Q 1. 本人のお酒の量がふえて、職場でのトラブルが・・・・。
Q 2. 認めようとしない本人にどう働きかければいいのですか?
Q 3. アルコール依存症とはどんな病気?
Q 4. 意志が弱いからやめられないのですか?
Q 5. アルコールが切れると、手のふるえやいらいらが起こってくるのですが・・・・
Q 6. アルコール依存症の家族への影響とは?
Q 7. アルコール依存症専門病院はどんな病院?
Q 8. アルコール依存症の専門病院の治療とは?
Q 9. お酒が嫌いになる薬があるのですか?
Q10. どうすればお酒をやめられるのですか?
Q11. アルコール依存症の治療費は?
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| Q 1. 結婚したときからお酒を飲んでいましたが、このごろ量が増えてきたように思います。職場の人から先日電話が あって、このごろ仕事をよく休んでいる、お酒の臭いをさせて出勤している、ミスが多いなどということを聞いたの ですが、何が起こっているのでしょうか? |
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| A 1. アルコール依存症にはいろいろなタイプがあって、例えば暴れたり、幻覚症状が出たりするという目立った問題が 殆どない人達もいます。その様なタイプの人達は周囲も気付かないうちに徐々に症状が進行し、ご質問のようなこ とが起こってきます。 アルコール依存症が進行していく中で心と身体がアルコールに依存しお酒を飲んでいないと落ち着かない状態にな ります。特に身体の依存状態ができてしまうと、Q5にあるように離脱症状がでて、飲酒をしないと苦しくて仕方がな い状態になります。ご主人の場合も、もしかしたら家族が知らない間にアルコール依存症が進行し、隠れのみを続 けているうちにご質問のような問題が起こってきているのかもしれません。 ご主人も自分自身の最近の状態について「おかしいな」と思って苦しい思いをしているかもしれません。 ご主人と相談しアルコール依存症専門医療機関に受診をしてみてください。 |
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| Q 2. お酒を飲んでいる本人はお酒の問題を認めようとしませんが、家族からするとお酒によって困っていることが たくさん有ります。まず家族として何をすれば良いのか教えて下さい。 |
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| A 2. アルコール依存症は「否認の病気」といわれており、自分のお酒の問題を認めないことが特徴的です。 おそらくこれまでも、家族や友人達でご本人に対してお酒を止めるように説得したことは何度もあったでしょうし、 お酒を捨てたり隠したり、お金を渡さないようにしたり、もしかすると 「今度飲んだら離婚する」と脅したことも あったかもしれません。 それでもお酒の問題を認めず飲酒が続いたのでしょう。 そのようななかで、まず家族としてできることは,アルコール依存症がどのような病気なのかを学習し、適切な対応 の仕方を身につけることです。 そのために、アルコール依存症専門医療機関の家族プログラムに参加しましょう。 なぜ、家族がと思われるかもしれませんが、家族が対応を変えていくことで、ご本人は徐々に自分の問題に直面 せざるをえなくなり、お酒の問題を認めるようになっていきます。 |
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| Q 3. アルコール依存症とはどんな病気なのでしょうか。 | |
| A 3. アルコール依存症は、慢性の病気で、お酒を上手く飲むことが出来ない体質となり、飲み方が変化したり、 離脱症状が出現します。 また、身体を悪くするだけでなく、精神面、生活面や人間関係にも問題が現れます。 飲酒をやめなければ進行していきます。 |
→<家族教室 テキスト(1) アルコール依存症とはどんな病気?>
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| Q 4. アルコール依存症者は意志が弱いからお酒がやめられないのでしょうか。 | |
| A 4. アルコール依存症はどんな人でもかかる可能性のある病気です。 意志が弱くても、強くてもアルコール(エタノール)という物質を長く摂り続ける中で体質が変化してしまい,アルコールに 対してコントロールが効かなくなっています。 いくら強い意志を持ってお酒を飲まないでおこうと思っても、病的な飲酒欲求により飲酒をしてしまうこともあります。 アルコール依存症がどんな病気なのかじっくりホームページを見て理解していって下さい。 |
→<家族教室 テキスト(1) アルコール依存症とはどんな病気?>
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| Q 5. アルコールが切れてくると、手が震えるえたり、落ち着かなくなる事があるのですが、どうしてなのでしょうか? | |
| A 5. アルコールからくる離脱症状だと思われます。 アルコール離脱症状とは、長年アルコールという依存性薬物を摂り続けて来たことにより、脳はアルコールが作用し ながらもいくらか正常に近い状態を生み出すようになり、アルコールが切れてくる(血中アルコール濃度が下がってく る)と手や全身のふるえ、焦燥感、発汗、不眠、吐き気、下痢、恐怖感、錯覚、幻覚、けいれん発作など(以上を早期 離脱症状群と言い、飲酒をやめて数時間ぐらいすると出てくる症状)や、振戦せん妄(後期離脱症状群と言い、飲酒 をやめて2,3日後より出てくる症状で、主な症状は全身振戦、幻覚、見当識障害)が出現します。 いくつか症状が当てはまれば、アルコール依存症になっている可能性があります。 離脱症状は飲酒をすれば一時的に治まりますが、それで治るものでもなく、アルコールが切れてくると再現し、 結局また、飲酒をしないといけない状態になってしまいます。 この状態では病気は進行するばかりですから、まず、アルコール依存症専門医療機関への相談をすすめます。 |
→<家族教室 テキスト(1) アルコール依存症とはどんな病気?>
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| Q 6. アルコール依存症は家族にどのような影響を与えるのですか? | |
| A 6.アルコール依存症は家族を巻き込む病気と言われています。アルコール依存症者と長年共に生活する中で妻や 子どもも悩んだり、いろいろな影響を受けている場合も多いのです。 |
→<家族教室 テキスト(4) 見直してみませんか? 本人との関係のあり方を・・・・>
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| Q 7. アルコール依存症の専門病院は精神病院であると聞いたのですが、どのような病院なんですか? | |
| A 7. 以前は精神病院というと鉄格子のある閉鎖的で恐いイメージがあったと思います。 あなたも精神病院にそんなイメージを持っていたのかもしれませんが、多くの精神病院では開放的な治療を 行うようになってきています。 当院は基本的には開放病棟での治療になりますが、例えば治療中飲酒してしまったり、幻覚症状が激しい場合 等は保護室という隔離病室に入ってもらいます。 また、入院して初期の身体的・精神的に不安定な時期には観察病棟という閉鎖病棟に入ってもらうことになります。 以外は、開放病棟で治療して頂き入院後一ヶ月頃には外出泊も出来るようになります。 環境的にも中庭や運動場など緑も多くゆったりと治療して頂ける環境です。 どうぞ安心して受診してください。 |
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| Q 8. アルコール依存症専門病院ではどのような治療が行われるのでしょうか。 | |
| A 8. 治療の方法としては、入院治療と通院治療があります。 入院治療では、お酒が飲めない環境に身を置く中で、完全に身体からお酒をぬき、離脱症状を抑える事と、 それに合わせて身体的治療を行った上で、アルコール依存症という病気がどのような病気なのか、また、 お酒のない生活をどのように行っていくのかを知っていただくために、プログラムに参加をしていただきます。 また、外出、外泊訓練も行っていきます。 通院治療では、退院後の断酒継続をするために、抗酒剤の服薬や、プログラムに参加していただいたり、 デイケアセンターに通ったりしていただいています。 |
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| Q 9. 「噂でお酒が嫌いになる薬があると聞きましたが、本当にそんな薬があるのでしょうか。」 | |
| A 9. お酒が嫌いになると言うよりは、お酒に弱い体質を一時的に作り出す薬はあります。 その薬は抗酒剤(シアナマイド、ノックビン)と呼ばれます。 抗酒剤を飲んで、お酒を飲むと頭痛、嘔吐、動悸、顔面紅潮など不快な症状が出ます。 この作用を知った上、患者さんには抗酒剤を服用してもらい、飲酒欲求が湧いてきた時にお酒を飲まないで おこうと思っていただく薬です。 |
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| Q10. どうすればお酒をやめるようになりますか? | |
| A10. このような質問をされたということは、なんらかのやめていかねばならない理由があるということですね。 そして、あなたはあなたなりに、いろいろな方法でお酒の問題をなんとかしようとしてきたことと思います。 たとえば、お酒を減らそうとしたり、やめると誓って周囲の人に宣言したり、というように。 しかし、アルコール依存症になると,自分なりの方法でやめてゆくのは非常に困難です。 一般的には、専門医療機関で治療を受け、自助グループに通い続けることが大切といわれています。 |
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| Q11. 治療費は保険が効くのでしょうか。 | |
| A11. 一般病院と同じように医療保険全て使用できます。 自己負担率は保険の種類によって異なりますので、各保険証でご確認下さい。 入院では医療費のほか、食事療養費(課税世帯に属する人1日760円、非課税世帯に属する人1日650円、 非課税世帯に属する人などで老齢福祉年金を受給している人1日300円)が別途必要になります。 |
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