復活作業の独り言
写真って愛なのよ
「写真って愛なのよ」と、中学校から知っているかたに最近言われました。まさしく写真は愛なのです。「写真って愛情」なのです。単なる映像の記録ではありますが、そこには愛があります。その愛とは撮影された方の愛情です。写された物であったり人であったりするものへの、撮影者の愛情なのです。だから、単なる記録を復活させたい方がたくさんおいでなのです。
「大したことの無い写真です。」とおっしゃいながら復活をご依頼いただくこともあります。ですが、写真は愛なのです。「なんだ、こんな写真か」と私が思うことなどありません。そんな心配は不要です。私のほうも単なる写真だとは思っていません。わざわざお金を払って復活したいお写真です。依頼される方にとってはとても重要なお写真であるはずです。撮影された方の愛情を感じながら1枚1枚を大切に復活作業をしております。
カメラ屋さんお奨めの復活サービス
非常にうれしいことですが、お客様の中にカメラ屋さんで紹介されたという方がおります。けんもほろろに断られる例を多数聞いておりましたから、写真屋さんもここまできたかという気もします。公共施設のかたにもご利用いただいておりますし、カメラ屋さんにも認められてきているということで、うれしい限りです。もちろんご利用になった方の紹介の例も多いです。
人それぞれのドラマ
写真の復活をしていると色々な内容のお写真が復活します。通常なら消えちゃった、あぁー、また撮り直すかということになると思いますが、それをお金をかけて復活するわけで、ご依頼いただいたかたにとっては2度と撮れないような貴重なお写真です。
それだけ貴重なお写真には、それはそれぞれのドラマがあります。異国のお写真あり、出産前後のお写真あり、親戚大集合のお写真あり、家族そろっての記念のお出かけの写真あり、お泊りの写真あり、展示会、道路工事、施設工事、プロカメラマンのお写真などで、本当に映画の1シーンのような、そんな感じがします。
またどうぞっていえないジレンマ
うまく復活ができて、喜んで頂いて、それはこちらにとってもうれしいことなんです。ですが、そのお客様との出会いはそれでおしまいです。本当はまたどうぞなんて言いたいのだけれど、それは大切なお写真の消去がまた起こればいいなと願うことにもなってしまいます。病院なんかでお勤めのかたも同じようなお気持ちなんでしょう。それがちょっと残念です。普通のサービスの場合は既存のお客様がどんどん利用してくれることで繁盛しますが、このサービスはその利益のループがありません。
でもね、たまに2回目のお客様がいるのです。ぜひ2回目は無いようにお気をつけくださいませ。お客様のほうもそれは分かってくださるので宣伝しておきますと言っていただける方も多くいらっしゃいます。これは非常にうれしいです。
なぜか重なる、似たお客様
どういうことよく分からないのですが、よく似た内容のお客様が固まっていらっしゃいます。メモリースティックが読めなくなったと、ほぼ同じ日に連絡いただいたり、復活後同じように入金が何日か無かったり、ファイルが無いけど空き容量が無いとかおっしゃる内容が同じだったり、どちらも急ぎといいつつ、どちらもメディアがなかなか届かないとか、苗字が同じとか、メディアサイズが同じとか、そういう方がほぼ同時に集まります。連絡頂いただけならば、同じ方が偽名で問い合わせしていると言うこともありそうなんですが、地域も違いますしね。なんだろな〜〜と言う感じです。本当は運命でつながった方々なんだろうかね。お互いが了解したら紹介して差し上げたいくらいです。残念ながら異性同士ということは少ないです。
業界のプライスリーダーに
こちらはうれしいような悲しいような話です。最近復活の依頼がかなり減りまして、調べてみると、私と同じような料金体系、同じような内容のサイトがいくつかできております。また、かなり内容を私のところと同じ方式でそのまま利用されているサイトもあります。
私がサービスを始めた当初は、元のメディアサイズで料金が決まっている会社が多かったのです。そこへ写真1枚何円と言う仕組みを取り入れました。「写真1枚いくらと言うのはおかしい、メディアサイズによるべきである」とご指摘いただいたりもしました。現在では写真1枚いくらと言うところが多くなりました。
アイディアや仕組みをそっくり取られたと言うこともできますけど、そういう市場もあると言うことで認知されてきたのかなとも思います。
ユーザー様にとって見ると、どのサービスを使うのが2度手間が発生しないか見る目を養わなければいけなくなっています。ポイントは復活ソフトを自作しているかどうかだと思います。自作のソフトでないと思いがけない破損に対処できないからです。私のところに依頼を受けたメディアで、かなりの数が自前の復活ソフトでは対処不能です。これのため自作の復活ソフトをかなり頻繁に修正します。自作の復活ソフトを作れないところでは、こういう時に対処不能ではないかと思います。興味があるかたは同じ破損のメディアを作って双方に復活依頼してみると言うのも良いかもしれません。
一番困る破損
復活作業で困るのが、パソコンのデータを色々と書いたメディアの復活です。デジカメで撮影されたお写真のほかに、パソコンの壁紙やらそういうJpegファイルも一緒になって混じって復活されます。復活後、閲覧しなければわかりませんから、あとでそれはいらないと言われても。。。
もっとも フォーマット済みメディアも困りますよ。デジカメの機種によっては、どうにも手助けにはならなくて、基本料金と返送料だけ頂くのですから、こちらとしては申し訳ない気持ちです。
本当は無料にして差し上げたいのですけど、事情があって有料です。当方作の検査ソフトでこれは事前に分かりますので使える環境をお持ちの方はぜひご活用ください。
不可解な記録
復活作業で、だいたいはお写真は連続して記録されています。多いものになると2000個くらいの断片で構成されるのですが、所々これが飛び飛びになっていたり、関係ない情報が挟まっていたりします。
合っているはずなのにどうしても表示してみると正常に表示されないのでデータを追ってみると、なぜかノートンなんて書いてあります。その記録情報を調べてFATを見ると、そこは1つの写真の一部なんですが、なぜか別なデータがあるのです。メディアのその部分を狙って直接書いているとしか思えないような。。。なぜなんだろうか。
あと、Mac の印刷関連のメッセージが書かれている場合なんかもあります。
静電気では考えにくい破損
通常、メディアの破損は静電気か何かで内部のフラッシュメモリが消去されてしまっています。これはそのかたのメディアの扱い方に問題もこともあるでしょう。ところが、これは機械のバグだと言うような破損があります。
写真の記録のときに、メディアのどこに記録して、その次はどこの位置に記録してと、これが多いと2000件も記録されてあるのです。この領域を FAT といいます。FATは重要なので2重化されていて、常に2つが同じにように更新されていきます。
それで、エラーが起こればどちらかが破損でどちらかが正常で、何とか助かるってパターンになっているのですが、両方とも全く同じ状態になって破損しているってことがあります。どうやったら両方おかしくなるんでしょ。これは、カメラがおかしいか、リーダ機器がおかしいか、後は何が原因なんでしょ。
1文字だけ違う
復活していって、何かがおかしい、どうしても復活しないけど、これで正しいはずだって言うときがあります。真剣に調べてみると、1つの領域(1セクタ)の中に文字が256文字入っているんですが、最後の1文字だけがなんか変。
これは、私の自作ソフトがおかしいかと調べてみてもおかしくないし、他のかたのメディアでは今まで復活していたんですよね。なんだろ? メディアの内部でメモリの内容を出力するデータ線が1本切れているのかな。
見積もりについて
この見積もりが非常に困ります。復活しなければ料金は決まらないからです。復活したファイル数によっても作業量が大幅に異なるし、どうしたものか。
詳細な見積もり依頼も頂くことがあって、実はこれ、実際に復活作業をしてからお返事しています。こうなると、通常の方と比べて著しく不公平ですよね。それで、復活作業は行うのに、依頼してくださらない例も当然ありますから、泣きたくなります。
それに、この作業は時間ももちろんかかりますし、料金の確定作業をすることにもなりますし、困ったなあ。診断料(大手だと1万円とか)なんて取りたくないのだけれど、検討するしかないのかなあ。
ありがたいお客様
ありがたいお客様とは、当然たくさん料金をいただけるお客様でございます。また、複数回ご利用いただけるお客様や、他の方に宣伝していただいているお客様も何人もおらっしゃるようで、大変ありがたいです。やはり、お客様は神様なのです。
先日の神様は、私のことも神様と言っていただいて、作業内容を説明して差し上げると「そんなことさせて悪いなあ」と特急料金を複数口追加くださったり、そんなお客様もいらっしゃいます。さすが、このお客様、分かってらっしゃる。復活は結構大変なんです。しかし、このお客様、もしかすると私をハッパかけたのかな。残念なことに方法3での復活が遅れに遅れています。
残念ながら困った神様もいらっしゃいまして、急ぎのはずなのに、復活した途端に入金無しで復活したお写真を返却できなかったりすることもあります。早く手元にこなくて困らないのかな。。。
復活途中で待ったをかけて、ずっと音信不通の方もおります。これも困ります。
値切るお客様
復活後に値切るお客様もおります。予想に反して大量に復活してしまわれたのだと思いますが、それでも大手に比べると激安と思うのですけど。。。そう思っているのは私だけ?
値切るお客様へは説明するメールのやり取りが多く発生して、何日も時間がかかり、こちらも人件費分として見えない出費が多いですし、もちろんお写真の返却も大幅に遅れます。また、私の気持ちも沈むし、復活作業自体をやる気も失せるし、そのおかげで他の方の復活も遅れます。何にもいいこと無いです。
お気持ちもわかるような気もするのですが、こちらも損するのなら、全ての方に対して復活サービスを止めるか、全ての方に料金を値上げするかと言うことになるし。
運送業者がまけてくんない
お客様の要望で宅配便なりを使うときがあるのですが、ネットでお買い物をしても送料ってお店によって違いますよね。当然距離でも変わってくるのですが、同じ地域のお店でも片方は1500円、片方は300円なんて時があります。これは運送業者との契約で安くしているようで、私のほうも運送業者と交渉したりするのですけど、なかなかやってくれないです。個人だから駄目とか、そういうことは無いみたいです。聞くところによると個人でも荷物が毎日1つとかでもあれば交渉できるらしいです。んで、(毎日1つなんて無いくせに)交渉するわけですが、いいですよと運送業者が言ってくれても実際に契約しには来ません。黙っていれば丸まる料金をいただけるのにわざわざ値引きする必要無しって感じです。
運送業者を変えてみたりしていますけど、某社は配達はいいけど営業所の応対が駄目すぎ、某社は営業所はいいみたいだけど写真は駄目。結局郵便局がいいみたいです。郵便局は当たり外れがかなりあるのですが、悪いところは業者以下、良いところは接客態度や案内、商品の紹介などで「商売の先生」的な相当良いレベルのサービスが期待できます。
ネットオークションがはやると、粗大ゴミなどが減ってリサイクル率が上がるんでしょう、個人も安く買えるけど、安くしか売れなくなったりします。んで、一番儲かるのって、荷物が増える運送業者ではないかと思ったりします。
カメラだけでの不具合が増えた
最近(2003年9月末)、なぜか急に増えている不具合があります。カメラで撮影して、撮れたかどうか確かめようと再生モードに変えた途端に不具合になるというものです。パソコンに装着するとフォーマットを促すメッセージが出るそうです。なぜだ? 今まではデジカメとメディアのほかに、リーダーや、リーダのドライバソフトウエアも関連していてどれが不具合か不明ということが多かったですが、カメラとメディアだけで不具合になる例がちらほら(依頼のメールがきて、またか。。って感じ)。具体的にどのような破損が多いかはまだつかんでいません。
必要なのは数枚です
必要なのは数枚ですって、復活作業が終わってからおっしゃる方がおります。「なぜ無駄なことさせるんだ!」と私は怒りたくなります。それならそうと依頼前に相談してもらえば減らすことも不可能ではないのですが、後からじゃ安くしようにもこちらが大泣きです。
結婚指輪をドブに落としてしまいました。流れて行ってどこにあるか分かりません。1キロ探すことになりますが、指輪の大きさ分の2センチしか払いません。そういう条件で引き受けられますか? これは無理でしょう。それなら2センチ分でも1キロ分の価格にしますということになります。その代わり、1メートル以上下流には流れていっていません、とはっきりしている方は安くなります。私のとこの料金体系はそういうことです。手間がかからないかたに安くなっております。こういう状態で記録するためには、それなりの配慮が必要です。そういう配慮をしている方にはお安くなります。
はじめの1つだけというなら楽なんですが、どこにあるのか分からないけど1個だけって言われたら、全部見るしかないのです。たまたま最初の1つめだったらラッキーです。
ところで、安くする方法はいくつかありますが、パソコンがフリーズするかもしれないファイル込みですべて返すとか、そういう方法になります。こういうリスクがあってもよいならそうしますけど、これでパソコンがリカバリーになって、「写真が復活したはいいけど、パソコンの中の別な写真はすべて消えました」じゃとんでもないと私は思います。なので、どうしてもこだわる方にはご案内します。ほかにも安くする方法はあるにはあります。