Story 1 : スタートライン

細野晴臣は立教大学在学時、同じ大学の柳田優に誘われ、ビートルズのコピーバンド『ドクターズ』に参加する。
ドクターズ』の柳田岡野正はアマチュアのロックサークル「ピープ」を主催しており、そのオーディションには、林立夫小原礼のいた『ムーヴァーズ』、鈴木茂のいたベンチャーズのコピーバンド『C・I・A』などが参加していた。

1968年、松本隆がいた『バーンズ』のベーシストが抜けたため、うまいと評判だった細野にメンバー入りの要請がくる。細野はオーディションに合格し、助っ人として参加することになる。

余談:『バーンズ』はあるサークルの軽井沢でのダンスパーティーで、夏休みの毎週日曜日に演奏していた。このとき対バンだったのは、高橋幸宏(当時立教高校1年)がいた『ブッダズ・ナルシス』だった。

バーンズ』は「風林火山」主催のコンサートに出演する際、コンサート用に細野松本で5曲ほどオリジナル曲を共作する。このとき松本は初めて「日本語のロック」に挑戦する。

1968年、細野は目をつけていた鈴木、そして『ドクターズ』の柳田岡野と『スージー・クリーム・チーズ』を結成。その後、メンバーは細野鈴木の3人になる。細野はグループ名を考えるのが好きで、ステージごとに名前を替え、『ドライアイス・センセーション』、『ジェット・エイジ・トリッパー』、『ナポレオン・ボナパルト』などと名乗った。

また、細野は友人の紹介で立教大学にいた中田佳彦と出会う。
すぐに意気投合したふたりは、毎週日曜日に会い、レコードを聞いたりする会『ランプポスト』を作る。
そしてこの会に、中田の紹介で大滝栄一が加わる。

ここではっぴいえんどのメンバーが細野を軸につながる。

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