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 土の中に生ゴミや落ち葉、動物の死骸などを埋め、なにもしないで放置して半年もすると元の形が無くなり土のようになったのを見たことがあると思います。木の電柱や木の杭なども長い年月の間に根元や地面のすぐ下の部分が腐ってきます。地表から1m位の土の中には物を分解する微生物、ミミズやおけらのような虫、植物の根などがたくさん棲んでいます。
 このような私たちが住む地球の表面で、物を分解する生き物が好んで棲む土を土壌圏と言います。その土壌圏の働きを、し尿、生活排水などの汚水や汚泥の処理、それらから発生する悪臭の処理等に利用するためのいろいろな方法を全て土壌浄化法といいます。
 土壌微生物の複雑かつ多様な能力は、BOD等のみならず、窒素、燐をも除去し有害細菌、脱色、繊維質の分解まで行われ、幅広い有効性が認められてきております。
 自然の力をうまく利用し、自然となかよくしていくことが人間にとって今一番必要なことではないでしょうか、『地球にやさしく』の土壌浄化法です。
▼土壌浄化法の基本構造

■土壌浄化法による沈殿分離槽・汚泥槽(応用例)
  • 悪臭防止対策(二次公害対策)
  • スカムの固化対策


■土壌浄化法による接触ばっ気槽
  • 長水路型接触ばっ気槽により水の流れは押し出し方式となり濾材に固定された生物の間を生物ろ過されながら流れるため、水質が安定する。→(負荷変動に強い)
  • 悪臭防止対策により嫌気条件で運転できる。
  • 電気料金等のランニングコストを抑えることができる。→(負荷に応じた運転ができる。)
  • 接触材はプラスチック製と礫がある。

■緑地空間として利用・寒冷地対策

▼土壌被覆型浄化槽

■ソイルシステム 土壌被覆型接触ばっ気方式合併処理浄化槽
 建築基準法に基づく認定浄化槽(第68条の26第1項認定)
(認定番号 DW3N-8009,8010,8014〜8019)
 51人〜3,600人槽:BOD60mg/g〜20mg/g以下に対応できます。
名  称 ソイルシステム
T型
ソイルシステム
U型
ソイルシステム
SDT型
ソイルシシステム
SDU型
接触ろ材 プラスチック プラスチック
能  力 BOD20mg/g、3,600人まで BOD20〜60mg/g、500人まで
■A/Oソイル(代理店)
省エネタイプ 土壌被覆型嫌好気接触法合併浄化槽
201人〜5,000人槽:BOD20mg/g以下に対応できます。
  • 電気料金が安くなります。
  • 余剰汚泥の処理費が安くなります。

■ニイミシステム(代理店)
土壌被覆型接触ばっ気方式合併処理浄化槽
51人〜2,000人槽:BOD30mg/g〜20mg/g以下に対応できます。

▼毛管浸潤トレンチ
 想像を絶する数の土壌生物が棲んでいる地表から1m程度の土壌中に、浄化槽処理排水や、家庭雑排水などの有機質汚水を地球の重力による降下浸透を遮断し、地表面からの蒸発や、植物の根から吸い上げられるように土壌の表層を汚水が不飽和の状態で流動するように仕向けた工法が蒸散拡散処理毛管浸潤トレンチ工法です。

次のような時にはこの毛管浸潤トレンチを活用してください。

  • 放流先がないが水洗トイレにしたい。
  • 放流先があっても二次公害が心配だ。
  • 高度処理をしたい。

▼土壌脱臭装置
 スプーン一杯ほどの土壌の中に棲んでいる土壌微生物数は一千万〜一億と言われています。この膨大な数の土壌微生物のなかにはアンモニア、硫化水素などの悪臭分子を酸化して消滅させてしまう特殊な無機栄養菌が数多くいます。このような土壌に臭気成分を吸着させ、土壌微生物により、好気的状態で分解させるようにしたのが土壌脱臭法です。この土壌脱臭法は他の脱臭法に比べ維持管理が容易で運転費が安く、脱臭装置上部を緑地帯として利用できるなどの利点を有しています。

特 徴

▽優れた性能と、安定性
下水処理場、し尿処理施設、コミュニティプラント、食品加工工場、畜産施設、フィッシュミルプラントなどの悪臭ガスに対し、高い除去率を長時間持続することができます。

▽割安な設備費
他方式に比べて設備機器が少なく、また薬品などを使用しないので、これに伴う付帯設備も不要です。

▽維持管理が容易で経済的
悪臭ガスの給気ダクト以外は機械部分がなく、管理が容易です。また、薬品などを使用しないので、土壌表面の植生の手入れ以外にはほとんど維持管理費がかかりません。

▽周辺の景観を美しく維持
土壌脱臭の表面には芝生を植えたり、花壇、菜園に利用するなど、装置のイメージを与えず美しい景観を保つことができます。

構造(略図)


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