<<早速、simon says >>

 今の社会、日本だけでなく世界的に大変な不況に見舞われていますが、映画業界も同様に壊滅状態です。一方では有名タレントを起用し、何億という予算で派手なアクションやCGをふんだんに使ったり、または当り障りの無い可も不可も無い万人受けする映画が作られ(それらは必ずしも作品として成功していない。映画人口が洋画から戻ってこないのはその証左)、そのあおりを受け細々と一千万円以下の低予算ホラーやピンクを作ることしか許されない、多くの意欲的な人材を抱える日本映画界の状況は、良い作品が生まれる土壌を失ったともいえるでしょう。これは、作り手の創作意欲とそれを支える経済の構造がもはや制度疲労を起こしている結果であることは明白です。

 ハリウッドでももちろん同様ですが、アメリカにはまだ少数の、経済基盤はないが意欲のあるアーティストを救い上げる土壌が残されています。その成功者として、ジョージ・ルーカスが挙げられます。彼は、製作当初、誰も見向きしなかった「スター・ウォーズ」を見事映画史上に残る作品としました。製作会社からろくな資金も調達できず、名のある俳優はほとんど起用出来ない状況下、コッポラらの助けを借りルーカスがほとんどインデペンデントムービーとして完成させた「スターウォーズ」は大ヒットし、'99年「エピソードT ファントムメナス」として世界最大の自主映画に成長しました。
 
 アメリカだから出来た、わけではないでしょう。この国でも出来る事はあるはずです。大手資本家に頼らず、気を衒ったキャスティング、ストーリーも使わず、監督、キャストを含めたアーティストが充実した作品を作ることのできる環境を、この simon aid project のネットワークで構築していきたいと考えています。
 ルーカスの語った言葉にこんなものがあります。
「大量の紙と数本の鉛筆を前に構想を練る時間が一番好きだ。資金が無くたってどんなストーリーも出来てしまうから」

 「出来ることからはじめよう」をモットーに、今後様々な形で映画作りに参加を呼びかけていきたいと思います。ご支援、ご協力の程お願い申し上げます。



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