ついに来た金融破綻。
編集長:今回は難しいぞ。金融破綻がテーマだ!
DL:……。
流しの竜:……。
RRR:……。
青柳:……。
編集長:なんだ? なんで黙り込んじゃうんだ?
RRR:だってなぁ……。
DL:そうですねえ……。
青柳:僕たちには、難しすぎるんじゃないですか?
編集長:いいじゃんか、難しくたって。
流しの竜:なにいったらいいのかも、わからないぞ。
編集長:それでもいいんだよ。あくまでも素人の視点から物事を論じるのが、このコーナーの趣旨なんだから。
RRR:なんか、馬鹿にされてるような気が……。最初から知識は当てにしてないのか。
DL:そこまで割り切ってやろうっていうのなら止めはしませんけど、どうなっても知りませんわよ。
RRR:まあいいや、そうときまれば、早速始めようぜ!
編集長:さっそくだけど、なんでこんな事態になったんだと思う?
青柳:バブル崩壊でしょう。株や土地に走っていた連中が、大損こいた。
流しの竜:専門家が損してるんだから、一般の人たちなんて儲かるわけないよな。
RRR:おまけに損失を隠そうとして借金したり、帳簿操作したり……。挙げ句の果てには雪だるまか。サラ金に追われてるオヤジとかわんねえな。情けねぇ。
編集長:まったくだ。飲んだくれオヤジと同レベルの人間が、銀行や証券会社の重役をやっていたってことだからな。
青柳:あのぅ……今回の趣旨っていうのは、悪口を言うことなんですか?
編集長:いや、そういうわけじゃないが……。
流しの竜:これが素人目ってヤツさ。
編集長:そう! これこそ、このホームページの醍醐味(編集部注:漢字あってますか?)!
青柳:……話を戻しましょう。ようするに、一見すると一流の企業でも、内部はまったくなっていなかった。資本主義の歴史の浅さ故でしょうかね?
流しの竜:たしかに、日本では株式会社とかいっても、昔ながらの三河屋さん的な次元の商売してるもんな。個人の信用とか、口約束を重視しちゃったり……。
青柳:責任感の欠如。と、いうより責任そのものの概念が欧米とは違うんでしょ。なにがなんでも一生懸命やって、それでダメならあとは腹を切って死ねばいい。そんな感じの歪んだ武士道精神が残っている。
編集長:腹切れば、それですべて許されると思っているのかな?
流しの竜:日本って、結果よりも努力を重視するじゃん。だけどさ、受験勉強じゃないんだから、いや受験勉強だって結果が悪けりゃ、それで終わり。どんなに「おまえは自分のベストを尽くしたんだ」ってはげまされたところで、大学に受かるわけじゃない。損失も戻ってこない。
RRR:最初から目標が違ってるんだよな。損失を隠すことに一生懸命になって、けっきょく隠しきれずに発覚する。それなら増える前に公表しちゃって、助けてくださいっていえばいいのに。
青柳:でも、隠し通せれば、いいわけですから……。
DL:そんなこと不可能ですわ。いつかはばれることです。
青柳:いつかはばれるだろうけど、たとえば自分が退職するまでとか、違う役職に就くまで隠しきれば、とりあえず責任は逃れられる。退職金ももらえる。
編集長:そこまで言うか? まるで自分かわいさで、損失隠ししてたみたいじゃん。
RRR:オレは否定しない。人間なんてそんなもんだ。ばれなきゃ悪事もする。警察がいなけりゃ、平気で30キロも40キロもオーバーして走るだろ。車がこなけりゃ信号も無視する。
編集長:それとこれとは、次元が違う。
RRR:一緒だぜ。オレだって免許取り立ての頃は、せいぜい20キロオーバーが限度だったよ。ところが今と来たら……。
流しの竜:制限速度の倍が目安か?
編集長:ようするに、慣れてしまうってことが言いたいんだな。
RRR:そうだ。証券会社だか銀行だかしらねえが、10年も20年も勤めてたらその会社の感覚にそまっちまうだろ。ようするに、総会屋を使うのも、損失隠しをするのも、ペーパーカンパニーを作るのも、日常茶飯事だったってことだよ。オレたちが100円拾ったのと同じ感覚で、何十億だかの損失を隠してしまったということだ。
編集長:まあ、100円ってことはないだろうけど、5千円くらいかな? ちょこっと罪悪感があるけど……って感じで。
流しの竜:真面目だな。5千円で罪悪感があるか? 俺だったら10万ぐらいかな?
青柳:僕だったら1万円。
DL:わたしもそれぐらいですわ。
RRR:おまえら、なんの話してるんだ!
DL:……わたくしとしたことが、つられてしまいましたわ。ええと、それでは……。
編集長:これからも倒産は続くと思うか? もしかすると、もっと大口のとか?
青柳:それはありえますよ。銀行だってビジネスですからね。失敗することもあります。確実に成功するんなら、僕も銀行やりますよ。
流しの竜:そりゃそうだ。
編集長;でもそうなると、銀行を選ぶのも大変だな。必ず国が助けてくれるってもんでもないし。だいいち、日本の国自体危ない。
RRR:オレに言わせりゃ、金を預けるだけで増やしてもらおうってのが間違いだ。金利が低いなんて文句言うのも、完全にお門違いって奴だと思うぞ。
流しの竜:銀行は限りなく倍率が低い変わりに、限りなく確実なギャンブルだと思えば、それでいいんだもんな。あんまり高金利だと、誰もが怪しいと思うわけだから、実際そんなもんだろう。
編集長:結論としては、銀行もつぶれて当たり前。競馬新聞でも見るつもりで、銀行を選べってことかな?
DL:この世に絶対と言うことはありません。銀行がつぶれるのも運命です。
RRR:おっ。急に占い師らしくなったな。それじゃあオレもロックンローラーらしく、ここで一曲……。
一同:だああっ! 馬鹿なことやってんじゃない!
RRR:お後がよろしいようで。……って、終わっちゃったよ。こんなのでいいのかな……。
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