連載  検証 四柱推命 
                       
【検証 小泉純一郎】 


   (一) 四柱推命を少しされた方ならお分かりですが、初めてのかたはできればまず、以下を
       お知りいただければいいのですが、、、、
      
       @四柱がご自分で出せるように。
       A日干の位置と意味が分かる (日の干を我が身としてすべてを推察するということ)
       B生まれ月の支が分かる (生月の支を五行に代えて、何が強いかが分かる)

         Aの解説 日干が他の五行より相対的に強か弱かを知ることが大事ですが、その
                よりどころがBで知る五行の力量なのです。

         Bの解説 木火土金水の五行で、
                甲乙の木は寅卯月などは旺令(おうれい)と言って強く見ます。
                丙丁火は巳午月などの生まれは旺(おう)です。火は強い月に生まれた
                と見ます。
                土は複雑ですが原則・辰戌未丑月の最後の十八日間が旺です。
                申酉月などの生まれなら庚辛金には強い生まれと見ます。
                壬癸水は亥子丑月には原則強めに見ます。

         Bを言えば、別に旺であるからと特別と見なくてもいいので、日干の強弱に直接つな
                 がるわけでもありません。ただどの五行がほかより強いかが分かれば
                 いいのです。
                 午月なら火が強い可能性大
                 辰月の最初なら木がやや強い
                 丑月の初めなら水が強い ということさえ分かればいいのです。

                                                27/04



    (二) ついでに、と言えば、「何が分かるか?」ということですから、五行が持っている意味
        『通変』を覚えていただければいいのですが。

       @ 日干(日の干)を主として決められています。
       A 日干が洩らす(吐き出す)ものを「食傷(食神・傷官)」・・しょくしょう といいます。
          日干が向かう五行を「財」・・ざい といいます。
          日干に向かって来る五行を「官殺」・・かんさつ といいます。
          日干を生むものを「印」・・いん といいます。
          日干と同じ五行で日干を応援するものを「比劫」・・ひごう といいます。

         Aを (小泉氏の)金日干でいいますと、
             洩らす水(壬癸水・亥子丑)が食傷で、
               日干がある程度の強さあれば、『よく持てる才能を発揮できます。』
             向かう木(甲乙木・寅卯)が財で、
                  『父や女性や財産や趣味嗜好、物質や配偶者を表します。』
             対抗すべき火(丙丁火・巳午)が官殺で、
                  『仕事や子供や地位名誉など物質以外の財産を表します。』
             産んでくれる湿土(己土・丑辰)は印で、
                       『母や恩師や後援会などですが、多いと問題です。』
             同気の金(庚辛金・申酉)は比劫で、
                                『兄弟姉妹や同僚などを表します。』


                                                 29/04



     (三) 本題前にもう少し予備知識を、、、

        @ 前記は『通変』で、過去現在未来の事柄が分かる、といいましたが、
        A もうひとつ、もっと重要なものがあります。それは十干と言って五行(木火土金水)
           のありようを見て事柄を鑑定することなのです。

          @について、もし日の干が庚辛金なら、金銭財産・父・女性・配偶者などを知りた
            ければ、主に甲乙・寅卯の木のありかたを見ればいいのです。
          @について、もし日干の五行が強すぎる(大過といいます)場合は、金日干なら
            のありようを見て、(多分無いか弱いでしょうから)『通変』の財が良くない、と推し
            ます。すなわち日干金大過なら、妻縁、父縁、または金銭運が良くない時という
            ことですね。(小泉氏は?)
          
          Aで見る場合、同じように金が大過なら、(大過は良くないのです)腫瘍、怪我、
            事故などが予想されます。時には木の神経や脳の病気なども注意が要ります。こ
            れらは日干とは限りません。食傷の金が大過なら、同じ傾向に、呼吸器・など
            も注意大です。(小泉氏なら?)

            この五行で見るものは主に身体に関するもの、病や容姿や性情などです。(適
            職は違います。干や支では見ません。性情、運、通変を知っての大運 などを総
            合して推さねばなりません。)


           が、これらは運(大運といって10年ごとに変わります)がそれらを助長した時です
           から、四柱にあれば必ずそうなる、というのではありません!


            『運』は一生同じではありません。
           この講義?の主人公である小泉氏は「私は運がいい」と言い、皆さんも「彼
          は運がいい」と言いますが、正しくは『彼のこのところの運はいい』ということ
          なのです。


           では、「このところ」とはいつで、またいつまではいいのか?過去はいい運とは言え
           なかったのかどうか?これらは実に簡単に分かるのです。
           それが『命理。四柱推命』なのです。


           * この項の内容に関して言えば、小泉氏は金多で腫瘍は免れませんが、
            「金の悪い運は終わっていますので、もし腫瘍あっても軽いか助かる可
            能性高いです。」と『最新四柱推命理論』で述べましたが、その後、氏は
            腸の腫瘍取りましたが良性でした。


                                                   01/05



     (四) 三柱と四柱推命と小泉氏

         そろそろ本題に入り小泉氏を検証しながら「四柱推命」も検証いたしましょう。

         よく私は四柱でないと未来は推せません、といいます。、たとえ中年以上のかたであ
         っても、そしてその過去をお聞きしても、ご本人のに説明は客観性を欠いている場合
         もあり、遠くは外れませんが正確なお返事とならない場合があるからです。お若い方
         など、第一運(早いかたで0才からの10年、遅いかたで10才からの10年)はよほど命
         も運も極端なら別ですが、ほとんどのかたは親の庇護のうちですから、それらの事象
         は生時推定の判断材料になりません。まったく三柱では推せません。


         ですから三柱での鑑定は不安定で信頼が得られません、と言っているのです。ただ、
         過去の事象が客観的に明白で、そこそこ年令を重ねられたかたの場合は生時推定
         なくてもおおよその喜忌は分かりますので、有名人など特殊な事象が命理の勉強に
         もなり、時折解説しております。
どなたでも言っていることはお分かりかと思います
        が、稀に「四柱推命と言いながら三柱でも見ている」などと知っておられながらの
        ご批判など揚げ足でも取ろうとされるかた無いとも限りませんので、この小泉氏
        を四柱推命の推し方の例に挙げることといたしました。


          と言いますのは、彼の三柱は特別(強く)で、十三刻どの生時でも日干強は変わり
         ないのです。(「最新四柱推命理論369頁参照)まあ三柱半に丁度60才の時の鑑定
         それに特殊ですが、明白な事象あります。
         ですから四柱推命と言ってもいいのです。
         
                                                   03/05



      (五) 「格」

         辛 巳 ( 丙 )
         辛 丑 (・己)水旺生まれ
         辛 酉 (庚・辛)
         〇 〇

         これが小泉氏の命ですが、
         まず、格の話を

             またその前にどうでもいいのですが、私が透派だとか言われていますよ
           と教えられたことがあります。「TO−HA?」何のことだか全く分かりません
           でした。「透派?」と言われても 「透ちゃん!」で売っている漫才師さんくら
           いしかピンと来ません。吉本興行より松竹芸能のファンですから少しは詳し
           いですし。(一瞬間違うのですが、トオルちゃんは病弱弟のほうで、キャラが
           濃いいのはクニオちゃんなのです。)

            何に誓う必要もないですが、透派といわれるかたの書は一冊も読んだこ
           とありません。古書屋さんで生時干支についての余興占い書を流し読みし
           たことはありますが、(「最新四柱推命理論」の参考文献参照)あれが透派
           なんですか?あれが?それ以外は全くお目にかかったこともありません!

            いろんな書は読みましたがそいつは知りませんね。まあ世の中にはいろ
           んな方がおられますし、「節穴」ではなくとも、読解力精読力の苦手な方や、
           思い込みで一生過ごされるかたもおありですから。

            TOーHAというよりはそれならむしろ泰山派では無くともほんの少し近い
           と言われたほうがまだましかな。全集は『滴天髄和解』壊れるまで読んで
           ましたし、その延長線上「原書・原典の選択」に労多。結局、多数あれど読
           んでu多いは言われているようにほんの数冊。影響を受けた書はもちろん
           内外にありますが、何しろ元はこれでも『無神論主義実存主義者』ですか
           ら、人の論や説で満足などするくらいなら何もしないで寝ているほうがいい
           に決まっています!!お分かりですか?!「我想う。故に我あり!!」なの
           です。(この意味くらいは分かるでしょうね)

            真似するだけなら、人の知識や書を集めるだけなら受け売りなら誰でもで
           きます。そんなことが「仕事」や、ましてや「はったり営業」など、『恥知ら
           ず!』以外の何ものでもありません。小沢さんの言葉ではないですが、「義
           理欠き、人情を欠き、恥までかいての営業は命家・遁甲家と言う限りはして
           欲しくありませんね!」四柱推命・占い師は別としても命家は学が主である
           べきなのです!と言っても出身や貴も命運で決まっているのですが、ご本人
           が何も推せないので平然といられるということです。

           

         理論的でない論や実証に合わない論は除いて、思い付きでもなく、陰陽論からは
         外れず、論理的に一から積み重ねた論をある程度信頼できる原書に照らし合わせ
         て見れば私の説く「格」の話、となるのです。『滴天髄』の言う『真の八格』『形象』は
         月令の神が天地に透ることを言っているのは明白です。ただ[原注]その他、この
         「命理の聖典」と言われる書でも時代的制約などを解き、理論的に直すにはかなり
         の分量を否定せざるを得ないのも、何でも思い込み何でも人頼りでないかたなら簡
         単にご理解いただけるでしょう。もちろん『滴天髄』のこの[形象][格]の部分に於い
         ても違和感あって当然なのです。


         「格」と言っても月令の神が天に無ければどうでもいいのです。(ただ月支元命と言
         ってそれだけでも重視する派もありますが) が、『滴天髄』のいう『真の格』の場合
         は馬鹿にはできません。天地にもし官殺があれば(真の八格なら)その命の基本は
         いいも悪いも官殺の意があるのです。月支の食傷が天地にあり財につながるなら
         「食傷生財」の財の意を念頭に於いて推すことが近道です。任氏の挙例でも見事に
         現れています。(中級からの『滴天髄』241頁二曰傷官用財格)
         月令の神が日干に透っていれば(禄刃格・得令格・従旺格など)それだけで(基本
         的性情・後継者・自立心・思考基盤・時に自己中心的や父や配偶縁など)多くの事
         象すらが推定しやすい道を与えてくれているのです。それが「格」の重要な役目なの
         です。単に小学校のクラス別け程度の意味しかないものならわざわざ『滴天髄』が
         あれだけ多くの頁を取りません。というより『滴天髄』が成立しません。命の成なる形
         をまず発見し(形象)たとえ八字では遅れを取っても運才でその形になればいい、と
         いうこと、そのためにはどういう神(干支)が来ればいいかということを「格」という方法
         をもって説明しているのです。因みにその神のことを用(喜神)といい、「格」に続いて
         喜用神の取り方などを説明しているのです。「外格・変則格局」しかりです。

 

         遠回りしましたが、ここでこの命を見ますと、

         生時に戊己土あれば「真の偏印格」壬癸水あれば「真の食傷格」ですが、無
         ければ『真』ではないのでどうでもいいのですが、一応水旺ゆえ「食傷強い偏
         印格」くらいの理解があればいいでしょう。


                                                    08/05



      (六) 命式の五行の強さの実際を知ること
           (基本を説く場合は簡略いたしますが、ここでは正確、精密に)         
                                 

         (金0.5)  (火1)
         (金0.5)  (水2土@)
         (金1)   (金1)

           金3 水2 木0 火1 土@   は実際ではない単に手がかりの数値


         ここで変化の原則と理論的実際をこの命で勉強します。

         辛        原則:この年干の辛金は日干には無効(プラス0)
         辛        原則:この月干の辛金も陰干の幇で無効(日干にはプラス0)
         辛        結局原則では日干1のままです。
         〇                                しかし

         辛
        辛        実際:年月日の金は団結し(他の五行を入れず)
        辛        日干1に1プラスは有効。故に日干は2
と見る。

           巳      巳火1は木の火源なく晦火に近い納火で0.5(丙火は陽干で暖に)
           丑      丑中水は己土に蓄水され減力なし・・2  丑土は酉や辛に洩金で0.5
           酉      支のみで金を見ると、酉金(1)は湿土丑から生じられ・・1.5

         辛 巳
         辛 
          酉     日干の金(2)は支に酉の根(1.5)あり合算ということです。


         金日干の天干は2 それに、丑から生じられた酉の根(1.5)で、金日干は3.5
         火は0.5ですが、日干は、弱く遠いこの火には(対抗するための)疲労は少ない。
         土は燥土ではないので日干側(辛金酉金を生み)残るは0.5
         水は2
         木は0
         
           金3.5 水2 木0 火(0.5) 土0.5   これが実際の五行の力量です。

                                                      09/05



      (七) この命のいいところ

        *日干は強だが、旺令の秋生まれでなく(衰令生まれといいます)洩らす水が旺令
          となっているために偏り過ぎての極端な強ではないのです。また当然特別な格
          (専旺や従旺)などにはなりません。
             基本理論:丑月の水は仮に土旺であっても蓄水され護られ強い。ましてや
                    丑月水旺の水は亥子月に負けない強さあります。
             基本理論:丑は同じ土性支中でも寒で湿、土の中では極めて水に近い。未
                    は火に近い。

        *水旺ゆえに『旺相死囚休』で見れば日干は『休令』だということを知らないと、この
          ような簡単な命でも解けなくなります。

        *天全一気や会・局(巳丑酉を金局全)などに目くらまされては実際事象と合い
         ません。ということは当たりません。


        *「支は金局、天干は辛金ばかり」  で?どうなるのですか? 理論的な説明
         できますか?そんな命のかたはいくらでもあります。皆さん総理?でなくとも
         大きく出世? しますか?  そんな馬鹿な論がいつまで罷り通るのでしょう
         か?
  それで中年運の忌象を説明してくださいますか? 尤も「八字金一
         色」でも総理出世なども説明できないのですから無理を言うのは止めますか。

        *老婆心でいえば、もし同一五行ばかりなら(専旺云々には関係なく)「官殺」
          の大運は最忌神となります。小泉氏なら今の午の大運ですね。甲の財まで
         生官殺しての運ですから、ああ恐ろしや! となります。総理は巳火年に!



        〇 『金水傷官、火を見るべし。』(命を暖とすべき調候用神的)

            まず、巳は化金(局)などいたしません。
             この命は金日干強で食傷の水が喜神で用神となる、かの有名な「金水傷官」
            の命です。金水は最も寒にして湿。何より丙火巳午を欲す命です。調候です。
            暖にしなければ位相高くはなりません。
        〇 その巳火が年支にあります。・・・・ということは、『官殺である丙火の表す先祖の
            事象が推せます。』・・・・出身は官吏またはそれに準じた可能性高い・・・・祖父
            父ともに国会議員。
        〇 特に辛金の金水傷官は適切な日干の強さあれば、『怜悧』となります。が、丙火
           巳午なければ、適切な効果はあがりません。(水は壬水・・亥や子の初期・・など
           とパズルのようにこだわることありません。天干や大運に壬水亥子巡れば、より
           適切な事象が現れるということです。)

        〇 この巳火ですが、これは「巳生丑」で丑を生じると見るのではなく、丑月の寒を巳
           が少し解いていると見ます。が、丑の晦火力(火を暗くする力)が強く、暖にする
           には力足らずですが、命中にあることはあるのです。運才に同気の巳午丙や火
           源の甲などが巡れば団結しての(丙来れば天地に通ず、と読めばいい。)木火や
           財官殺の事象起こります。
          
        
        −−ところで

              ここまではついて来てもらってるのかな。
              先は長そうですね。分かること全てに納得の説明つけて述べていけば。
              まあそのうち疲れて多分ボロボロ抜けてきそうですが。
              ところで、こういう作業で気づいたのですが、『四柱推命の的中率』は、言っ
              ていますように理論的には100%に近いのです。(通変や五行での人による
              違いはあっても読めるものから見れば同じことですし。)
              但し、それは完全会得者が時間と神経を使って読めばということです。でも
              それは神業に近いでしょう。人間ですから、うっかりや疲労や乗る乗らない
              解命もたくさんありますから、まあその分を考慮していくらかは落ちるでしょ
              う。
              
 ともかく『四柱推命には的中率などありません。』『的中率は四柱推命
             にあるのでは無く使う人間にあるのです。』これは一種芸術、『芸』です。
             四柱推命は囲碁に似ていると言いますが、囲碁の最高レベルの方は、
             皆さんその知識会得をもっての実戦を「芸」と言います。不敗100%とい
             うかた囲碁界にもありませんね。しかし「理論的にはあり得る」それを目
             指す!「永久に勉強」という藤沢秀行さん、凄いですね。ポカなければ、
             また品無き相手(負けを投げずに粘る)に切れなければかなりの的中率
             でしょう。(ああ勝率か)

              70%の会得者ならその芸である「的中率は70%」『30%の会得者なら
             万全で30%の的中率』ということですね。

              

         ーー

        〇 まだ巳火の話ですか。
           ついでに
           辛 巳   は弱いが金剋火ではあります。 が、実際は金に対抗(剋)する以前
                  に丑に弱らされていますので、金には歯もたちません。故にこの剋は
                  無効です。(原則は辛弱剋巳と説いてはいますが。)
           辛 丑   はどうなっているか?
                  丑の湿土は生酉生辛金で弱化。癸水はかなりの金を洩らします。
           辛 酉   は日干辛金は酉に根できていて強い関係。


        [  金]  [暖とすべき火]
        [  金]  [金を洩らす旺令の と 生金して弱化の湿土]
        [日干] [その強力な幇の酉

              こういう関係です。(ゴシックが現在強いところ。他は弱くなっている。)

                                                      10/05




       (八) 蔵干の話 (行きがかり上述べますが チョット難しいかも、飛ばしてくださっても)

           例えば巳ですが

           火旺月である巳月ではなく、旺相死囚休のない年支巳でも、その巳の中に、戊土
           庚金丙火が存すると見る方法が常道とかで長年記憶してきましたが、生日の生月
           中の深さで、年支までもの蔵干どこに当たるかを見るという不思議には最初から
           納得できなかったのですが、そのうちに、生月の深い浅いで支の中にあるとされて
           来た蔵干を支自体を無視して(支の旺令すら無視して)取りなさい、にはどういう理
           なのか?という疑問に発展。「昔から」というだけの返事解答で納得できるだけの
           素直さはもちあわせていなかったゆえに、実証を集めて集めて集めました。生時
           確かで長年交際の命を、勉強より先に集めましたが、そうこうしている間に原書原
           典本家の書ではそういう説にお目にかかれないことにも気づいたのです。
           
           火が旺令の巳月なのに巳月の深さ(巳月に入って何日か)を見て、節入り直ぐなら
           戊土が用、中なら庚金、末でやっと本気旺令の丙火ということなど、どう見てもおか
           しいでしょう。金は死令なのに巳月に庚辛金の根なんて説、これだけで疑問大。そ
           してそのことで、その深い浅いで日干の力量の変化を見る、ということは?庚辛金
           日干余気に当たれば燥土で埋金注意、中気なら根で転強、本気なら今度は転弱、
           ということですか??
     
           蔵干は年日時はもともと月を参考にしているだけだから『旺』に合わすだけでいい
           のです。『旺令』とは『支は支として見てくれ』という合図なのです。寅は木旺で蔵干
           は木。寅は『俺は土か?火か?』と長年怒っていたかも知れません!『火や土あっ
           て納水強い』とは?! 体内矛盾の寅だったのです。
           庚金に当たった人は火旺巳月でも水源なるぞ、と巳火を馬鹿にして来たのです
           が、『支は支で一国一城のあるじ』なのです。

           なにも辰中に癸水あるゆえに戊土が湿土などでは無いのです。第一癸水が戊土
           湿にできません。大昔の説は癸水は雨でしたが、陽干に陰干は一対一の対抗は
           できません。
           辰は昔から辰事態が湿土なのです。戌は丁火あるゆえに燥土、など、丁火をどれ
           くらい過大評価しているのか。未中の乙など生火無効だったはずでは。
           
           他にも
           ほんの少し実際命に当たれば
           空亡神殺から局や半会など事象に合わぬこと合わぬこと満載。だれでも簡単に検
           証できるのです。ご自身で検証してください。直ぐにでもね。

        
       
* 丑月には水旺と土旺があり、陰が司りますので蔵干は癸水と己土です。
       * 巳月は火旺のみで、巳午未の火旺中でも陽気ゆえに、蔵干は丙火のみです。
       * 酉月は金旺のみで、陽から陰にまたがっているゆえに、庚金と辛金です。

                                                        12/05




        (九) 「陽中の陰、陰中の陽」・・「喜中の忌、忌中の喜」

            またまた遠回りかな  でも 大事なこと

            人生万事塞翁が馬ではないですが、
            喜忌はその運才に100%偏っているのではありません。
            忌神年でも八字をよく推せば喜象起こるところもあります。
            また、財なら財の忌象のある部分(金銭なら金銭)が出れば、他の財の忌象は
            起こらない可能性高いのです。
            80の忌象の裏には20くらいの喜象が隠れているのという経験もおありでしょう。

            ですから安直にこの年は忌などと決めつけるしかない程度の四柱推命は人を悲
            観させるのみで問題なのです。『陰中の陽、忌中の喜』は陰陽論・自然の理なの
            です。

            ともかく、喜神運といっておごらず、忌神運といえども悲観不要、如何に(できれ
            ば楽しんで)戦うか一時避難かなどの作戦を早めに立てればいいのです。
           

        *良いか悪いか、
         小泉氏、『官殺の喜象大』での総理総裁、が、一方の官殺・子供縁 は今ひと
         つ。これらは、運の位相は、今は良けれども、命の位相と中年運までの位相
         が高からずゆえなのです。が、大体そんなもので、官殺なら官殺の事象すべ
         てに喜象ありということはありません。「喜中の忌」細微であれ起こり得ます。
         逆ももちろん。ゆえに悲観のみは無用!です。

                                                        15/05





        (十) 
            (六)より
         (金0.5)  (火1)
         (金0.5)  (水2土@)
         (金1)   (金1)

           金3 水2 木0 火1 土@   は実際ではない単に手がかりの数値

           金3.5 水2 木0 火(0.5) 土0.5   これが実際の五行の力量です。

         〇 注意することは、八字全体の金の力量と日干の力量が少し違うときがある、と
            いうことです。その時の判断の仕方は(主に年干支に関わるのですが)日干と
            の連続性、関連性が途絶えているかどうかを知ればいいのです。
            この場合の年干の辛金は(六)での説明にありますように、日干の力量判定に
            関係していましたから、この命は日干と八字全体の金の力量は同じ、と見てい
            い、ということなのです。

         〇 そこでまず「日干と他の五行の平行性をはかる『扶抑』の観点からこの命を見
            て、運にはどういう干支が来ればいいかを知ります。」

            日干側は湿土と金で、日干がその責を果たすべき対象物は水と木と火   
           となります。日干3.5 対象物は2〜(2.5) ですから


            日干は『強』
            格は「食神格でも偏印格でもいいですが、水旺ゆえに食神格
            喜神はバランス取れるようにと、欲しい水木火です。
            忌神はもうこれ以上では日干と対象物のバランスがより崩れますので湿土
               と金です。

            閑神ですが、水を吸収など良からぬ場合もありますが、稀に火側につき命の
                    燥湿のバランスを助けることもありますので燥土です。

            この命で最も喜神として取りたいのは実は官殺の丙火なのですが、巳火はあ
            っても丑に晦火されていますので『用神』には取れません。が、調候的にも喜
            の働きあるのは(七)で述べています。
            『次善としての用神は丑中の癸水の食傷』で、そこそこ有力で、この強金を
            洩らしています。旺強なるもの洩らすが宜しい、といいますが、旺令ではありま
            せんが準ずる強さあるゆえに、「月支内」ですが用神と取れます。

            「月支内ですが、」と断りましたが、実はここに用神が取れるのは(初運や父母
            縁や青年期までの運や環境はいい暗示ありますが)中年以降はあまりいい傾
            向ではないのです。何故なら旺令の五行が喜用神ですが、その運は直ぐに過
            ぎ二度と巡っては来ないからなのです。

            が、この命が本来取りたい『用神』は官殺の火でした。強で天干に湿土や陽水
            がない故に、日干対官殺の対抗が可能だからなのです!
            その点がまたまたこの命が『(今は)運がいい』と言われる所以、中年後半に逆
            転の命運だったのです。

         〇 巳火の喜象は(七)で述べたように、出身が官殺の喜神ゆえに「美」の可能性
            あり、となります。また次善とはいえ、喜用神が月支ゆえに生家環境は悪
           からず、と推せます。



         〇 八字では「先天命」を見ますが、性情・容姿・病原などの運才による変化はのち
            に詳しく見るといたしまして、まず生年からの喜忌の傾向を見ていきましょう。

           この命は湿土と金が忌神ですが、水がそこそこ強いのでまだ救われますが、生
           年からの数年の運を(どんな命もですが)知らなければ、体質やゆくゆくの病な
           どの推察もできません。

           ところで第一運は(丑月に入り二日後で陰の年生まれの男命逆行ですから
          立運は0才8ヶ月となります。)
          壬年に入り9月ころからの10年間が庚子運となります。


           この第一運に入るまでの大運については書(『最新四柱推命理論』P140参照)
           にて理論的に述べております。この命の場合は最初の8ヶ月間は水旺の期間と
           なります。(当たり前のようですが生まれ日が遅れ、仮に8才運などでしたら同じ
           壬年でも土旺の期間となり乙年まで土旺が続くのです。)
           まあ難しいことはとばしていただいて、


          年運 生後1ヶ月くらいで壬午年 壬は水旺に根あって強の金を洩らします。
             午も喜。順調に育ち、智も発揮できそうです。喜用神の年。健康面も
             特別不安はありません。

              次項で述べます第一運喜用神の大運に早く入るということは確かに恵まれ
              ていたのです。 
              前述のような生まれ・・1月30日生まれなら・・土旺の未申酉年が直ぐに来
              ますので、幼少に忌神運と年運がともに当たり、呼吸器やその他の病が起こ
              ります。才能も発揮し難いのです。

              このように生年からの大運や年運を見なければ正しく鑑定はできませんが、
              通変やたとえ五行で見ても運による変化を推さない四柱推命がほとんどだっ
              たとも言えるのです。それではいつどうなるかが分からず、知って知らない状
              態だ、ということなのです。
              性情・容姿なども運(大運)により大きく変わります。

                                                       17/05


           



        (十一) 小泉氏の『性情』の成り立ちと経過

            根があって、印より日干がかなり強の『日干強の命』の傾向

            これも十干により少し違いますが、まずすべての五行の傾向を挙げますと

            A 喜忌に特に関係なく、
              *月支・日支に根ある場合は長男かその働きの可能性高い
              *いい意味では考えがしっかりしているが、過ぎれば強情、頑固となる。
              *官殺である他人の干渉が少ないので、自己中心の考えとなりやすい。
              *同じく干渉やしつけが少ないので耐えることには慣れていない。
              *他人の気持ちになりにくく、どこか自信家

            B 特に比劫が再来して日干強に過ぎる場合
              *(少々の食傷あっても)財に不利となり、父縁、妻縁、金銭縁が悪化する
              *食傷が財につながらず、自営、独立に不利、負債を負いやすい
              *性情が強情に過ぎ、独断専行となる
              *義理人情を欠きやすい
              *金銭不利だが金銭には神経が行く、細かい、財での争いも

            C 官殺または食傷が運才で適切となれば
              *(食傷適切なら)よく才能を発揮して勉学や弁舌は秀でる
              *(食傷財適切なら)自身での蓄財、独立開業成功
              *(官殺適切なら)社会的に成功、出世する
              *(財生官殺適切なら)妻または女性の助けあって成功立身出世する
              
             またこれに十干の性情を加味し、大運の喜忌を合わせて見れば正確な事象
             が推せます。

             小泉氏の場合は生時が陰陽干支どちらかで少しその性情も違ってはきますが
             大きくは変わりません。三陰一陽での日干陰ですから、行動的活動的とはなり
             にくいのです。が、生時甲午なら幼いころの行動は活発で、戊戌などですと個
             性的行動多い、となりますが。いずれ中学生過ぎれば、内向的、孤独も厭わぬ
             自己の信念に忠実、となりやすい性情です。

             そして日干の性情のみでは判断してはいけないのですが、これくらいの辛金、
             酉金に囲まれれば、辛金の性情も・B・Cと合わせて見ることとなります。

            D 辛金の性情・・一般的には
              *やや暗い
              *偏りやすい
              *辛抱できる。持久力あり

            E 辛金の性情・・つよい場合は洩らすなどいい運才には
              *怜悧、雄弁
              *クール、スマート
              *現実的、実際的に行動できる
              *計算して行動できる。
              *中庸の判断もできる。柔軟
              
            F 辛金の性情・・ますます(比劫)金が固まれば
              *自己中心となり愛情は薄い。冷淡。
              *自己過信で強情
              *利己的となりやすい。
              *友人は少ない。孤独を好む。趣味に走る。

        そこで性情をどう推すかですが、
          @ 【資質としてのA D】 の上に
             大運喜神運は、C E の性情が加わるようになる。
             大運忌神運は、B F の性情となる。   と見ます。

        第一運 庚子運 喜用神で洩らす食傷の運。性情などは先天命より良化します。
                   C 幼くして智あり、行動も積極的。環境も悪くない。C 親姉妹
                   にも可愛がられる。A しつけは厳しくない(父親は養子)
                   A 長男 E 怜悧・雄弁 ほか

        第二運 己亥運 己土は忌神ですが旺令の水運喜神運ですから、まだ智やスマ
                   ートさを持った青年で順調な環境。英国留学なども。

        第三運 戊戌運 20才から丁酉運終わる50才の丙申運までは、忌神運ですから
                   性情も、忌の B F が固まり、家庭的にもDVなど起こり、三男
                   は顔も見ずに離婚などとなります。

        現在の性情は、これらの性情の悪いところが、喜の運に良化されて E の現実的
        実際的、柔軟、となっているのです。基本的には冷淡強情愛情薄いは変わりません。
        ですからの五年間だったのです。喜神運、計算は巧みでもあります。

                                                     21/05




       (十二) 『容姿』 

          まあ見事に四柱推命の教科書どうりの容姿ですね。違う日を説かれるかたもある
         ようですが、間違いありません!誕生日は正確です。

          五行での肌の色は、木火土は大過していても黒白も分かりにくいのですが、金は
         白いかた多いです。病原にも関係してきますが、肺・呼吸器・などに弱点あります。
         昔で言う「労咳」「肺病」は色の黒い方はおられません。

          色が黒いかたで大過の病の場合は肝臓機能に弱点ありますが、といって食傷木
         大過などは確かに肝臓注意ですが、木多が色黒とは限りません。水多のかたでも
         黒い方白い方ありますので、八字少なくとも二行以上のありようを見なければ分か
         らないか、見ても分からないか、となりますね。病原からの遺伝を見るほうが正確で
         はあります。

          五行での色は金の場合はかなりの確率で色白となります。彼は顔色白い。

          小泉氏は湿土金強ですから、相対的に木火は弱くなります。木火が強の場合、又
         適切な場合は背は高くなりやすいです。ですから背は低いほうです。

          同じく、木は眼を火は口を表します。先天的に弱の木の眼は大きくはなりません
         又口も小さいか薄いです。尚、鼻は土金で見ますので、まずまず小さくは無い。

          「金水傷官」適切の怜悧さが顔に現れています。クールさ、冷たさも命のままです!

          無壬水、癸水旺強での陰干支強ですので、頭髪は白髪重々となります。あっさ
         りはしていません。執拗で、よく言えば粘り強く、所謂、男性的ではありません。・・郵
        政問題・・対田中派経世会・・メディア戦略等・・


          土は金に洩らして弱く、結果、肥えません。

                                                     26/05




      (十三) 『適職』

          十干十二支で適職は推せません。

          @ 命と運を読むこと
          A 本来の性情と働き盛りの性情の喜忌。運才の喜忌を参考にする

            のですが、こういう個性的命のかたは推しやすいのです。

           (十二)の性情から、第一運はまずまずですし才能はありますから、第二運に一気
          に一生の仕事を決めてしまうことです。第三運以降になってからでは、財に大忌で
          すから独立はもとより、普通は就職も思うに任せません。
           小泉氏は他の財官殺の事象がすべてを肩代わりするくらい悪かったゆえにどうに
          か最初の仕事からは脱落しませんでしたが、器用で才能あって父祖父の影響もあっ
          た割には小間使い的役割もこなしていました。(辛抱の辛金ですね)小沢氏とは天地
          の開きある待遇でしたので、よけい執念深くなったのですが。それも持って生まれた
          性情です。

           では普通はどういう仕事に一気につかせばいいか、というと
          プライドを満足させる職業、頭はそこそこですので、教員、大学教授、医師、弁護
          士、など知的職業がいいのです。政治家や経済関係は向きません。

           「辛金の金水傷官」・・やはりプライド、傲慢でも通る、それも自営でないのですから
          国立大学病院や国立大学教授などが最適です。私学などはまだ揉める要素ありま
          すので、このような忌神運を長く行く場合は安定して辞めにくいというか辞めさせられ
          にくい職業がいいのです。その他の国家公務員など。その意味では政治家も当たり
          ますが、、、

                                                       02/06




       (十四) 『病原』

           その前に、この「命理」というものを考証する上での物理的範囲?なのですが、地
          球内に留まっていては決してその理は明かせません。命理の基礎である『陰陽論』
          ですが、ノーベル物理学者ニールス・ボーアは中国を訪れ、「陰陽論」に自分の
         理論との相似性を見出し、理論の正しいことを確信したのですが、彼に限らず
         宇宙の法則と「陰陽論」との合致は最先端を行く物理学者たちには公認されて
         いることなのです。

           
           『自然の循環』も陰陽五行論では重要な要素です。いわゆる「木火土金水木火・・」
          の順ですが、これはたまたま木火土を使っただけで、「ABCDE」でもいいのです。
          そのDならDには陰陽のD・dがあって、生Eするという循環則があるだけなのです。
           そしてDでもまあHでもBでも何でもいいですが、「五行論に則したもの」のひとつに
          金なら金のような循環則と性質をもったものがあったということなのです。もちろん
          続いての五行は(EでもIでもCでもいいですが)水に似た性質をもっていた、というこ
          とです。何もEはEであって水そのものではありません。が、それに似た性情は持っ
          ていて、そういう五行それぞれの特性の変化が順に起こってこそ、「この世の事象
          は中庸を求めるが絶えず流動変化する。しかしその変化は一定の規則に従がい一
          定の周期で循環を繰り返す」という『陰陽五行論』となるのです。こうして循環する個
          別の性情をもった五行が一体となって「ビッグバン(混沌)以来の宇宙」を構成して
          いるのです。

           人は誕生時に地の気と天の気を吸収しますが、その気は遠く宇宙との縁があるの
          です。死亡すれば体は地に戻りますが、気(エネルギー)は天に戻ります。魂魄(こん
          ぱく)がこの世に留まってはいけません。

           
庚辛金をDdとでもいたしましょうか。Ddは大過すれば、その性情はまるで土
          が固まって金になるように、腫瘍などを司ります。その他事故や怪我、呼吸器
          腸などに病原がある場合が多いのです。大過しないで平均が取れていれば
          問題ありません。不及にて大過のBの剋などを受けると同じくDdの問題が起
          こりやすいのです。癌などには注意です。


           この命は「腸・腫瘍・呼吸器」などが最も危ぶまれますが、幸いというか最も
          金が大過して大忌の運は若い時でしたので、他の金大過の忌象に現れ、ま
          だ病気としての金大過の事象は現れませんでした。そして前述のように甲午
          喜神運に腫瘍の摘出手術されましたが良性でありました。


           ところで、他の生(木生火生土など)はまあその性質からある程度無理なく理解で
          きても「金生水」は?となりませんか?いくら便宜上とは言えこれも「宇宙における
          五行の循環則」からあまり遠く離れては問題です。で、金属は冷えると表面に水玉
          を産む、というように説明されてきましたが?どうでしょうか?他の五行に比べて?
           地球は大昔、燃える火の玉でした。(今も地底では燃えています)そこには五行A
          BCDEのうち火的なものか土的なものしか存在しませんでした。あるときから無数
          の隕石(土より生された金)が地球に当たり、その隕石の中に僅かに僅かに存在し
          た水が大量に蒸発し雲となり雨となり延々と繰り返し、この地球に水が生まれたの
          です。そして木が生まれ、火土金水と循環するようになったのです。宇宙規模で見
          れば金生水もうなづけるのです。金の中から水が生まれたのは事実なのです。

           ビッグバンが起こり、現在も、もとは小さな一つのものが、東西・南北・上下・表裏
          と拡がっている最中(さなか)なのです。この最中ということを忘れてはいけません。
          また五行は十干につながり、その十干の広がり方向は真反対なのです。一つ
         のものは凹と凸に分かれて真反対に拡がっている途中なのです。
ですから、い
          つでもこの干凹は干凸を見ればもとに戻りたい、となるのです。甲乙でなくてもいい
          のです。ABCDEFGHIJの十干が循環しているのですから円になります。そして、そ
          の真反対のAとFは凹凸ですから一に戻る性格があるのです。これが「干合」ですが
          これらも命理の物理的範囲を宇宙のビッグバンまで遡って思考しないと、(個人的に
          も長年の多数のかたとの交際から実際に実感はしていますが)いにしえの大家のか
          たがたが、(多分実感と経験からでしょうが)長年説かれて来られた「干合」も何やら
          迷信かまじないなどと同じレベルに見られてしまうかも知れません。
          

                                                         7/06
          



       (十五) 『先天命』

           先天的に起こるかもしれない事象や環境のことですが、一応八字で看るのですが
          断定はできずに、大運や時には流年、それも大運に入るかどうかという最初の年運
          などを見てから推します。

           この命なら
           辛 巳
           辛 丑(水旺)
           辛 酉
           〇 〇         日干強弱や用喜忌調候などは当然読んだ上にですが、

          *巳は年支にあり、「金水傷官」の調候で官殺(喜神)ゆえに出身は官公吏の家庭
                       で美の可能性高い
          *水は月にあって喜用神ですから、家庭環境は悪からず
          *大運が合致するので、同じく水が喜用神のため、勉学などは悪からず

          *日支が大の忌神ゆえに、大運の合致からも、配偶縁は良からず、生死別の可
                           能性極めて高い(日干強に過ぎる運)
          *兄弟姉妹は大運忌神運は良からず、嫁対小姑となる。喜神運は助けとなる(総理
                           になる前後からの運・・妻代わり母代わりの姉)
          *子供縁は生時不明で分からないが、まず甲午時以外は良からず

          *呼吸器・腫瘍・怪我などには注意大いに要す
          
           というところですが、前述のように大運を読めば全て合致します。

                                                    13/06




       (十六) 『後天運』 (1) 喜の一・二運

           これは、先天命である八字の傾向性が実現するか、または後退か良化かを推定
          する、いわゆる未来予知の範疇に入りものなのです。一般的には「占い」の予知は
          この未来のことですが、実際は過去をまず占い師に尋ね、それから未来のことを聞
          けばいいのです。
           3才の時の10才は未来ですが、13才の時の10才は過去です。過去も未来も同じ
          命運鑑定なのですから。過去を語れないものには未来も語れません。

        この命の運ですが。

          第一運は0才8ヶ月からの10年間・庚子運です。
           子運は水旺の運ですから強い日干の金気を洩らして喜神運です。庚金も日干辛
           金の幇には僅かになりますが、水源でもあり水を強める喜の働きも大きいので
           す。
       
               祖父父ともに代議士の家庭に生まれ、そう圧迫もなく(父は養子)
               自由に過ごせた時です。才能発揮もできます。

          第二運は10才からの10年間・己亥運です。
           亥運は水旺の運ですから同じく喜神運です。己土は湿土で忌の印でまた亥は巳
           火を剋しますので第一運には劣る運ですが、年によってはかなりの喜神年となり
           ます。喜は甲乙丙丁壬癸・子丑寅卯巳午亥の年ですね。

               順調な環境のもと自由に育つが、性情参照(傲慢で生意気なところ多く、友
               人は少ない。慶応大学。学業には励まない。趣味には没頭タイプ。

                                                     20/06





      (十七) 『後天運』  (2) 忌の三・四・五運

          よく見てください。忌は土金(戊己・戌・庚辛・申酉) 喜は水木火です。
                     大運は支が重いのです。
    
         
第三運は20才から30才までの戊戌運です。
           逆運ゆえに前運6年が土旺、以後の4年が金旺ですが、金旺運土旺運どちらも忌
           神運です。天地とも燥土戊戌は喜用神の水を抑えます。また金旺運は金の比劫
           の忌象大。財に不利経済的に悪ければ案外父縁などは免れますが、金銭
          や環境不自由なし。

 
               ということから、またまた土金重なる大忌の己酉年に父を亡くす。
               同年(大忌の己酉年)に立候補するも落選。その時の郵政族への恨みか
               性情の熱心さ、しつこさは、、、
               
          第四運は30才から40才までの丁酉運。丁火には巳も根あり官殺の喜象は前運よ
            り少しは良化も酉の根は頑固。

               喜の壬子年は天地ともに喜用神の水! 衆議院議員に当選
               結婚もするが、天地ともに金の比劫(破財・DVあり)の大忌の庚申・
              辛酉年に破縁
。翌年の壬戌年に離婚

          第五運40才から50才までの10年間丙申運
           丙には先祖のお陰を暗示する年支に巳の根あるが、旺金の根である申が根とな
            り、忌神運。ただ官殺丙火の喜象も年により少しはあるが、忌のほうがはるかに
           多い。

               独身、子供との縁も薄い。比劫姉が良くは働かず。
               党内でも下っ端扱い多く、実際にもゴルフ大会の小間使いなどを
               (辛抱と期を見るに敏な柔軟さ、要領の良さ・・十一の性情参照)

               どう繕ってもこの3運は良くありません。命はそこそこでしたが運が
               良くなかったのです。

                                                       23/06





      (十八)  『後天運』  (3) 喜の六・七運

          ここもよく見てください。水平理論より火が喜神です。燥湿からは燥が喜神です。

          第六運は50才から56才までの乙未運。土旺運と60才までの火旺運となります。
           56才まではまだ忌象は少なくとも喜象も明確ではありません。ただ火(1)燥土(2)
           ですから、前運までとは全く違います。

                党内でも実力をつけていきます。
                57才からの火旺運は喜神運です。そして火旺の庚辰年・湿土生金
                の忌のはずですが、乙庚干合して金の忌象ありません。支の辰も火
                旺の辰です。森派の責任者となっていたゆえに「加藤の乱」にも加担
                しなくていい立場。傷つかず。
                翌年この運の最後の辛巳年、火旺の巳の喜の官殺年です。次運の
                前駆事象で総理総裁に。

                その次運とは!

           第七運60才からの10年は甲午運です。ここまでご覧になられたかたは命理の見
            事さを認識されること間違いないでしょう。本当に彼が「運がいい」のはここから
            なのです。甲木は辛金では歯がたたず、丑運の調候は丙火が複数か火源ある
            丙火が必要、というその火源つきの丙火が旺支となってやって来ました。財生官
            殺は充分強の日干に対抗できます。『禄刃格に殺』の名誉得て社会的に認めら
            れると出世となりました。

                2年目は壬午年、田中真紀子氏などで少し混乱しましたが本人は無
                事。午年ゆえです。
                3年目癸未年も甲午大運ですから喜象多い。問題も出ず。
                4年目甲申年次いでの乙酉年は支が忌神年です。ライブドアと閣僚
                や政府関係者との関係が起こるのもこの時。政策実行面では実際に
                年金問題ほか思うに任せず。郵政も思わぬ参議院の反対に逢い解散、
                選挙には勝つが、官殺の喜象の名誉ある勝利には程遠い。内部の問
                題が噴出す。実際に危うい政局。
                最後の年、今年は丙戌年、本人が『私はついてますね、運がいい』と
                いう、民主党の信じられない大失策で切り抜ける。丙は喜神の官殺で
                根は充分の午運。いろいろ問題隠しのために大事な法案も棄てて国
                会は閉会に。それができる喜神年。

                                                       30/06





       (十九)  第七運 

          現行が第七運です。甲午の財生官殺の喜神運で、丑月極寒の生まれには最喜の
         調候運でもあります。生涯で最もいい運と言えます。元来喜用神には水を取っては
         いましたが、火の力が全く無いゆえにまた日干が相対的にですが強に過ぎたゆえに
         洩らす食傷の水を用神としていました。初運はそれで良かったのです。天干の一官
         殺くらいでは日干には対抗できませんでしたので火の官殺は用神とは取れなかった
         のです。
          が、この運のように支に旺令の官殺(3)来たりて陽干の財(甲)が生官殺すれば別
         です。巳火もあり充分辛金日干に対抗できたがゆえに『官殺の喜象』起こり総理総裁
         となれたのです。財(女性・真紀子氏からマドンナまで)の助けあっての官殺の事象
         でした。『私は運がいい』とこの運に入り実感できたと察します。

          元来が喜神でしたが今は火が喜神です。水生木生火となれば最もいいですが、水
         剋火などとなれば喜と喜が抑えあって喜象が薄れます。火も水も残らないような剋な
         ら忌神運となりますが、午は旺令ですからそこまでの忌は少ないです。

         甲午運 丙戌年  丙は巳や午に根あって甲の財にも生じられ喜神年です。
                     ライブドア事件も無事に過ぎる。
               丁亥年  丙と丁は違います。三辛金の丁では対抗できませんが、午という
                     旺令の根があります。が、巳は亥と冲(実際は剋)となります。丙
                     戌年に比べて財は同じですが火の官殺は力が半減します。という
                     ことは仕事上の喜象は少なくなり名誉的なことからも少し離れま
                     す。甲午の財生官殺が健在ですからやや喜神年でしょう。
               戊子年  子午の冲は午が残ります。戊土が制水しようとしますが、甲が薬
                     です。どうなったか。甲の財がやや弱化、水の食傷も弱く、巳午の
                     官殺もやや弱化し、湿土を抑える甲が弱くなって火は丑土に洩ら
                      します。やや下りぎみですが平運くらいでしょう。
               己丑年  甲と己が干合して財は弱に、巳午は丑に洩らして官殺も化殺され
                     日干に対抗とはならず官殺の喜象はあっても少ない。この年は近
                     々では良くない年。しかし喜の大運ですから結局やや忌神年とい
                     うところで大事はないでしょうが、体調面なら又してもの腫瘍や呼
                     吸器、血脈、でなければ仕事上の勇み足。普通人ならば金銭女
                     性は注意なのですが、そういう実際の事象が分かりにくい環境ゆ
                     えに、、そう言えば任期満了ならこの年が衆議院議員選挙かな。
              
                                                        08/07




         (二十)



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