フライングスコッツマンは英国の定期列車の名前であるとともに、一台の機関車の名前でもあります。
(イギリスの機関車は名前を持った物がたくさん有ります。)
No4472 機関車 フライングスコッツマン
イギリス人曰く、世界で最も有名な機関車、フライングスコッツマンはイギリスの鉄道が4つの私鉄で構成されていた時代(四大鉄道時代)に、その一つロンドン・アンド・ノースイースタン鉄道(LNER)の機関車として作られました。
設計者はナイジェル・グレスリー郷、世界で最も有名な蒸気機関車設計者の一人です。フライングスコッツマンはグレスリー卿が設計したClass
A3と呼ばれる機関車の一台、Class A3は、その後Class A4へと発展します。その中の一台、マラード号が時速126マイル、蒸気機関車による公式世界最高速度記録をうち立てることになります。(マニアの間では実はドイツの05型方が速かったと言う人もいますが)
フライングスコッツマンは一度は廃車の憂き目にあったものの、ファンによって買い取られ、現在は国立鉄道博物館(NRM)の所有となっています。ブリティッシュプルマンなどのイベント列車の牽引にあたっています。
また、オーストラリア大陸に機関車を持ち込んで行われた、蒸気機関車による最長距離運転記録へのトライアルにも成功し、現在レコードホルダーとなっています。おそらくこの記録が破られることはもうないでしょう。
定期列車 フライングスコッツマン
フライングスコッツマンはロンドン・キングズクロス駅とスコットランドの古都エジンバラを結ぶ長距離特急の名前です。イギリスの鉄道が小さな鉄道の集合体だった第1次世界大戦以前からこのルートを走り続けています。フライングスコッツマンは東海岸路線の看板列車であり、常に時代の先端を行く車両が充当されました。定期列車として初めて時速100マイル(160km/h)を越えたのもフライングスコッツマンです。ロンドンが空爆にさらされた二度の大戦中も変わることなく10時ちょうどの発射を守りました。
イギリスの鉄道は、戦後の国有化を経て、現在は線路を管理する会社と列車のサービスを行う会社を分離した。上下分離方式による民営化が行われています。現在、フライングスコッツマンのルートを担当しているのはグレート・ノースイースタン鉄道(GNER)でGNERの車両には"Route of the Flying Scotsman"と書かれてあるほどです。