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ビオトープ管理士受験・よくある質問
勉強期間について
Q.ビオトープ管理士試験を受験するのには、勉強期間はどのくらいかかりますか


勉強の期間は、基礎知識の有無、学習時間の余裕、そして独学するか講座を利用するか、によって違ってきます。ゼロから始める人ですと、2級に合格するには、講座利用で3〜6ヶ月かかります。独学では1年以上必要です。1級に合格するには、2級に合格している程度の実力を前提として、さらに3ヶ月程度の勉強を加える、というところが目安です。
Q.ビオトープ管理士試験に短期間で合格する方法はないものでしょうか

初心者の方ですと6ヶ月以上は欲しいところです。基礎力のある人なら、2級なら3〜6ヶ月ぐらいでしょう。2級は負担が減りましたが、それでも3ヵ月は見ておかなければなりません。
Q.長期的な学習スケジュールはどのように考えたらよいですか



1月〜2月はテキストを読み始めて内容に親しみ、基礎問題の演習を徐々に始めます。3〜5月は基礎演習問題をどしどしこなして実力を身に付けていきます。6月〜8月は模擬問題に取り組んで到達度の確認をしながら、さらに綿密に勉強を進めます。また記述式問題も実際と同じ400字形式で書いて、解答の草案を準備します。9月は覚え残しがないかどうかの最終チェックと仕上げをする、といったところが基本的な流れです。
小論文に関して
Q.2級の小論文は添削指導が必要ですか。



必要ありません。2級の小論文に出題されるテーマは大体決まっていて、字数も400字と少ないので、添削指導をするほどの準備を要するものではありません。あなたのビオトープ管理士としての経歴や、これからの活動の抱負について述べる、というものなので、基本的なポイントさえ押さえれば十分です。
仕事との関連に関して
Q.ビオトープ管理士の資格を持っていると、仕事の上でどんな役に立ちますか。



施工部門ですと、造園業、土木建設業で役に立ちます。最近では造園業や土木関連事業は自然生態系に配慮した工事を心がけることが必須となり、ビオトープ管理士の知識が重要視されています。また公共工事の発注に関しては、ビオトープ管理士資格は、環境省などの中央官庁や地方自治体の入札資格になっています。また、地域、学校、会社内での環境教育や環境PRに有効で、自治体や会社の環境部門で働きたい人の為に有利です。
Q.造園・土木の科目では、この分野での仕事の経験があった方が有利ですか
ある程度は有利ですが、必ずしもそうでない場合もあります。ビオトープ管理士試験の主旨は生態系の保全なので、生態系や生物にとって関わりの深い事項が出題されます。古い発想での土木工事の経験は役に立ちません。
学習範囲に関して
Q.ビオトープ管理士試験は試験範囲がとても広いですが、科目を超えて重なる部分があるのではないでしょうか

重なる部分は多いです。生き物関連の設問は環境法以外ではどの科目でも出題されます。生態系保護論とビオトープ論は重なる部分が多いので、ビオトープ論一科目に統一されました。

Q.造園・土木の問題はどんなことが出題されるのですか

これまで生き物関連の出題がとても多かったのですが、この2年ほどで技術に関する問題が増えています。勿論生き物関連問題も相変わらず出題は多いです。技術的な内容は最新の知識が必要となります。
Q.生き物関連の問題はどのくらい出題されますか。




生き物関連の問題は、特定の生物の生態についての直接的な問題から、間接的に生き物の知識が必要な問題まで幅広く、出題割合も高く、かなり重要な位置を占めています。主に「生態学」、「ビオトープ論」、「造園・土木」、「土地利用計画」で出題されます。特に専門科目である「造園・土木」と20%〜30%、「土地利用計画」では15%〜20%が生き物関連問題で、生き物についての知識をしっかり勉強しておくことは大変重要です。
Q.地球環境問題の知識はビオトープ管理士の試験に役立ちますか


これまでのところあまり関係ありませんでした。ビオトープ管理士試験では、日本在来の自然環境や生態系に通じていることが重要です。しかし地球温暖化が急速に重要問題となってきていることから、温暖化に関わる項目は出題の可能性が増しています。
他の資格試験との関連について
Q.他の資格試験とどの程度内容は共通しますか




森林インストラクター試験は1/3程度重なります。グリーンセイバーはビオトープ管理士試験の範囲の1/3程度に収まります。生物分類技能検定は専門分野によって様々ですが、生き物関連問題だけなので、重なるのは1/5程度でしょう。技術士の環境部門も共通部分はやはり1/4程度でしょう。環境再生医は内容は似ていますが、残念ながら合格率がとても高いようで、資格としての価値が疑問です。
Q.他の資格試験と同時に勉強を進められますか



ビオトープ管理士試験(特に施工)は難しい試験なので、あれもこれもと手を広げている余裕はありません。試験範囲にしっかり焦点を合わせた勉強がとても大切です。グリーンセイバーならビオトープ管理士の範囲内に収まりますが、他の資格試験は重なる部分は多くありません。甘く考えると合格はおぼつかないと心得るべきです。
学習内容に関して
Q.施工部門と計画部門とでは勉強する内容はどう違いますか

施工部門では生き物に関する知識、現場の生態系の状況、造園・土木に関する知識の勉強が必要です。計画部門では法律、行政、社会政策に関する勉強が中心になります。
Q.初心者はどんなことの勉強に力を注ぐべきですか






初心者は基礎的事項の反復練習が大切です。生態学、生き物、法律などに関しての簡単なタイプの問題演習をたくさんこなす勉強が有効です。また生き物関連問題が苦手な方が多いので、生き物に関する知識の強化が必要です。ビオトープ管理士試験全体を通して動植物に関する知識が必要ですが、特に造園・土木に関しては、動植物の名前や生息・生育環境に関する問題が必ず数問は出題され、この科目の2〜3割程度を占めています。施工部門では動植物の判別、生態の特徴、生息・生育場所を系統的に勉強することが必須です。
Q.生き物の名前などはどの程度覚えればよいのでしょうか



自然観察会などで常識とされる程度の主要な生き物についての知識が必要です。生物系学部以外の専門だった方は、生き物の知識を増強する必要があります。施工部門を受験する場合はより多くの動植物を知っていることが要求されます。しかし出題される確率の高い動植物は大体決まっています。それらが生息・生育する環境と合わせて整理して覚えていくことが肝要です。
Q.造園・土木の勉強には何が大切ですか


この2年ほどで、技術的なことを問う設問が増えています。技術的なトピックは、時節に合った話題が出題されやすいです。こういった最近の傾向に対処するには、テキストの内容がアップ・ツー・デートでなければなりません。2年以上前の内容では心もとないです。毎年バージョンアップしているテキストを備えることが大切です。
勉強方法に関して
Q.過去問題や模擬問題をこなしていくのは良い勉強方法でしょうか。






ビオトープ管理士試験は、択一式問題と記述式問題からできていますが、どちらの形式の問題も、普段の勉強に必ずしも向いている訳ではありません。択一問題は、多方面の知識がないと解けない作りにしてあることがあり、また記述式問題は、学習が進んだ段階でないと手がつけられません。普段の勉強で大切なのは、個々の学習事項を項目別に順を追って覚えていくことで、それには比較的単純な問題演習をたくさんこなすことが大切です。模擬問題は、ある程度勉強が進んでから、実力の確認と仕上げの段階に利用するのがよいです。
Q.1級と2級では勉強方法は違いますか



多少違います。2級だと選択式問題のみですが、その分問題の数が多いので、広い知識が必要になります。また初心者の受験が多いので、基礎事項の練習問題を多数こなして基礎力を養うことが大切です。1級では記述問題が多いので、文章力が問われます。的確に整理された文章を書く能力を養成することが大変重要です。
Q.環境関連法はどうすればうまく攻略できますか

それぞれの法律の重要ポイントはある程度決まっています。要点を絞り込んだテキストを備えることが最重要です。施工部門では出題される法律の数は限られているので、重要項目をしっかり押さえれば確実にクリアーできます。
参考書に関して
Q.参考書はどんなものが必要ですか



ビオトープ管理士試験の受験用にまとめられたテキストを備えるのがベストです。生態系協会で推薦している参考書が多数ありますが、とても全部を読みきれるものではなく、また必要項目だけに絞られているわけでもありません。受験用のテキストがあれば他には参考書はあまり必要ではありません。
難易度に関して
Q.ビオトープ管理士試験全体から見て正解率の悪い分野はどの科目ですか

造園・土木、環境関連法、生き物関連問題です。環境関連法はほぼ全員が苦手です。生き物関連問題は、できる人とできない人の差が大きいです。造園・土木はこの2年ほどで技術関連の出題が増え、出題傾向が変化しています。
Q.正解率のよい、簡単な分野はどの科目ですか


ビオトープ論と生態学です。ビオトープ論に関しては、出題される内容は毎年安定していて、その内容もよく知られるようになってきました。生態学は今のところ基礎的な事項しか出題されていないので、比較的簡単です。しかし本来奥が深い分野なので、この先どうなるかは予断を許しません。 
記述式問題に関して
Q.試験形式が改正されて、記述式問題に変化はありましたか。



大きな変化があります。記述問題では、科目区分がなくなりました。その内容は、共通科目よりも専門科目に関わる出題がほとんどであった。問題の作りも、これまで主流だった、「〜について知るところを述べよ」という暗記型から替わって「〜という状況において、ビオトープ管理士としてどうするべきか」という対策提案型の設問が主流になりました。
Q.記述式問題への対策をする上で目立つ問題点は何ですか


若い人ですと、とにかく「書く」ということが苦手な人が多いです。答案の字数が全然足りないケースが多いので、書く量(字数)を増やすことがまず必要ですが、これにはコツがあります。また年配の方では論理の整合性が取れていない、というケースが目立ちます。論理的な文章の書き方の指導を必要とします。
Q.記述式問題の答案の書き方がわからないのですが、どうすればうまく書けますか。
答案の書き方にはコツがあります。何をどう書いたらよいかは、与えられたテーマによって基本的なパターンというものがあります。このパターンを覚えてそれに当てはめて答案を書くことが、記述式問題対策には最も有効で近道です。
Q.記述式問題の勉強はどうしたらよいですか

とにかく文章を書く練習をすることが第一ですが、ただ量を書けばいいというものではありません。要点を的確に押さえ、構成のしっかりした文章を書く必要があります。自分の書いた解答を添削してもらい、弱点を把握して補強する訓練をして下さい。
Q.記述式問題はどのように配点されるのですか


記述式問題は、択一式問題で最低基準をクリアした受験者のみ採点がなされます。択一式問題をクリアした解答はA〜Dの4段階に判定されます。AとBの判定がされたものが合格で、1つでもC以下の採点がされると、試験全てが不合格となります。

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