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「ハーブ」と聞いて、
あなたは何を思い浮かべますか?
ローズマリーやタイム・オレガノやスパイスなどの
料理に使うハーブでしょうか?
ローズヒップ・カモミール・ラベンダーなどの
ハーブティーですか?
それともハーブのエッセンシャルオイル(精油)を使った
アロマテラピーですか?または、薬膳や漢方で利用される薬草をイメージしたのでしょうか?きっと、それぞれの方のイメージがあると思います。それだけ、一言でハーブといってもかなり幅広く深い意味合いがあるということだと思います。ここでは、ハーブを幅広く捉えて紹介していきます。
ハーバルライフのすすめ
ハーブのすすめ その活用の場面や利用してもらいたいケースは、例えば、日常で一般的になっている現代西洋医学で使われている対症療法的な薬に替わるものとしてや、よく食品に使われている添加物や調味料などの化学物質、洗剤や化粧品に使われている化学物質に替わるものとしての活用の方法などです。それは、自然療法や代替療法などの療法としてのものや、日常の生活をより自然な素材の利用によって、より豊かで健康的な暮らしに変えていけるような基本的なライフスタイルの提案でもあります。

具体的には、ハーブティー、アロマテラピー、薬膳・漢方、さらにはバッチ・フラワーまでも含めてご紹介していきたいと思います。
まずは、日常に取り入れたい“ハーブティー”
ハーブティー コーヒー・紅茶・緑茶などが一般的には広くよく飲まれている飲み物ですが、これらは、カフェインの含有量が多く、大変刺激の強い飲み物です。ねむけ覚ましの時や、疲れている時に覚醒させるのに1日一杯程度飲むのは良いと思いますが、あまり常飲していると身体が鈍くなってしまい、自分の疲れやねむけというものが分からなくなってしまいます。

疲れている時や体調が優れない、覚醒させたい時などにこそハーブティーはおすすめです。

「ハーブ」とは? 「ハーブティー」とは?
「ハーブ」とは、「薬用または芳香性の高い植物の総称」です。欧米ではおもにその根よりも葉を指す意味合いが強いようです。
ハーブは、古くから民間療法に用いられた歴史があります。日本では、伝統民間薬であったドクダミや柿の葉、料理に使うミツバなどの香草もハーブの一種と捉えられます。

ハーブティーで健康的に美しく
 ハーブの含有成分が美容にもよい効果をもたらすと、最近注目を集めています。女性のあいだで人気の高まったローズヒップには、ビタミンCがレモンの20倍も含まれています。
ビタミンC以外にもにもビタミンを豊富に含んでいるため、美肌効果が高いといわれています。このほかにも。鉄分をはじめとするミネラルを豊富に含むハーブもあります。
ハーブティーの基礎知識

リラックスや安眠のために役立つハーブ
オレンジピール、ジャーマンカモミール、パッションフラワー、ラベンダー、リンデン、セージ、レモンベーバナ、レモンバーム、ローズレッド、ラズベリーリーフ

リフレッシュ効果
スペアミント、ペパーミント

身体を温める・カゼ・体力向上に
エルダーフラワー、マロウ、ユーカリ、ネトル

胃腸の調子を整える
マジョラム、マリーゴールド、レモングラス

老廃物を排出する
ダンディライオン、フェンネル、ワイルドストロベリー

美肌効果
ハイビスカス、ローズヒップ、ローズマリー

■主なハーブの特徴

 ローズマリー 脳や身体を目覚めさせるモーニングティー向き
 ローズヒップ 美肌効果抜群の「ビタミンCの爆弾」
 レモンバーム 飲めば元気がでる、さわやかな香り
 レモングラス レモンのさわやかな香りが食欲増進や疲労回復に効く
 ラベンダー 華やかな香りで、高い人気を誇る
 ユーカリ 強い殺菌効果があり、カゼや花粉症の症状を抑える
 マロウ 見た目でも楽しめて、のどや気管支にやさしい
 マジョラム 古くから幸福をもたらすと言い伝えられるハーブ
 フェンネル 古代の女性を魅了したダイエットティー
 ネトル 花粉症の症状を緩和する、やさしい香りのお茶
 ジャーマンカモミール
リンゴに似た甘い香りのハーブティの代表格
アロマテラピー
ハーブアロマテラピー 一般的にアロマテラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使った健康法と定義されています。ハーブティーと違うのは、精油を利用するというところであり、精油は、ハーブより芳香成分が濃縮されているため、取り扱いには多少注意が必要であり、即効性があるのが特徴です。

心と身体への働き
芳香植物、ハーブの香りにはさまざまな薬効があるといわれ、それは精神面と肉体面のどちらにも働きかけます。からだへは、皮膚や肺から血管を通って全身に伝わりますが、こころへの働きはまだ解明されていません。
ただ、鼻から入った香りの分子は大脳に伝わり、本能や情動、記憶に関係する部分にアクセスするといわれています。

精油(エッセンシャルオイル)について
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、格植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。

独特の香りと効用がある
精油は、いろいろな成分により構成されています。そして、ある植物から抽出された精油は独自の成分をもっています。このため精油ごとに独特の香りがして、さらにいろいろな効用が生まれます。例えば、鎮静やその逆に興奮などの働きです。ある精油の香りを嗅ぐと多くの人が、やさしい感じがしてリラックスできるといいます。そして、身体にもそのような鎮静効果が現れてきます。しかし、別の精油の香りを嗅ぐと、多くの人がスッキリするといい、身体にも刺激が与えられ活性化し始めます。私たちが香りを嗅いだときに経験する感覚は、個人的なものというよりもむしろ多くの人に共通しているようです。また、面白いことには、私たちがもつ香りのイメージと、その効用が一致していることが多いのです。これは、私たち祖先が得た、香りはもちろんその他すべての植物との関わりがそのまま現在の私たちに受け継がれているからなのでしょう。

精油を使ったアロマテラピー
ハーブ精油には、専用の器具で焚く、お風呂に入れる、リンスの材料にするなど、いろんな利用法があります。生活シーンや目的に合わせて選びましょう。


芳香浴
 香りを鼻から吸収して、神経に働きかける方法が、芳香浴です。森の中を歩いたらすがすがしい気分になったり、たくさんの花の香りに包まれると幸せな気分になるといった効果を精油で実感できます。
芳香浴には、2通りあります。ひとつは、直接香りを吸入する方法。ハンカチやマグカップに直接落としてかぎます。即効性が高いので、外出先や時間のないときに便利です。
もうひとつは、オイルウォーマーなどを使って、空気中に香りを拡散させる方法です。
部屋の空気を洗浄したり、複数の人たちといっしょに香りを楽しめます。

入浴
 精油の香りを鼻から吸入するととも、香りの成分の効果を肌から浸透させることもできるのが入浴です。浴室は密閉された空間なので、大変効率のよい芳香浴が可能になります。

湿布
 症状に合わせて温めたり、冷やしタオルをからだや顔に当てる湿布は、部分的な症状を緩和させるのにとても便利です。これに精油を加えることで、効用と香りによるやすらぎがもたらされます。マッサージができないときや、目のまわりなどのデリケートな部分にも手軽にできて即効性があり、子供からお年寄りまで楽しめることも魅力のひとつです。

マッサージ
 筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれるのがマッサージです。これに精油の香りがプラスされると、よりリラックス効果が高まり、皮膚を通して有効成分がからだに浸透します。さらに、血行を促して肌をなめらかにしたり、リンパ液の流れをスムースにする効果もあります。

■主な精油の特徴

 イランイラン  :
いかにもエキゾチックな南国を感じさせる温かみのある香りで、心うきうきと快活にさせてくれる。うっとりとする甘い香りは人をおおらかな気持ちにさせてくれ、日常のストレス、イライラを鎮めてくれます。
 ジュニパー   :
ジュニパーは、ヒノキ科の針葉樹で、直径5〜8mm程度の黒くて柔らかい実をつけます。お酒のジンに使われるものとして独特の香りが知られています。
精油は発汗を促し、尿を排泄するなどの作用があり、体内の毒素を身体の外に追い出すという性質をもっています。新陳代謝の促進、身体機能の活性化、身体の浄化や身体を温め整える効果があります。
 ゼラニウム   :
ゼラニウムは甘くやさしい香りをもつ精油です。精神と肉体のリズムのバランスを整え、不安とうつを鎮め、精神を明るく高揚させる傾向にあります。また、心身緊張による情緒不安定を癒し、ストレスを和らげてくれます。特に内分泌系(ホルモン分泌)調整作用に優れていて生理のリズムの乱れを整えるためや、月経前不快な症状や月経痛、更年期障害を和らげるためにもよく用いられてきました。
 ティートリー  :
離れたところからも香りが風に乗って漂ってくるほど、強い香りをもつ植物で、オーストラリアの先住民が古くから傷薬として用いてきました。強い殺菌力をもち、皮膚の消毒や化膿止めとしても用いられています。ティートリーは免疫力を高めるとも考えられており、感染症の初期症状や予防にもよいといわれています。
 ユーカリ    :
ユーカリは殺菌作用が強くティートリーと共通の特性をもっていますが、比較的清涼感のある香りですので、室内香としても適しています。
さわやかなすっきりした香りは、意識を明晰にし、集中力を促します。抗ウイルス作用、殺菌作用、消炎作用、鎮痛作用に優れているので、花粉症や風邪による鼻水、痰、せき症状の軽減やのどの痛み、各種の感染症に有効です。
 ローズマリー  : ローズマリーは、心身の感覚を目覚めさせ、刺激作用や頭脳明晰
作用があります。精神的な過労や無気力、記憶力減退の改善に役 
立ちます。血液の循環を促し、発汗作用、利尿作用があるので老
廃物を除去します。筋肉痛、痛風、リウマチ痛などを緩和すると
いわれており、若返りで有名なハンガリアンウォーターの主要成
分として用いられました。また、スキンケア用としても有益で収
斂作用があり、肌をひきしめ、脂性肌に効果があります。
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