森林インストラクター受験・よくある質問
活躍の場に関して
Q.森林インストラクターの資格を持っていると、仕事の上でどんな役に立ちますか。


森林インストラクターの活躍の場は、これまで環境関連の仕事や自然観察会などが主に考えられてきました。地域、学校、会社内での環境教育や自治体や会社の環境部門で働きたい人の為に有利です。今後は自然関連の観光産業(リゾートなど)での応用が期待されます。

Q.森林インストラクター試験に合格するには、どんな仕事の経験があると有利ですか



自然観察会などで活躍されている方は、すでに基礎力はあるのでかなり有利です。また林業関係の仕事についている人も「森林」や「林業」では有利です。しかし逆に油断があったり、自分の経験にこだわってしまうと正解に至らないケースも多いので油断は禁物です。
勉強期間について
Q.森林インストラクター試験を受験するのには、勉強期間はどのくらいかかりますか


森林インストラクター受験のための勉強の期間は、基礎知識の有無、学習時間の余裕、そして独学するか講座を利用するか、によって違ってきます。ゼロから始める人ですと、講座利用で6ヶ月かかります。独学では通常は2年必要、というところが目安です。

Q.森林インストラクター試験に短期間で合格する方法はないものでしょうか


森林インストラクター試験に合格するには、初心者の方ですと6ヶ月以内だと無理があります。短期間で合格が可能であるかのような受験講座のPRを見ることがありますが誠実ではありません。

Q.長期的な学習スケジュールはどのように考えたらよいですか




1月〜2月はテキストを読み始めて内容に親しみ、基礎問題の演習を徐々に始めます。3〜5月は基礎演習問題をどしどしこなして実力を身に付けていきます。6月〜8月は応用課程の模擬問題に取り組んで到達度の確認をしながら、さらに綿密に勉強を進めます。また記述式問題も長文問題に取り組んで準備します。9月は覚え残しがないかどうかの最終チェックと仕上げをする、といったところが基本的な流れです。
学習範囲に関して
Q.森林インストラクター試験は試験範囲がとても広いですが、科目を超えて重なる部分があるのではないでしょうか
森林インストラクター試験の別の科目同士で重なる部分は多いです。特に「野外活動」と「安全・教育」は重なる部分がとても多いので、一緒に考えてもよいでしょう。


Q.「林業」の問題はどんなことが出題されるのですか

日本の林業の現状や、森林管理の考え方など、比較的概論的な出題が多いです。実際の現場での作業方法についてはあまり出題は多くないので(多少はあります)、この点は林業と縁のない人にも心配はありません。
Q.地球環境問題の知識は森林インストラクターの試験に役立ちますか

あまり役に立ちません。森林インストラクター試験の主題は日本の森林なので、いわゆる環境問題は、稀に間接的にしか問題になりません。また日本在来の自然環境や生態系に通じていることが重要です。
他の資格試験との関連について
Q.他の資格試験とどの程度内容は共通しますか

ビオトープ管理士試験の内容は、森林インストラクター試験と1/3程度重なります。またグリーンセイバーとも1/3ほど重なります。余り重ならないのですが、森林インストラクターの中には樹木医の資格に関心がある人は多いです。
Q.他の資格試験と同時に勉強を進められますか

森林インストラクター試験は難しい試験なので、あれもこれもと手を広げている余裕はありません。試験範囲にしっかり焦点を合わせた勉強がとても大切です。二兎を追うものは一兎も得ず、の諺の通り、甘く考えると合格はおぼつかないと心得るべきです。
学習に関して
Q.初心者はどんなことの勉強に力を注ぐべきですか
初心者は基礎的事項の反復練習が大切です。森林生態系、樹木などに関しての簡単なタイプの問題演習をたくさんこなす勉強が有効です。
Q.植物の名前などはどの程度覚えればよいのでしょうか


自然観察会などで常識とされる程度の主要な植物についての知識が必要です。生物系学部以外の専門だった方は、生き物の知識を増強する必要があります。しかし出題される確率の高い植物は大体決まっています。それらが生育する環境と合わせて整理して覚えていくことが肝要です。
Q.過去問題や模擬問題をこなしていくのは良い勉強方法でしょうか。




森林インストラクター試験は、択一式問題、列挙式問題、記述式問題からできています。はじめのうちは列挙式問題を多数こなしていくのがよい演習になります。記述式問題は、学習が進んだ段階でないと手がつけられません。普段の勉強で大切なのは、個々の学習事項を項目別に順を追って覚えていくことで、それには比較的単純な問題演習をたくさんこなすことが大切です。模擬問題は、ある程度勉強が進んでから、実力の確認と仕上げの段階に利用するのがよいです。
参考書に関して
Q.参考書はどんなものが必要ですか




森林インストラクター試験の受験用に作られたテキストを備えるのがベストです。森林レクリエーション協会で推薦している参考書が多数ありますが、とても全部を読みきれるものではなく、また必要項目だけに絞られているわけでもありません。当会のウェブサイトでは数ある参考書の中から厳選した6冊を紹介しているので、参考にしてください。
難易度に関して
Q.森林インストラクター試験全体から見て正解率の悪い分野はどの科目ですか

特に正解率が悪い科目があるわけではありません。「林業」は林業とは無縁の一般受験者にとっては苦手意識が高いですが、正解率が悪いわけではありません。植物関連問題は、できる人とできない人の差が大きいです。

Q.正解率のよい、簡単な分野はどの科目ですか

簡単な科目というのはないのですが、「野外活動」は、一見簡単そうに見えるので注意が必要です。自分自身に野外活動の経験が多い人でも、油断して落としてしまうことが多い、要注意な科目です。
 
記述式問題に関して
Q.記述式問題への対策をする上で目立つ問題点は何ですか



森林インストラクター試験では記述問題が多いですが、若い人ですと、とにかく「書く」ということが苦手な人が多いです。答案の字数が全然足りないケースが多いので、書く量(字数)を増やすことがまず必要ですが、これにはコツがあります。また年配の方では論理の整合性が取れていない、というケースが目立ちます。論理的な文章の書き方の指導を必要とします。
Q.記述式問題の答案の書き方がわからないのですが、どうすればうまく書けますか。
答案の書き方にはコツがあります。何をどう書いたらよいかは、与えられたテーマによって基本的なパターンというものがあります。このパターンを覚えてそれに当てはめて答案を書くことが、記述式問題対策には最も有効で近道です。
Q.記述式問題の勉強はどうしたらよいですか

とにかく文章を書く練習をすることが第一ですが、ただ量を書けばいいというものではありません。要点を的確に押さえ、構成のしっかりした文章を書く必要があります。自分の書いた解答を添削してもらい、弱点を把握して補強する訓練をして下さい。
Q.記述式問題に答えるためには覚えることが大量にあるのですか


記述式問題に答えるには、実はあまり覚えることは多くありません。記述式問題の要点は、いかに考えを早くまとめるか、ということに尽きます。要点を的確に把握することが重要です。
Q.記述式問題はどのように採点されるのですか


記述式問題は、与えられたテーマに関わりのあるキーワードが含まれているかどうか、という点がまず第一に大切です。次に、全体のまとまりのよさです。独りよがりにならないように、添削指導を受けることが大切です。

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