車椅子で,柴又駅から柴又の名所を散策

料亭 川甚の近くの信号より上がれます。
以前よりゆるいスロープになりました。
土手下に下りると、矢切の渡しに行けます。

柴又駅周辺

1、 駅を降りると広場に平成11年8月に出来た寅さん像があります。

  像は妹のさくらさんが、旅にでる寅さんを呼びとめ、その時寅さんが振 り返った姿だそうです。

少し行くと参道に入り、その道路脇に山田洋次 監督の自筆で「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。・・・・・」とあの名文句が記された寅さんの碑があります。

  参道を進みますと、呼び声や、飴を切る音、人々のざわめき等、とても楽し い気分になります。
これらの音のする柴又帝釈天界隈と、この先の江戸川河川敷からの鳥の鳴き声や櫓のきしむ音等が「残したい日本の音風景100選」に選れております。




帝釈天

2、 柴又駅から参道を通って徒歩5分〔健常者〕で帝釈天につきます。

経栄山題経寺が正式名称で、日蓮聖人が自ら彫ったと伝えられる、板木の帝釈天像を安置しています。
 一時所在不明になりましたが、庚申の日に発見されたので、その日が縁日となりまし た。60日毎の庚申の日は大変混雑します。

明治29年に建築された仁天門をくぐると帝釈堂、開山堂、祖師堂、鐘楼などがあり、境内の御神水は映画「男はつらいよ」の寅さんが産湯を使った場所として有名です。

ここの見所は正面内外壁にある「12支」「日蓮上人一代記」の彫刻です。
一流の調刻家が腕を競った豪華な作品です。ただ残念ですが現在はガラス張りで有料となり、中は階段が多く、車椅子ですと外から見るため、少し見ずらいかも知れません。

   ●(身障者用トイレは、仁天門を出た左前の公衆用トイレ内ににあります)
 ●(駐車場は帝釈天専用があります) TEL (3657)2886



山本亭

3、 帝釈天の右手裏門から出ると「山本亭」に1分ほどで着きます。

  大正末期から昭和初期の和洋折衷の建物と、築山、滝のある日本庭園が見事です。

門や玄関脇にスロープがあります。受け付けに申しでれば、車椅子の車を拭く布を貸してくれますので、拭いて部屋にあがり、庭園を見ながらお抹茶等を楽しめますよ。

赤いカーペットの敷かれた廊下を車椅子であがれるなんて、嬉しくなりました。
●入場料 100円、  お抹茶等 500円

●身障者用トイレがあります。TEL(3657)8577  
駐車場はありません。


寅さん記念館

4、 山本亭を出ると「寅さん記念会館」があります。

山本亭の裏庭はガタガタしていて車椅子は通りにくいかもしれません。入った門から出ても「寅さん記念館」に行かれます。
記念館は段差がありませんので、移動し易いです。

去る9月下旬、会館はリニューアルオープンしました。ご報告が遅れましたが、10月中ごろ漸く会館を訪れることが出来ました。
不出来ですが、写真をご覧頂いてお楽しみください。
まずは山田洋次監督はじめ、撮影、照明、録音、メイクなどのスタッフの紹介の場面から、順序を追って主な写真を掲載してみますね
撮影準備中
柴 又帝釈天参道のセットです。

「くるまや」の原寸大のセットです。映画をご覧になった方はここで繰り広げられた、まじめでそれでいておかしく悲しい寅さんの会話を思い出されることと思います。

「くるまや」の原寸大のセットです。
昭和30年代の帝釈天参道界隈をミニチュア模型で再現しています。
お楽しみください。

全48作のポスターです。

他に寅さんの小道具、山田監督の直筆原稿等も展示されています。
この他、手で触れてみたときに、またスクリーンによるお楽しみもあります。


この鉄道は、1899年から1913年頃まで,
葛飾区金町ーー柴又間約1.4キロを走っていた定員6人、1車両の鉄道で
当時、後ろから人が車両を押して、線路上を走らせていた。

現在、金町駅から柴又駅までは単線である。

















上記は記念館の広場。タイルには全国のロケ地が焼き付けられています

●入場料は大人500円ですが、身障者及び付き添い人は無料です。
(駐車場は柴又公園駐車場になります。図参照)
 TEL(3657)3455


矢切の渡し


5、 会館のエレベーターで江戸川の土手に出る事ができますが、すぐ隣のレンタサイクルセンターのエレベーターを使用すると便利です。
土手からは皆様ご存知の細川たかしの歌の「矢切の渡し」を展望でき、車椅子でも船付き場まで行く事ができますが、車椅子で船に乗る事は出来ません。

 渡しには三島由紀夫、杉村春子、山下清も乗ったそうです。
春はヒバリのさえずり、夏のオオヨシキリのやかましく鳴く声、冬にはピーピーと鳴くユリカモメなどの声が聞こえてきます。


サイクリングロード


6、   葛飾区の土手の上はサイクリングロードが整備され、江戸川区の境界から三郷市の境界まで、4700mを100m毎の標示がされています。江戸川の風景をながめながら、車椅子での散歩が快適に出来ます。

 寅さん記念館の前のレンタサイクルセンターでは、自転車を、土、日、祝日のみ貸出しています。
●料金 大人 400円、 小中学生 200円
●TEL (3657)3455



柴又七福神巡り

主人に車椅子を押してもらい、柴又駅から出発し高砂駅まで90分かかりました。

●歩く時間は
柴又駅―7分―良観寺―6分―真勝院―2分―帝釈天―4分―万福寺―10分 ―宝生院―3分―医王寺―23分―観蔵寺―20分―柴又駅
七福神巡りの地図は柴又駅に準備されていますが、ない場合は駅員にお申し出ください。

●歩いていて気づきました事は
1、 身障者用トイレは、帝釈天門前の公衆トイレのみであり、注意が必要です。
2、 七福神とも、本殿前まではほとんど段差がなく、参拝可能です。
3、 医王寺から観蔵寺まではかなり離れており、交通量が多い道路を通る場所 もありますが、その他は静かな住宅街を通りますので、のんびり散歩が出来ます。

また 良観寺から柴又街道を通り真勝院へ行く道は、春は浄水場の桜が、 秋は街道のいちょう並木がたいそう美しく、楽しめます。

●七福神については、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「柴又七福神 Map」から抜粋いたしました。

1、  宝袋尊(良観寺) 柴又3−33−13
袋を携えて笑っている宝袋尊は、中国の禅僧で実在の人物。すべてを包容する和合成功の神様です。




2、  弁財天(真勝院) 柴又7−5−28
ヒンズー教の代表的女神サラスバーティを由来としている弁財天は、水の神様。
音楽、弁舌の能力も与えてくれる、知恵と財宝の神様です。

3、 毘沙門天(帝釈天) 柴又7−10−3
毘沙門天はインドの神様。右手には財福を生む宝棒(鉾)、左手には除災招福の宝塔を持っています。

4、 福禄寿(万福寺) 柴又6−17−20
短身長頭で白い髯がある福禄寿は、中国の神様です。
福は幸福、禄は高禄、寿は長寿をあらわし、三徳を兼ねた神様です。

5、 大黒天(宝生院) 柴又5−9−18
米俵に乗っている大黒天は、インドの神様と大黒主命の習合。
大きな袋と打ち出の小槌で、多くの人々を救済する、出世財福の神様です。




6、 恵比寿天(医王寺) 柴又5−13−6
右手に釣り竿を持ち、左手に鯛を抱えている、狩衣姿の恵比寿天は、日本古来の神様で、もともとは航海と漁業の守り神です。商売繁盛の神様です。

7、 寿老人(観蔵寺) 高砂5−5−2
杖をつき長い頭の寿老人は、中国の神様で、七福神の第一におかれる長寿延命の神様です。
そばにいる鹿は、長寿の使いと言われています。

※参考資料
 葛飾区発行「かつしか楽しい散歩道」
 葛飾区観光協会発行「柴又七福神 矢切の渡し」
 葛飾地域振興協会発行「柴又七福神 Map」
 


トップへ東銀座駅へ駅の情報へ体験記へ
自助具へ自己紹介へリンクへ