マンチェスターまでの車内では、スイスまで蒸気機関車に乗りに行ったこともあるという、壮年の男の人に横を通る運河のお話を聞かせてもらいました。この男の人から、5月になれば湖水地方でも晴れが続きますよ、と言われて何とか晴れてくれるといいな・・・。と思いながら、マンチェスターで乗り換えます。マンチェスターからはバローインファーンネス行きの各駅停車で約40分、Lancasterに到着。
駅で、iの場所を聞いて、そちらの方向に、iでAVISのオフィスの場所を教えてもらいます。このページを見ていただいてるあなたには、事前に場所を調べて無いというわけではないことを申し上げておきます。(^_^;)
地図は印刷してきたし、無くしても場所がわかるくらいに暗記してきているのですが、やはり知らない土地では専門家に聞いた方が早いと私は思っております。
iで地図にマーキングをしてもらって、そちらの方に歩いていきます。15分ほどで付くと言うことだったのですが・・・。どうも道になよってしまったようです。(;´_`;)それでも、地図とにらめっこしてみると何とか近くまで来ているはず。地図を持ってきょろきょろしていると、鋲のいっぱい付いた革ジャンの男の人が近寄ってきました。
やばいかも・・・。(@_@)
と思っていると、「兄ちゃん、道に迷ったのか?どこへ行きたいんだ?」
と声をかけてきました。「レンタカーのオフィスを探してるんです、(地図を見せて)私はこの地図だと今ここにいるので合ってますか?」
と訪ねると、「合ってるけどこの辺にレンタカー屋なんか無いぜ!」
「え!?」(*_*)
「俺は、ここに20年以上住んでるんだ、俺が知らないものはない」
・・・・
無いと言われても、iではここと言われたし・・・。
最終的に。「あなたの言うことを疑う訳じゃないけど、自分の目で確かめたいから、とにかく行ってみます、ありがとう。」
と言って、お兄さんと別れました。
レンタカーのオフィスがあるという通りをしばらく歩いていくと、iで教わったとおりの場所に目的のAVISの看板が・・・。
まあ、とりあえず着けて良かった。
時間もほぼ予定通りなので、オフィスに入って予約していることを告げると、問題なく手続きが出来ました。
今回ももちろん、保険はフルカバレージで万全をきします。(と言っても免責額を引き下げるだけですが・・・。)
手続きが終わるころ、日本人とおぼしきご夫婦が入ってきました。日本人だよね・・・、と思っていると向こうから「日本の方ですよね?」と声をかけてくださいました。ご夫婦で湖水地方をドライブしてこられたのだとか。
ちょうど今帰ってきたところだそうで、もういらないからとLancasterの市街地図などを下さいました。
感謝感謝(お名前を聞き忘れてしまったが・・・(汗))
さて、貸してもらったOpelのベクトラ(2.3リッター ディーゼルターボ)で一路コニストンを目指します。
・・・、と言いながら、いきなりラウンドアバウトで方向を見失い反対方向へ・・・。
10マイルほど走ったところでそれに気付いて、引き返しました。
来た道を引き返し、今度は問題なくM6(高速道路)に乗って北を目指します。そのころには朝からの雲も無くなり、青空が広がってきました。
途中、サービスエリアでジュースとロードマップを入手。
1時間半ほど菜の花畑の田園風景や山道を走り続けると、ぱっと景色が広がって目の前にウインダミア湖の湖面が広がります。
ついに湖水地方にやってきた、その思いを胸にさらに車を走らせます。
さらに細い山道を30分ほど走ると、コニストンの入り口につきました。荷物を置くために、今日と明日の宿BankGroundを目指します。BankGroundはサーガの中でウオーカー兄弟が冒険に出かける前に泊まるハリ・ハウ農場のモデルです。
特に案内の標識はないのですが、何とか到着。きつい坂もあったので、自転車で来なくて正解と思いました。
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荷物を置いたら、Swallows&Amazonsクルーズのために、コニストンの中心部に向かいます。このクルーズは、コニストンランチという会社が運営する物語のモデルとなった場所を巡るクルーズです。
コニストンランチのページ:
http://www.conistonlaunch.co.uk/swamazons.shtml
ここで一つ問題が、手持ちのキャッシュが少なくなってきています。途中でTCを換金するつもりだったのですが、チャンスが無くてコニストンまで来てしまいました。手持ちの現金だけだと、クルーズの参加も困難。
とにかく、観光マップに載っている銀行に急ぎます。しかし・・・。
私:「S&Aクルーズに乗りに来たんですが、TCしか手元になくて、どこかで換金できないでしょうか?」
iのスタッフ:「郵便局には行ってみましたか?」
私:「はい。でもだめだと言われて・・・。」
iのスタッフ:「ケンダルなら、16時まで銀行があいているけど間に合わないわね」
私:「S&Aの世界を歩きたくてここに来たんです。クルーズに乗れないなんて・・・。何か方法はないでしょうか?」
アメリカやカナダでは、その辺のマクドナルドやスーパーで普通にTCを使うことが出来ます。しかし、イギリス国内では、TCで直接支払いが出来るのは非常にまれです。それも地方に行けば行くほど、それが観光地のチケット売り場やお土産物屋であったとしても・・・。だから、クルーズの代金をTCで払えるなどと言うことは全く頭にありませんでした。
最後の可能性に賭けて、私はクルーズの乗り場のあるボートセンターに向かいました。時計はクルーズのスタート時刻まであと、15分ほど・・・。青い鳥は身近にいたのか・・・?
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このクルーズ船、屋根の上に有る太陽電池で回すモーターと、ディーゼルエンジンのハイブリッドです。
なかなかハイテク〜と思ったのも束の間、モーターとエンジンを切り替えるときはガコガコンと大きな音とショック。これで文句のでない英国ってすごいな〜と思ってみたり。
閑話休題
高緯度地方の空というのはどうしてこんなに青いのだろう?
そんなことを思いながら、風景をビデオとデジカメに収めていきます。
そして、クルーズの最後には「スペインの淑女達」が流されました。
最初は説明が早口で分からなかったんですが、きっとそうだろうなと思って聞いたらやっぱり、とあいなりました。思っていたよりも陽気な曲でした。
クルーズが終わったら、近くのパブで夕食にしました。
このパブは建物が400年前のものと言われて、このパブにランサムも来たのだろうか?と思いながら食事を取りました。
お勧めを頼むと、マトンのステーキをマッシュポテトにのせてソースをかけたものが出てきました。もちろんサイドディッシュで温野菜。今日も量が多いなあ・・・。
ふと目を上げた、窓に見えたもの、丸い突起がガラスに・・・、初めて見ました。板ガラスが作れるようになる前のふきガラスによる窓ガラス。本物かレプリカなのかはお店の人に聞いても分からなかったのですが、それでもこのガラスに感動している私なのでした。
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今日のBankGroundは泊まり客が私しか居ないようです。
リビングのテレビの下にはS&Aの映画のビデオが置いてあったので、見ることにしました。
日がとっぷりと暮れて暗くなった、リビング。何も物音がせず、なんだか寂しい限りです。
管理をしている人たちも、この棟には住んでいない様子。
なんだか、ティティーよりも孤独な感じがする。
時間も遅くなったので映画を途中で切り上げ、シャワーを浴びて寝ることに。
さあ、明日はヤマネコ島だ!