拙堂の生涯を知る
齋藤正和氏は拙堂五代目の子孫で、斎藤拙堂研究会会員。四百頁余に及ぶ最も詳細な評伝。
拙堂の主要な著書と文章を取り上げて、生涯と思想を論じ、津藩の学術にも及んでいる。略年譜・主要著述・参考文献なども有用である。
拙堂の詩集から約二百余首を抄出し、年代順に排列、訓読・語釈・訳も載せる。詩や「余説」を通して、拙堂の一生を知ることができる。
拙堂の著作や、多くの関連文献に拠って作られた労作
門人・中内撲堂による基本的な伝記。『拙堂文集』の巻頭に置かれている。主にこれをもとに各種人名事典や、『三重先賢傳』(浅野松洞 玄玄社 昭和6年、東洋書院 昭和56年復刻)の拙堂の項が書かれている。
また『中洲文稿』第4集に「拙堂齋藤先生墓碑銘」として所收。二松学舎を創立した漢学者三島中洲は、嘉永五年津藩に遊学し、拙堂に師事している。上記の「小傳」とともに拙堂伝記の基本資料である。
石碑の拓本とその訓読、『中洲文稿』所載の「墓碑銘」および『文集』所載の「小伝」は、合わせて、三重県立津東高等学校郷土研究部の平成元年度調査報告である『安濃津』第28号 「津市内の石碑」その一 <津偕楽公園>に載せられている。また、『碑
梅原三千 津市教育会 昭和13年 (大和学芸図書 昭和55年復刻)
梅原氏は戦前、津市史の編纂にあたり、多くの原稿を残した。市史全5巻はようやく昭和44年までに刊行されたが、上記2書に津市の文教に関する氏の業績が盛り込まれている。
五.伝統産業と文化と学問と 10「斎藤拙堂とその周辺の人々」 青山泰樹(研究会会員)
三重県ホームページ・「歴史探訪」県史あれこれ(4)近世に所載
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「斎藤拙堂・著書目録稿−研究書誌作成のために−」
青山泰樹 三重県立図書館紀要4号 平成10年3月
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