以下の論文はシェルダン・ナイドルのHP「PLANETARY ACTIVATION」に掲載されていたものです。転載にあたってはシェルダン・ナイドルの承諾を得ています。無断転載はしないようお願いします。(2002.11.19)



スーザン・ナイドルからのコメント
(今回はナイドルさんの妹さんのエッセイです)

プラネタリー・アクティベーション協会から
2001年10月1日
Original=http://www.paoweb.com/su100101.htm


文明はうまく機能してる?お題目はもうけっこう!


人のハートを開くのは、結局は何なのでしょうか?それが生じるのは、私たちの目前で世界が崩壊しそうな時だけなのでしょうか?そのときになって初めて、私たちは内側深くへと至る知恵を発見し、英知と慈しみと愛に満ちた同情を何とか掘りだすのでしょうか?恐れではなく強さから世に応えるようにと私たちを促してくれる、これらのかけがえのない感情を。

     恐らく、私の卑見では、私たちが生まれてきたのは、生涯でも最も強烈なこの瞬間を体験するためなのです。文明が交差路に到達して、私たちの運命が目前に姿を現わすこの瞬間を体験するため。私たちが重大な選択を任されるとき、このようなクリスタル結晶化の瞬間が生じます。このクリスタルの瞬間の存在とその重要性を、誰が疑えるでしょうか?

     現在の現実という織物の構造を、私たちの多くは、まま疑問に思ってきました。過去100年に渡り西洋文明がある1つの現実へと集団でなだれ込むようすを、私たちはずっと目にしてきました。唯物論に毒され、霊的/感情的な基礎に欠ける価値観に夢遊病のように帰依するという現実へ。これは科学技術により推進され、マスメディアが浸透させてきたものです。私は何も、価値観に関して誰かに説教するつもりはありません。私たちは皆、何らかの意味で、この現実の継続に参加してきたのですから。誰もが皆、この価値観とその利便性から恩恵を得てきたことは知っています。でも、それは嘘八百の机上の空論、子供が遊ぶトランプの家。見せかけだけの真実としてまかり通ってきた、生命の真っ赤な偽物です。これを拒んで戦うより、その夢の中を漂い歩くことの方が、私たちにとってはずっと容易だったのです。いずれにせよ、物質文明というこの現実の織物は引き裂かれてしまいました。そしてこの裂け目[tears]は(そして涙[tears]は)、かつての「正常」な状態に私たちが完全に復帰するのを、決して許してはくれないでしょう。それはもう「決着のついたこと」なのです。

     だったら、次は何なのでしょう?その第一歩は、この引き裂かれた苦悩を認め、理解することであるように思えます。この織物の生地は非常に入念に織り込まれ、しっかりと構築されていて、このベールの下へと漏れ出してくるどんな'ほのめかし'も閉め出すようにできています。政府とマスメディアは報復という名の次なるステップをとるよう人々を煽動し、私たちは何だか、自らの動機を問うことも検討することも忘れてしまっています。私は何も、答えを出すために自分の'へそ'でも眺めよと提議しているわけではありません。しかし、世界の何百万もの人々の理解が私たちの集団としての見解を共有しないなら、私たちは私たちの文明を異なる角度から眺めなければなりません。多くのことが変わってしまったことを認めなければなりません。運命の糸車は巡り、私たちは皆、容赦なくその動きに巻き込まれているのです。私たちは20世紀初頭の大英帝国のようであってはなりません。世界に勃興しつつある他の文明と覇権のうねりを、見つめるのを拒むことはできません。それをはっきりと見定めても見定めなくても、いずれにせよ、私たちは依然としてこの星に存在しているのです。宇宙空間で回転を続けるこの小さなゴルフボールに、重力ではりついたままなのです。

     ユーモアがこの現在のご時世全体に入り込まなければなりません。だから、ここ2週間以上、私の頭の中には、モンティー・パイソンのあの馬鹿な歌「生きてる意味」のフレーズがこだましています。英国の主婦の格好をしたテリー・ジョーンズをエリック・アイドルがエスコートして、現実について解説しています。とても可笑しい'きわもの'です。少なくとも私にとっては。裏庭でリラックスして、上空の雲が流れいくのを眺め、思いを巡らせて、私は恐怖と戦慄のイメージを乗り越えようとしました。とどのつまり、宇宙の活動と響きの中ではただの小さなドットにすぎないこのトルコブルーの塊と、私たちはともに漂流しているのです。私たちに必要なのは展望です。

     私たちは自らの選択の瞬間に到達しました。私たちはこの星のこの時代に、参加契約のサインをしていました。冨と貪欲、自由と嘘、美と勇気、高貴と羨望のすべてのこの瞬間のまっただ中に。このレベルでは「時は金なり」で、今がその選択の時です。私たちはものすごい機会に直面しています。世界中で他の国民が、大災害やテロ、荒廃とホロコーストとトラウマに見舞われてきました。しかし、それが今や、私たちの時、私たちの番なのです。今、この時代に、私たちはあの連中に囲まれて、トンネルをくぐってどこから攻撃してくるかもわからないものすべてに対処しなければなりません。

  「奴はいま天国かい?それとも地獄かい?
   あのいまいましい紅はこべの野郎は・・・
   まったく捕らえどころのない奴さ」

  フランス革命後の恐怖政治を舞台にした映画「紅はこべ*1」から、パーシー役のレスリー・ハワードの台詞

     心は渦巻き、のしかかるようなジレンマに直面して、それでも私たちは「紅はこべ*1」を求めてはいません。もし状況がすべて、あんなにも公明正大なら、それは素晴らしいことでしょう。実際には事態は薄暗闇で混乱しています。そして私のいとこで占星家マリアンの言葉で言えば、全く「ネプチューン的*2」です。私たち自身が政治の泥沼に陥いることを許せば、私たちは混乱したメンタル・プロセスの餌食となるかもしれません。それが今、この惑星を支配しているものです。感情的/精神的安定と誠実さを通じての抵抗が、高台への道です。

     イデオロギーがそのモデルとして神を信奉しようが国家を信奉しようが、心では理解しておいてください。これらの理想の名のもとに他の人々を傷つけるよう命じる者は、その究極のパワーの源を自らの願望と恐れの中に見いだし、崇拝しているのです。援助とサポートを語り、仲間の気持を高揚させようとする人々は、彼らのハートに耳を傾けているのかもしれません。しかし、ついていくことに決めた人々が話だけ一人歩きさせて、まったく空っぽの言葉で語っていないかどうか、必ず確認してください。彼らはそのハートで他の人々を助けているでしょうか?それとも、口からただの塵芥を語っているだけでしょうか?彼らは自己の利益と勢力拡大を求めることなく、自らを惜しまず献身しているでしょうか??

     愛あふれる善意の人々さえ、ここ最近は混乱し、恐がっています。それは空中を漂い、安っぽく香りのきつい香水のように私たちを取り巻き、私たちの最も深い思考にさえも浸透しています。私たちは恐れと怒りに陥っています。夜は心配で歯噛みをして、筋肉は緊張して目はうつろ、頭は不安から頭痛でいっぱい・・・このような人々は人に影響を受けやすく、御しやすいものです。恐怖と激怒は強力なコントロール薬なのです。

     自らのハートにしっかりと寄って立つ人々は、ますます強く、意識もクリアーです。私の友人は言いました「みんな酔いから醒めて冷静にならなくっちゃ」・・・だからといって、アルコール摂取をすべてやめる必要があるわけではありません。もっとも、それはそれで良いことかもしれませんが。ただ、私たちは目覚めている必要があります。文字通り「さあ、眼を覚ましてコーヒーでもいかが?いい香りでしょ?」

     このコメントにたくさんの考えを盛り込んでしまって、これをうんざりするほど講釈することもできますが、短かめにポイントだけをまとめさせてください。ここ12日間、私が何度も何度も繰り返し立ち戻った考えはこうです「外界に安全な場所はどこにもない」・・・唯一安全な場所は自らのハートの内側なのです。私たちの考えが本当かどうか、それは重要ではありません。私たちの各自が、これがどのように起こったのか、また、なぜそれが今起こったのかに関して、自分なりの考えを持っています。本質的なポイントは、私たちが今いるのは、意識と現実のシフトの時だということです。私たちの信念体系と人格がテストされています。成長して、私たちの人生と行動に責任をとる時です。誰かがあなたに教えたことなんて忘れてください。あなたのハートに耳を傾けてください。あなたのハートと内なる魂は、神/女神/創造主/イエス/マホメット/ブッダ/クリシュナ/グレート・スピリット/天上界の者たち/内なるカウンセラー・・・その他のすべてにつながっているのです。彼らはすべて「ひとつ」です。そしてまた、これらの存在たちの誰一人として、ある1つの理念や無意味なシンボルに付き従うよう命じることはありません。内なる光に相談する時、あなたの魂の運命にとってまさに正しいこと、この大いなるシフトにおけるあなたの果たすべき役割へと導かれるでしょう。何らかの意図的な理由でこの星に来たのだと信じるなら、内なる声に耳を傾ける限りにおいて、あなたはあなたの運命/あなたのダルマ[天の理法]を演じるよう引き寄せられるでしょう。恐れは内なる声をかき消してしまうかもしれません。映画「デューン;砂の惑星」からフランク・ハーバートの言葉を借りれば・・・

  「恐れは心殺し、つかのまの死・・・」

  恐れを希望と愛に置き替えよ・・・活性化した愛に。自らの義務を果たせ!
 
  目覚めたままであれ。偉大なる神秘が繰り広げられる時、さらなるもの来たらん・・・

           愛と慈しみとともに
               スーザン・ナイドル

                   ☆★☆     
                  [訳注]
                   ★☆★    

紅はこべ*1(Scarlet Pimpernel):
 この小説より転じて「国外に連れだして人を危機から救う人」の意となる。

ネプチューン的*2:
 ギリシャ神話のポセイドン。海王星。占星術的にはビジョンの星。この星を守護星として持つ者は不確定の運勢となり、通常の意識を超えた領域(霊的体験)への関心が深い。通常とは違う体験をしたいという欲求のシンボルでもある。この惑星に関連する要素としては、空想・瞑想・祈り・創造力・夢など 




シェルダンナイドルのHP

http://www.paoweb.com/



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