rice wine(but in this time, I could not get rice wine here) and that is one of the Japanse traditional home cooking. It liked just an international "smo:ga*sbord (Swedish tradional buffet style)". We eat lots, talked lots and had lots of fun.
1年前の今日は指導教授のお手伝いでゼミのみんなと調査のために沖縄に行っていた。調査から帰ってきた部屋でテレビをつけて、例の世界貿易ビルの事件を目撃し吃驚したのだけど、その沖縄調査に出かける直前に今回の留学の申し込みをGo:teborg Universityに発送したのだった。そう考えると1年間はなんて早く過ぎていったのだろう。そして来年の今日はどこで何をしているのだろう??
今年の今日は授業の後で夕方から開かれた持寄パーティに参加した。20020826の英文欄に出身国を記載したように、級友たちは世界各国から集まっているので、それぞれの国の料理を用意することになっていた。中国料理、フィリピン料理、パキスタンのカレーとナンなど私にとっては比較的馴染み深い料理から、南アフリカやルーマニアなど私が初めて目(口)にするお料理までテーブル一杯に集まった。主催者であるスウェーデン人のクラス担当先生が"It's a nice smo:ga*sbord(スモーガスボード)!!"と賞賛してくれて、一同爆笑。ちなみに"smo:ga*sbord"というのはスウェーデンの伝統的なご馳走の形式で、豪華なビュッフェというところ。
私が持って行ったのは自作の肉じゃが。甘い料理は特に西欧人には好かれないと聞いていたので心配していたけど、最後にはキレイになくなっていて嬉しかった。私が一番美味しいと感じたのはラトヴィアから来た友人が作ったピロシキだったけど、一番懐かしかったのは中国人の友人が持参した乾燥豆腐の歯ざわりで、食べながら豆腐談義に花を咲かせたのだった。
そんなわけで文字通りの"民族料理の夕べ"を送った夜だった(笑)
|
|
|
20020910:eight-hundred and fortieth day
|
|
出国74日目。写真は"Hasselblad Center(ハッセルブラッドセンター)"の入口。
This picture is the sign of "Hasselblad Center". "Hasselblad" is the world famous camera maker company and their head office is in Go:teborg. I have read that we can see their photo collections in "Hasselblad Center". I, then, expected the centre was a independent photo museum, but it is, however, only one part in "Go:teborgs Konstmuseum(the art museum of Go:teborg)". In addition, the exbition taken placed in "Hasselblad Center" today is modern color photos only. I prefer documentary black and white potos, and so, actually, I was quite disappointed with the centre. By contast, there are lots of great pictures painted by famous painters, such as Munch or Larsson, in "Go:teborgs Konstmuseum" and I enjoyed seeing them very much.
今日は天気が良かったので宿題を終えた後、"Hasselblad Center"へ出かける。 "Hasselblad"というのはGo:teborgに本社がある有名なカメラメーカーで、そのコレクションを展示しているのが"Hasselblad Center"である。写真家の父の影響で、あらゆる芸術作品のなかで写真を見るのが一番好きな私(ちなみに撮るのが下手なのは一目瞭然)はこの美術館を見学できることを楽しみにしていた。
そう。私は"Hasselblad Center"は独立した1つの写真美術館だと思っていたのだ。先日大学図書館に出かけたときに"Go:teborgs Konstmuseum(イェーテボリ市立美術館)"の脇にこの写真の看板(?)を見つけたときに"あれ?ここにあるの??"と思ったものの、それでもまさか"Go:teborgs Konstmuseum"の1区画というか大きな1部屋だけとは予測していなかった。ミュージアムショップでカードを見かけて実物を見るのを楽しみにしていたMary Ellen MarkやChrister Stro:mholmの撮った作品はなくて、Lors Tunbjo:rkという写真家の"Hem/Kontor"という展示を行っているだけだった。
このLors氏の写真もきっと好きなヒトが見れば面白い作品なのだろうけど、タイトルの通り、現代の家庭("hem")や事務所("kontor")で見かけるモノを中心に撮られているカラーの写真は、白黒ドキュメンタリー写真が好きな私にとってはあまり興味が惹かれなかった。というよりも特に"事務所"の部分についてはニューヨークと東京を中心に撮影されているので、"パソコンのマウスパッドの脇に置かれた食べかけのピザ"や"銀行のサーバー室でケーブルがこんがらがっている光景""ロッカー室のロッカーのドアにはさまれた礼服用のネクタイ"などをスウェーデンの美術館で見ても "なんだかなあ"という気持ちになってしまうのだ。それが日常の風景だったからというわけでもなくて、別に日常の風景でも興味を惹かれる写真はあるし、それとも蛍光灯の下の色が好きではないのかなあ、何故なのかは自分でもよく分からないけど、とにかく私にとっては"いまひとつ"な印象だった。ちなみに上記の印象はあくまで私個人にとってのモノであって、Lors氏の写真それ自体がどうだったと言っているわけではないので、誤解なきよう。
そのようなわけで落胆を胸に1階にある"Hasselblad Center"を後にして他の部門へと移動していくと、最初は現代造形というこれまた私があまり興味をそそられない領域で、当初の期待と反動が尾をひいてしまい"もう帰ろうかな"などと思いつつ奥へ上へと進んで行った。すると1800年代から1900年代前半までのスウェーデンの画家の絵画のコーナーに遭遇し、帰らなくて良かったとしみじみ思った。Munchやスウェーデンの誇る画家Carl Larssonなどの私が知っている"巨匠"だけではなくて、名前を知らない画家の重厚な油絵で描かれた当時貧しい農業国であったスウェーデンの生活光景がたくさんあり、非常に興味深く面白かったので最終的には大満足で帰路についたのだった(笑)
ちなみに入場料は大人40SEKで、学生割引は美術や写真専攻の学生のみとのこと。従ってスウェーデン国内の学生証や国際学生証等を持参の場合にはその点にご注意を。私は他の美術館もいずれ見学するつもりだし、"Go:teborgs Konstmuseum"もまた来る予定だったので市内全美術館の入館料が1年間無料でいつでも何回でも使える"a*rskort"というのを購入した。 こちらは学生/年金生活者170SEK、一般220SEK、20歳以下60SEKである。
|
|
|
20020909:eight-hundred and thirty-ninth day
|
|
出国73日目。写真は紅葉しつつある"Hagakyrkan(ハーガ教会)"の庭。
This picture is the leaves putting on their autumn colors near "Hagakyrkan(Haga Church)". I submited my assignment as the first examination in Sweden in this afternoon. I hope it will be passed. After the class, my friends, they are Filipino and Chinese, and I talked about our own contries. One topic was about abortion. In Philippine, she said, abortion is illegal. On the other hand, in China abortion is very common because of the explosion of population, my Chinese friend said. Then I said that in Japan abortion is legal for 27 weeks (sorry, I'm not sure) from pregrnant women's last mensturation, when their men allow it and they have reasonable reason, for instance economical problem, but after this period abortion is regarded as murder. It is always interesting to listen to friends speaking their societies.
スウェーデンでの最初の試験となったレポートを提出してきたので少しだけ気持ちが軽くなる。来週からは"social ploblems and social work-theory and practice-"という新たな授業が開始するので、期待半分緊張半分なのである。授業の後で学食で珈琲を飲みながら、フィリピン人の友人と中国人の友人と話をしていて、スウェーデンでは法律婚も事実婚も法的にほぼ同等に扱われるという話からそれぞれの国における状況に話題が展開していった。まず事実婚と同棲についてはいずれの国も認められていなくて、法的に結婚せずに異性同士で同居していると社会全体の価値観として蔑視されるそうである。日本では夫婦別姓を実現する手段として事実婚を選択するヒトは増えているような印象があるけど、もちろん法的には同等に扱われていないので、事実婚/同棲については3国ともに共通という結論になった。
次に既婚者の浮気については、フィリピンでは非常に一般的なのだという。男性にせよ女性にせよ、複数の家庭を持つことはもちろん周囲に内密にしておかなくてはいけないが、大勢の人々が法的に結婚している相手以外に別の特別な異性の存在を持っているとのこと。初めて知ったことなので吃驚。一方、中国では絶対に受け入れられることではなく、万が一既婚者が浮気した場合には親戚中、地域社会全体から完全に閉め出しとなるそうである。法的な制裁の有無については聞きそびれてしまったのが残念。日本の状況については(幸いなことに?)あまり良く知らないので口をつぐんでいた。
3番目に、人工中絶の話題になった。今度は既婚者の浮気とは対照的に、フィリピンでは完全に違法、中国では非常に一般的とのことであった。中国で一般的な理由は"1人っ子政策"に関係しているのかと思って尋ねると、"1人っ子政策"の一環ではないけれどもちろん人口増加を抑えるためであるとのことであった。事実婚/同棲が認められてないのであるならば、やはり直接的な理由は"1人っ子政策"にあるのではないかと思い、"もし2人目の子供を生んだ場合にはどのような法的な制裁があるの?"と尋ねると、人口の99%を占める漢族の場合は非常に厳しく、地域ごとによって異なる高額な罰金が課されるとのことであった。ただし人口の1%の少数民族については必ずしも"1人っ子政策"は該当せず、2人目を認められることもあるとのことである。
"日本でも違法だよね?"とフィリピン人の友人に尋ねられたので、"日数については確実ではないけれど"と前置きをして"妊娠前の最後の月経から27週目までは夫の同意と正当な理由がある場合のみ合法で、その期間を過ぎたら殺人とみなされて違法"という説明をした。すると当然のことながら"あなたの言うことは理解できるけど、どのような理由でその期間は定められているのか?"と質問されて、その疑問はまさしく私が感じ続けている疑問なので何とも答えようがなかった。本当に何故妊娠27(?)週目以前は"ヒト"ではないのだろう?
|
|
|
20020908:eight-hundred and thirty-eighth day
|
|
出国72日目。写真は街で見かけた"Power Puff Girls"の映画のポスター。
This picture is the movie poster of "Power Puff Girls". The girls are very popular among children and some adults in the world. Some of my Japanese friends like them very much.
Regarding the broadband, a Swedish friend of mine kindly helped me. He spoke with the man of the SGS Computergroup and told me that comhem, which was the cable television company of my flat, did not have a working computer connection at this area. I was very disapointed but now I am considering to apply for Telia ADSL.
この"Power Puff Girls"を大好きな友人が周囲に数人いたので何度か見たことがあるのだけど、主役の1人の"バブルス"がスウェーデン語のポスターだと"Bubblan"になっているのが面白い。つまり"泡"を意味する"bubbla"が定形変化しており英語の"the bubble"になっている。ちなみに他の2人は"Blomman"と"Buttran"となっていて、前者が"その花"("the bloom")なのは分かるのだけど後者は辞書にも見当たらず分からない。どうでもいいことだけど何となく悔しい気分。…あ、なるほど。こうして書いていて初めて名前が全部"B"で韻を踏んでいることに気がついた。 "Buttran"にあたるのは日本語訳では"バターカップ"だと思ったので、韻を残すためにこのような名前になっているのかな??
20020902に書いた常時接続の件は、レポートが片付いてから動こうと思っていたら以前に質問をしていたスウェーデン人の友人からメールが届いた。彼が調べてくれたところによると、結局私のアパートのCATV会社であるcomhemは私の住んでいる地域ではインターネット接続サービスを提供していないとのことで、非常に残念。仕方がないので日本のNTTにあたるTelia ADSLに申し込む方向で検討中。1年間と聞いている最低契約期間が単にお金の問題だけなら、多少余計な出費が必要でも常時接続を手に入れたい所存。56kbpsの線の細さと接続の不安定さは嫌。そして何より日本との連絡もあるけど、勉強でもこれからますます調査及び資料収集が必要になるし、どうせ電話代がかかるなら多少割高でも定額出費にしたいのだ。
|
|
|
20020907:eight-hundred and thirty-seventh day
|
|
出国71日目。写真は"Nordstan"にある謎な日本/中華料理屋。
This picture is the strange sign of a restraunt in "Nordstan". It says "Kyoto" in Chenese Character but "Beijing" in alphebet. Today I found Japanese food materials in the Asian food materials shop called "Hung-Fat". I bought one little pack of Miso and I cooked Miso soup for my dinner. I was really satisfied with it.
何が謎かというと、看板に"京都"と漢字で書いてある一方で"Beijing"と書いてあるのだ。いつも外から見るだけで、お店の中には入ったことがないので値段や味については不明。気分転換と食料買出しのため外出し、途中で路面電車を降りて中心部にある巨大ショッピングモールの"Nordstan"に向かう。何となくいつもとは別の入口から入ってみたくなり、"Nordstan"と"Gustav Adolfs Torg(グスタフ像)"の間の"O:stra Hamngatan"を少し歩いていたら、アジア食品店を見つけ、ようやく念願だった日本の味噌を手に入れることが出来た。昨日書いた留学生の話ではないけれど、この店でもやはり中国系食品が主流であった。例えば"ベビースターラーメン"が"童星點心麺"になって販売されているなど中国産の日本製食品も置いてあり、可笑しいながらも懐かしくなった。中国語の新聞と雑誌もあったので日本語のもないかと思って探したけれど、見つからずに残念。
日本を出発して以来初めて自分でお味噌汁を作ることができて、幸せな夕食だった。慢性疾患のために禁食はあっても食物の好き嫌いはないのだけど、自分で料理をするときにはやはり日本の味を作りたくなるから不思議だ。学生アパートでの生活を始めて自分の台所を得るまで、英国でもスウェーデンでのホームステイ中も決して食事に不平はなかったし、どちらかでの生活が現在も続いていたとしても全然構わない。なのに、それでも醤油味や味噌味を口にするとほっとするというのは、やはりここまで私を作り上げた生活環境によるものなのだろう。
夕食の後は、同じグループのスウェーデン人の友達から送られてきたレポートに気がついたことを書いて送り返す作業。スウェーデン人の英語に私が何かいえる筋合いではないと思って前回は"素晴らしいと思うよ"とだけ書いて送り返したら、その相手から"本当に私の文章の構造を分かったのか?自分はどうやってより良くしたらいいの?"と返事がきて慌ててコメントを付け直して再送したという経緯があるので、今回は気合を入れてコメントを書く。
英語はもちろん私なぞより数段上なのに、何故か第1の目的であるはずのレポート全体の"argumatation text"としての構造が整理されていなくて、相手を褒めつつその課題をどう伝えるかで悩んでしまい、彼女のレポートを読み始めてから総計4時間の非常に神経の疲れる作業であった。
|
|
|
20020906:eight-hundred and thirty-sixth day
|
|
出国70日目。写真は"Go:taplatsen(イェータ広場)"の裏側に広がる光景。
This picture is taken behind "Go:taplatsen". My collegue from Philippine and I went to Go:teborg University Centre Library
near there in this afternoon in order to get some articles for our argumatation text as a examination. In the evening we had a meeting for the text in the shared kitchen in our house for one hour. After the meeting, I started writing my text at 9:00pm and finished at 4:00am. But, in fact, it was not the end. We have to give and get response each other in small group and we have to submit our professor on Monday.
"Go:taplatsen"の周辺は美術館や劇場、コンサートホールがあるので訪れる観光客は多いと思うけど、まさか美術館の裏側に写真のような広大な敷地が広がっているとは思いもしないだろう。少なくとも私は知らなくて、この写真の手前に位置する大学中央図書館に今日初めて行って吃驚。ちなみに大学の校舎が市内全域に点在していてそれぞれに図書館が付属しているのは、蔵書数の充実のためには良いけれど、1つの資料を求めて路面電車で20分もかけて移動しなくてはいけないのは不便だ。しかも貸出用の図書館カードが何故か社会学部の図書館だけ異なっており、他の図書館を利用するためには大学院図書館へ行き別のカードを作らなくてはならない。さらに言えばコピーカードも異なっており、Students Union(学生生協)で購入したコピーカードは大学中央図書館では使えなかった。大学生協のコピーカードであれば異なる大学でも使えた日本の仕組みが恋しくなる。どうして合理主義の国でこんな不便が通っているのだろうと考えていたのだけど、もしかすると学部や図書館の独立性ということに関係しているのかもしれない、好意的に解釈すれば(笑)
閉架書庫から資料が出てくるのを待っている間、図書館内を見学していたら大勢の日本人と思わしきヒトを見かけた。Go:teborgに来てしばらくの間はそのような場合に声をかけようかどうしようか悩んだものだけど、最近では悩まなくなった。というのは日本語を話したくないからでは決してなくて、自分が日本人と思うヒトはほぼ99%の確率で中国人であることが判明したからだ。目の細さや何となくの雰囲気で最初からそうと分かる場合も多いけど、先日SGSに行ったときに確信を持って日本人だと思ったヒトと目があったら向こうから"Are you a Chinese?"と尋ねてきたので、それ以来見分けることは諦めた。ちなみに残りの1%は誰かというと韓国人で、韓国人の方がさらに服装や持物、化粧が日本人に近いので、判別するのは至難の業。
街の中でお土産を物色しながらお喋りに花を咲かせている日本人観光客は見かけても(もちろん中国人、韓国人の観光客も大勢見かける)、まだ日本人の他の留学生に出会ったことがない。大学病院に大勢の日本人研究者は来ているのに、何故留学生はこんなに少ないのだろう??それとも単に私が出会ってないだけで大勢来ているのだろうか??
大学中央図書館に行った理由は、来週の月曜までに試験としてのレポートを書かなくてはならないので、その資料を集めるためである。試験の課題をいまひとつ把握していない同じクラスの友達が検討会をしたいというので、自分の確認のためにも出席。明日の朝までに先生にメールで送れば先に添削してもらえることになっていたので、間に合わせるために完全徹夜で第1稿を完成させる。新聞配達の音ならぬ、路面電車の始発の音を聞いてからようやく就寝したのだった。やれやれ。
|
|
|
20020905:eight-hundred and thirty-fifth day
|
|
出国69日目。写真は学生用アパートの中庭に建築中の物置小屋。
This picture is the yard house with the storage rooms. I found the information from SGS in my post in this afternoon. It says that the storage rooms will be available and call our attention to keep closed in the house. To my surprise, "we have already had a couple of burglary-attempts". I have to take care about my PC when I am going out.
今日も授業がなかったので在宅勉強。午後に郵便局までteliaからの請求とSGSから来た家賃の請求を振込みに出かける。請求書は郵便局での振込用紙として届くのだけど、金額が多いのでクレジットカードで支払おうと思っていたところ、その振込用紙のときにカードで支払うとキャッシング扱いになると聞いたので、郵便局の近くで引き出して、結局現金で支払うことにする。いつもはNordstanという街の中心部にある巨大ショッピングモールの中の郵便局を使うのだけど、常に混んでいて時間がかかるので、今日は路面電車3番と9番の停留所である"Jaegerdorffsplaten"の目の前にある郵便局に出かけてみた。予想通り空いていて助かったけど、この郵便局のあるMajorna地区は旧市街にあたるせいか、お客さんはお年寄りがほとんどだった。おそらく近くに高齢者住宅があるのだろうと推察。私の住んでいる周辺は現在学生用のアパートを急速増設中の地域なので、比較的若いヒトが多い。
ちなみに郵便局に関する情報はいずれ作成予定の生活ガイドにきちんとまとめていきたいと考えているので、Go:teborg市内の郵便局の場所と混雑状況等をご存知の方は是非ご一報を。
|
|
|
20020904:eight-hundred and thirty-forth day
|
|
出国68日目。写真はGo:teborgのとあるcafeのある建物。
This picture is a building with cafe in Go:teborg. I have a stomachach today, because it was cold lastnight, I suppose. Fortunately there was no class today so I stayed in my room throughout the day and read my text book. After I ate a kind of hot Japanese noodles I am getting better.
昨夜冷えたせいか、今日は腹痛で目覚めた。授業がないのを幸いに部屋に篭っておとなしく過ごすことに決め、宿題である教科書や日本語の本を読んでいた。決して嫌いではないけれどパンやパスタばかりを食べていると汁モノの食物が恋しくなるので、身体を中から温めるためにも、温かいお蕎麦を作ってみた。貴重なお醤油と汁の素を節約したために、少々失敗してしまったけれど、とても懐かしい味がして身体もぽかぽかしてきて、食後には体調もだいぶ良くなった感じがした。
考えてみれば一人暮らし経験もそれなりに長いので、料理は苦ではないことに随分と助けられている。海外長期滞在を考えている方には、是非自炊の力を身につけておくことをお勧めする(笑)
|
|
|
20020903:eight-hundred and thirty-third day
|
|
出国67日目。写真はGo:teborgのとある通りの光景。
This picture is taken in Go:teborg. I talked with someone in English in my dream last night, I could not speak well, however. During class I handed back my text that I sent my professor by e-mail the night before last. There were fewer mistakes than my first text in the first class on 28th August although I do have English language problems still now. I have to manage to improve my English skills anyway. Reading my text book, Lennart Bjo:rk/Christine Ra:isa:nen(1997)"Academic Writing -A University Writing Couse", can help me.
昨夜は英語で話している夢を見た。英国滞在中も3週間が過ぎたあたりで1度見たので、大体数週間経つと夢に英語が侵食してくるのかもしれない。週末を少しのんびり過ごして多少は気が楽になってきたのか、先週よりも若干英語がスムーズに出てくるようになってきたように思うし、少なくとも先生の話を聞き取る能力については他の学生たちに引けをとらないと感じている。日本にいたときに英語のテープを聞いて耳を作ってきて本当に良かった。
ちなみに私が使っていたのは、鈴木陽一(2001)"Duo Select"のテキストとCDと時折録音していたBBCニュースだけど、本当に通勤時に流して聞いていただけでも多少なりとも効果があるものなのだなあと驚いている。おそらく映画を見るときに字幕だけでなく英語の台詞を聞くように意識するようにしただけでも、日本人の英語力は上達するのではないだろうか。英語を学ぶということは特別な教材など何も必要ではなくて、本当に気持ちひとつのことなのだなあと、自戒を込めてしみじみ思っている今日この頃である。海外出張の多い父に"英語はきちんと勉強しておくように"と中学高校時代から言われていたにも関わらず、真剣に受け止めてこなかったことに後悔しきりなのである。
現在授業で指定されているのはLennart Bjo:rk/Christine Ra:isa:nen(1997)"Academic Writing -A University Writing Couse"という教科書で、これは実に良書だと思う。読んでいると英語の文章の構造や構築の仕方が理解できる。説明のあとに練習課題があり、さらに解答に関する解説があるので十分に自習も可能である。さらに自分が文章を書くときにも参考にできるので、参考にしながらレポート等を書いていき、身につけていきたい。スウェーデン人の同級生のなかには使い込んでボロボロになったのを手にしているヒトもいるので、私もそのくらいになるまで使いこなしたいものだ。
|
|
|
20020902:eight-hundred and thirty-second day
|
|
出国66日目。写真は"Aspero:"で見かけた誰かの庭のキジ(?)。
This picture is a pheasant in a garden in "Aspero:". In this morning I read the text book then after lunch I went to the office of SGS, the owner of my flat, to ask them about the broadband. Because I found LAN in my flat but it doesn't work. SGS says it should be connected with Chalmers University but they don't know when it will be connected. I feel quiet disappointed. I have to find any other way to get my broadband, in fact I need it.
昨日部屋の電話の接続口の隣に蓋のされているLANの接続口があることに気がついたので、試しにストレートケーブルで繋げてみたけど当然のことながら接続は確立されなかった。電話回線の細くて費用の高い接続状況にはうんざりしているので、午前中に勉強を頑張り、午後からSGS(住宅管理会社)に出かけた。接続口の写真を印刷して持参したので"どのようにしたら使えるようにできるのか?"という質問自体はすぐに伝わったけれど、その答えは"確かにそれはbroadband用の配線である。市内にある工科大学から接続されることになっていて建物内の配線は済んでいるが、外部からの接続がまだ来ていない"とのことであった。重ねて"では接続してサービスが開始するまでにどのくらいかかるのか?"と質問したところ、"こちらの責任ではないから、それは全く分からない"とにべもない返事。
telia(日本のNTTに相当)のADSLサービスは最高でも下り0.5Mbpsという日本から考えたらお粗末な状況で、"北限の205"のたろ氏によると申し込んでから利用できるまでに随分時間がかかる場合があるとのことなので、建物にcable TVの配線が来ているのは確認済みだし、そちらの方針で探ってみる予定。何とか今月中には常時接続環境を入手したいものなのだ。
|
|
|
20020901:eight-hundred and thirty-first day
|
|
出国65日目。写真は"Aspero:"で見かけた日時計。
This picture is a sundial in "Aspero:". In this afternoon I bought telephone then I became able to call my family and my friends freely. I felt so happy while I talked with my mother and father in Japan with my own telephone.
今週末の読書以外の課題は、"何かひとつ問題を選択し、それを放置したらどうなるか、それを解決するためにはどうすれば良いか、その他の解決方法はあるか、自分の主張に対する反論とそれに対する再反論はどうか"ということについて書く "problem solving"という文章の形式で400語以上450語以下の短いレポートを作成し、それを決められたグループ内と希望者は教授にもmailで送り、相互にコメントしたあとで各々修正し、月曜日の10:00までに"Academic Writing"の教授へmailで提出するというものである。
1稿はグループの他の友達に昨日のうちに送信済みだったので返事を待っている時間に電話機を買いに出かけた。お店を2軒周った後でようやく購入でき、さっそく設置してみる。思えば英国のNab Cottage以来2ヶ月以上借暮らしの日々を過ごしていたわけで、自分自身の電話が手に入ったことが何とも言えずに幸せである。日本にいて何不自由ない生活をしていると気が付かない幸せが多すぎるので、その意味でも今回の留学で色々と苦労できるのは本当に有意義なことなのだ。
日本の家族とひとしきり電話で話して堪能したあと、グループの友達から戻ってきた返事をもとにレポートに修正を加えて提出してしまおうかと思ったときに、教授からの返事が届き再度修正を行う。何人の学生が1稿の指導を教授に求めたのか分からないけど、学生だけでなく教授自身も大変な課題で多忙な週末である。指導自体も"○○は良いけれど××の点は良くない"というようにまずは評価するコトバが必ず付くので素直に受け入れる気持ちになる。とはいえ頭ごなしに叱られるとついつい反発したくなるのは私自身の甘さなのかもしれないけれど。
|
|