| スポーツの目から |
| 「村上コージのトライアス論」でお馴染みの村上晃史氏からの新しいメッセージ。 数回シリーズで紹介します。 |
| 誇りと太い精神をもって 2006.9.1 |
| チームテイケイジュニア監督・トライアスロン村上塾主宰 村上晃史 |
| 「トライアスロン村上塾」塾長コラム2004年6月,7月合併号より |
| 続発する犯罪、政治経済の不安、貧富の差まで開き始めている。誰もが不安と不満を抱え、物質的に苦しくなくても、精神的には、それぞれがそれぞれの理由により、日本人が今までに経験したことがない程の苦しさを味わっている。 今までに経験したことがないと言ったが、実はこんな時代にすごく似ている時を日本人は経験している。幕末、江戸時代が終わり、明治維新が起きた時だ。その時代、日本人は軟弱化し、武士道はすたれ侍は侍にあらず、無責任な政治が国を苦しめ、開国を迫る諸外国に、腰砕けな外交をした。 この江戸末期は滑稽な程に今の時代と似ている。ところがその時、日本を救ったのは、田舎者の志士達だった。彼らの多くは長州、薩摩、土佐藩と言う武士達。熱い志と夢、この国を本気で考え行動した。 わずか10代にして、自己のアイディンティテイを確立し、自分の進むべき道を決め、その道のために命をかけ魂を燃やした。結果、ほとんどの志士は30歳を前に命を落としたが、多くの歴史的事業を成し永遠に語り継がれることになる。 さて今の時代はどうだろう。私も含め多くの人間は、死ぬか生きるかのギリギリの状態で、魂を燃やす舞台を探すことも難しい。しかし世界情勢は、確実に日本を国際舞台に引っ張り出してしまう。それに対応するのは腰砕けな官僚と、政治家達。そう江戸末期に圧倒的な軍事力で開国を迫られた時のように、彼らは右往左往している。 今の日本人は軟弱、言いなり、哲学がない。先進諸外国はそう見ている。その通り、今の政治、経済を牛耳り、国を動かしている輩はその通りだ。だが、魂を燃やし今に生きる志士達はこの時代にもいる。 日本人は元来誇り高く、志を持ち生き、死ぬ事も恐れない。プライドを持ち、これを美学とする、世界でもめずらしい民族なのだ。こんな時代だからこそ歴史は動く。日本人のプライドと精神、今こそこの国に生まれた誰しもが持つ血と魂を思い出し、世界に自分達のスタンスを示す時だと思う。 今の時代に冷や飯を食い、社会の本流に属することができず、苦しみ悶えながらも志を失わない者達。絶望的な閉塞感の中、夢を見て生きる太い精神を持つ者達。時代を動かそう。そして近い未来必ず動く。今そんな感覚を持っている。俺もスポーツの世界でやるぞ! |
| 村上晃史氏のプロフィール |
| むらかみこうじ 1967年、神奈川県生まれ。順天堂大学体育学部卒業。米国コロラド州ボウルダーでコーチ修行後帰国。1992年 バルセロナオリンピックマラソン有森裕子専属トレーナー,1993年 プロトライアスリート宮塚英也専属コーチ,1994年 学生世界選手権チームマネージャー兼コーチ,1995年 トライアスロンナショナルチームヘッドコーチ,1996年 日本学生トライアスロン連合理事,1998年 トライアスロンJrナショナルコーチ,同年 トライアスロンユニバーシアードナショナルコーチ,1999年 トライアスロンJrナショナルチームコーチ,2000年 トライアスロンJrナショナルチームコーチ,2001年 田山寛豪、日本チャンピオン獲得,2002年 ワールドカップ日本代表3名輩出,トライアスロン村上塾設立,2003年 世界選手権、アジア選手権代表選手輩出,2004年 ロング、ショート、ジュニアの世界選手権日本代表、ワールドカップ代表を輩出,2005年 テイケイ潟gライアスロン競技部ジュニア監督就任 順天堂大学体育学部健康学科卒業(体育学士),日本トライアスロン連合公認指導員,陸上競技公認審判員,全日本スキー連盟公認準指導員,高校教諭一種免許,中学教諭一種免許,衛生管理者一種免許 トライアスロン村上塾のホームページはこちらへ。 |
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