雨読






森の本棚





≪分類≫  地域  思想  仏教  芸術  里山  生物  温泉  Etc.

≪評価≫  ★まあまあ  ★★なかなか  ★★★よしよし




 【地域】


 ― 総記 ―

●氷見市立博物館年報/氷見市立博物館1983~
 ★★毎号の巻末に論文が掲載され、特定のテーマに関する研究成果が発表されている。
●特別展 館蔵品展Ⅰ ―氷見にゆかりの作家たち―/氷見市立博物館1991
  特別展 館蔵品展Ⅱ ―氷見にゆかりの作家たち―/氷見市立博物館2000
 ★★博物館所蔵の、氷見にゆかりある画家・書家などの作品を紹介している。巻末には、画人小伝がある。


 ― 宗教 ―

●平成三・四年度 氷見市寺社調査報告書 浄土真宗本願寺派の部/氷見市寺社
 所蔵文化財調査委員会 編/氷見市教育委員会1993
 ★市内の浄土真宗本願寺派寺院で所蔵する、各種文化財の調査報告書。ただちょっと誤りが多い。
●平成五・六年度 氷見市寺社調査報告書 真宗大谷派の部/氷見市寺社所蔵
 文化財調査委員会 編/氷見市教育委員会1995
 ★★市内の真宗大谷派寺院で所蔵する、各種文化財の調査報告書。巻末に「申物帳」を収録する。
●平成六・七年度 氷見市寺社調査報告書 臨済宗国泰寺派・浄土宗・日蓮宗・
 高野山真言宗・曹洞宗の部/氷見市寺社所蔵文化財調査委員会 編/
 氷見市教育委員会1996
 ★★市内の禅宗・浄土宗・日蓮宗・真言宗寺院で所蔵する、各種文化財の調査報告書。


 ― 歴史 ―

●応響雑記 上(越中資料集成7)/児島清文・伏脇紀夫 編/桂書房1988
  応響雑記 下(越中資料集成8)/児島清文・伏脇紀夫編/桂書房1990
 ★★氷見町年寄・田中屋権右衛門の膨大な日記を全文翻印している。ただちょっと翻字の誤りが多すぎる。
●氷見郡史/氷見郡役所 編刊1909 ※復刻版:新興出版社1984
 ★★旧氷見郡の歴史を記す。当時の写真や統計等、今では貴重な史料が掲載されている。
●氷見市史/氷見市史編修委員会 編/氷見市役所1963
 ★★氷見市の自然・歴史・文化財等について、明治以前を中心に記述している。ただし内容はもう古い。
●氷見百年史/氷見百年史編修委員会 編/氷見市役所1972
 ★氷見市の歴史について、明治以降を中心に記述している。ただし内容は古い。
●氷見市史(全10巻)/氷見市史編さん委員会 編/氷見市
  第1巻 通史編一 古代・中世・近世[未刊]/第2巻 通史編二 近・現代[未刊]
  第3巻 資料編一 古代・中世・近世(一)[1998]/第4巻 資料編二 近世(二)[2003]
  第5巻 資料編三 近・現代[2003]/第6巻 資料編四 民俗、神社・寺院[2000]
  第7巻 資料編五 考古[2002]/第8巻 資料編六 絵図・地図[未刊]
  第9巻 資料編七 自然環境[1999]/第10巻 文化財[未刊]
 ★★★氷見市の歴史を、今日的な学術水準で記述するもの。ただし各巻の内容は玉石混交。
●氷見の自然と歴史/氷見の自然と歴史編集委員会 編/氷見市教育委員会1974
 ★氷見市の自然環境と歴史・文化等について概説している。ただし内容は少々古くなった。
●特別展 近世の氷見町と庶民のくらし/氷見市立博物館1994
 ★★★近世の氷見町について、各種の歴史資料を駆使し様々な視点から論考している。
●特別展 戦国・氷見 ―国人たちの足跡―/氷見市立博物館1999
 ★★★戦国時代における氷見の様子を、国人たちの動向に着目しつつ考古・文献資料を駆使して考察し
 ている。

●氷見市埋蔵文化財分布調査報告/氷見市教育委員会・富山大学考古学研究室
 Ⅰ 1993年度[1994]/Ⅱ 1994年度[1995]/Ⅲ 1995年度[1996]/Ⅳ 1996年度[1997]/
 Ⅴ 1997年度[1998]
 ★★氷見市に存在する個々の遺跡を網羅的に調査した報告書。巻末に詳細な参考文献がある。
●朝日貝塚 ―範囲確認試掘調査概要―/氷見市教育委員会
 Ⅰ 範囲確認試掘調査概要(1)[1995]/Ⅱ 同(2)[1996]/Ⅲ 同(3)[1997]
 ★★国指定史跡・朝日貝塚の試掘調査報告書で、これまでに発表された関係資料が網羅的に紹介され
 ている。

●柳田布尾山古墳 第1次・第2次発掘調査の成果/氷見市教育委員会2000
  柳田布尾山古墳 第3次調査の成果/氷見市教育委員会編刊2001
 ★★国指定史跡の柳田布尾山古墳に関する、総合的な発掘調査報告書。
●県指定史跡阿尾城跡 ―文化財調査中間報告書/氷見市教育委員会1993
 ★★★県指定史跡・阿尾城の報告書で、考古資料ばかりでなく文献も網羅的に掲載し、丁寧に解説され
 ている。

●国指定史跡石動山文化財調査報告書 ―八代仙ダム建設計画関連―/
 石動山文化財調査団・氷見市教育委員会1989
 ★★★氷見市側から石動山の生物・文化財・民俗を、総合的に調査した報告書。
●氷見の先賢/氷見の先賢編集委員会 編/氷見市教育委員会1976
 ★氷見出身で大きな功績のあった人物を紹介している。ただし内容は少々古くなった。
●氷見の指定文化財ハンドブック/氷見市教育委員会1993
 ★★氷見市にある国・県・市指定の全文化財を、カラー写真で紹介している。
●図説 氷見の歴史・民俗/氷見市教育委員会2003 
 ★★★氷見の歴史・民俗について、最新の研究成果に基づき豊富な写真を入れて全般的に解説して
 いる。

●特別展 写真にみる氷見の昔と今/氷見市立博物館2003 
 ★★★氷見に現存する明治末から昭和中頃までの古い写真と、現在の写真を同じアングルで対比し、
 詳細な解説を付けた労作。

●NOTO 能登・人に知られぬ日本の辺境/パーシヴァル・ローエル著 宮崎正明訳/
 /十月社1991 ¥3,500 
 ★★★アメリカの著名な天文学者が、若い頃(明治中期)に東京から能登へ旅した記録。氷見のことも、
 しっかり出ている。第17回日本翻訳文化賞受賞。

●武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新(新潮選書005)/磯田道史 著/
 新潮社2003 ¥680 
 ★★★維新前後に加賀藩へ奉公した下級武士の台所事情を、習俗も踏まえて立体的に解明した好著。


 ― 民俗 ―

●氷見市民俗資料集成Ⅰ/氷見市立博物館1995
  1.特別展 氷見の獅子頭展[1986] 2.特別展 氷見の絵馬展[1987] 
  3.特別展 氷見のえびす展[1988] 4.特別展 氷見の曳山人形展[1989]
  5.特別展 氷見の曳山展[1990] 6.特別展 氷見の嫁のれん展[1992]
  7.特別展 氷見の婚礼装束展[1993] 8.特別展 氷見の天神展[1995]
 ★★★市内に伝承する各分野の民俗資料について、今日的な学術水準で調査研究した成果が盛り込
 まれている。
●特別展 氷見の祭りと年中行事/氷見市立博物館1996
 ★★★市内で行われている祭礼と年中行事を、多くの写真と聞取り調査の成果から、正確に記録している。
●特別展 氷見の絵馬展Ⅱ/氷見市立博物館1997
 ★★★氷見の絵馬展[1987]の続編で、市内に存在する絵馬を悉皆調査した詳細な報告書。
●特別展 来世への旅立ち/氷見市立博物館1998
 ★★★氷見という地域で、人々がどのように葬られてきたかを、考古・文献・民俗資料を駆使し考察している。
●特別展 氷見の漁業と漁村のくらし/氷見市立博物館1999
  特別展 氷見の漁業と漁村のくらしⅡ/氷見市立博物館/2001
 ★★★氷見で行われていた漁業について、現存する古い写真や民具等を材料に詳述している。
●氷見の民俗/氷見市教育委員会1991
 ★★氷見の民俗を総合的に紹介し、漁業・農業等の生業にも言及している。


 ― 生物 ―

●氷見の巨樹名木/氷見市教育委員会1999
 ★★★市内にある銘木を、カラー写真で網羅的に紹介し、詳細な調査データも掲載している。
●氷見のさかな/氷見市教育委員会1997
 ★★★氷見市で生息する海・川の生物について、魚類を中心にカラー写真で紹介している。
●沈黙の森/北日本新聞社2005 ¥2,100 
 ★★近年、富山県の山林に見られる、生物相の危機的状況について、詳しくレポートする。


 ― 芸術 ―

●氷見の文化財/氷見の文化財編集委員会 編/氷見市教育委員会1978
 ★市内にある重要な文化財を紹介したもの。ただし内容は少々古くなっている。
●特別展 氷見を描くⅠ/氷見市立博物館1993
 ★★近世から昭和頃までに氷見へ来て風景を描いた画家たちの、作品と経歴を紹介している。
●特別展 氷見のさかなを描く/氷見市立博物館1997
 ★★昭和期に氷見で魚を描いた画家たちの作品を集めて、経歴と共に紹介している。
●氷見の山城/氷見市教育委員会2001
 ★★★市内に存在する中世の山城について、悉皆調査した成果を紹介している。


 ― 文学 ―

●海あかり 氷見短歌風土記/氷見短歌風土記編集委員会 編/高峯正冏・
 田中譲・小境八重子1985
 続 海あかり 氷見短歌風土記/氷見短歌風土記編集委員会 編/短歌新聞社2000
 ★氷見にゆかりのある歌人の作品を、写真を交えて網羅的に紹介している。
●破鞋 雪門玄松の生涯/水上勉 著/岩波書店1986
 ★明治の頃、旧氷見郡の国泰寺に住し、西田幾多郎等の師だった雪門の生涯を描いている。

 ― その他 ―

富山のいで湯/岡田正二 著/北日本新聞社1977 ¥1,400
★★県内の温泉から、主要な124湯を選んで紹介したもの。古くからある温泉は、ほとんど掲載されている。
富山・石川 梵鐘考 -越路からの発信-/斉藤善夫 著/北陸石仏の会 1998 ¥4,000
  続 富山・石川 梵鐘考 -越路からの発信(二)- 2001 ¥4,000
★★★斉藤善夫氏の画期的労作。富山・石川の梵鐘は、この本抜きに語れない。
梵鐘探求余滴/斉藤善夫 著/『梵鐘探求余滴』頒布会 2007 ¥3,000
★★★『富山・石川 梵鐘考』の補遺編で、斎藤氏の梵鐘に関する主要な論文を網羅している。
地方の雫/斉藤善夫 著/『地方の雫』頒布会 2007 ¥2,000
★★★斎藤氏がこれまでに発表した論文の中から、梵鐘以外のものを収める。
石川県銘文集成 全五巻・研究編/櫻井甚一 編著/北国出版社
  第一巻 中世金石文編 1971/第二巻 近世初期金石文編 上 1971
  第三巻 近世初期金石文編 下 1972/第四巻 経巻・仏画編 1973
  第五巻 補遺編 1993/研究編 能登加賀の中世文化 1990
  ※値段は古本屋によって異なる。筆者は何店かを巡り、¥29,800で買い揃えた。
★★★故・桜井甚一氏の主著。石川県で知られている金石文が、ほとんど集めてある驚異的な本。
船をつくる、つたえる 和船建造技術を後世に伝える会調査報告書/和船建造技術を後世に伝える会 2005 
★★「ドブネ」など、今日ほとんど見ることのできない和船の建造技術を、後世へ伝える貴重な取り組みについてまとめた報告書で、一見の価値あり。




 【思想】 →TOP

西田幾多郎とは誰か(岩波現代文庫)/上田閑照 著/岩波書店 2002 ¥1,100 
★★★「哲学の動機は人生の悲哀でなければならない」という、西田幾多郎の生涯を詳述している。
南方熊楠(人物叢書)/笠井清 著/吉川弘文館 1967 ¥2,100 
★★南方熊楠研究の古典的名著。簡にして要を得た記述で、その生涯を正確に叙述している。
南方熊楠(講談社学術文庫)/鶴見和子 著/講談社 1981 ¥1,000 
★★★南方熊楠研究に「南方曼陀羅」という画期的視点を与えた名著。昭和54年度の毎日出版文化賞受賞。
南方熊楠の森/松居竜五・岩崎仁 編/方丈堂出版2005 ¥3,000
★★豊富な写真と新発見の資料で、熊野の森にいた熊楠の活動を明らかにする。写真CD付き。
縛られた巨人 ―南方熊楠の生涯(新潮文庫)/神坂次郎 著/新潮社 1991 ¥667
★★南方熊楠の生涯を、文献ばかりでなく、丹念に国内・国外の各地を取材して描写した労作。
およどん盛衰記 ―南方家の女たち(中公文庫)/神坂次郎 著/中央公論社 1997 ¥571 
★南方熊楠の日常を、女中の視点からユーモラスに描いた小説。巻末に掲載された、熊楠の娘・文枝氏との対談は、貴重な資料。 
猫楠 ―南方熊楠の生涯―(角川ソフィア文庫)/水木しげる 著/角川書店 1996 ¥660 
★南方熊楠を敬愛するマンガ家が、飼猫を通じ史伝に忠実な態度でその生涯を描いた作品。
氷川清話(講談社学術文庫)/勝海舟 著 江藤淳 松浦玲 編/講談社 2000 ¥1,000 
★★★政治思想家でもある勝海舟の、基本的な人物像を示す言行録。この本については、考証が周到なこの版に拠らなければならない。
海舟語録(講談社学術文庫)/勝海舟 著 江藤淳 松浦玲 編/講談社 2004 ¥1,000 
★★★巖本善治の『海舟座談』(岩波文庫)等に出てくる記事を、初出に当って再編集した労作。 
勝海舟(中公新書)/松浦玲 著/中央公論社 1968 ¥660 
★★生い立ちから明治維新に至る勝海舟の事績を、公正な見地から検証した好著。
勝海舟(人物叢書)/石井孝 著/吉川弘文館 1974 ¥1,900 
★勝海舟の生涯を、不遇な「未完の政治家」という視点から記述した伝記。 
論語と私/金谷治 著/展望社2001 ¥2,000
★★中国哲学の第一人者が、論語に関する学問的な事柄を、分りやすく書き綴った随筆集。
一日一文 英知の言葉/木田元 著/岩波書店2004 ¥2,500 
★★西洋哲学者の木田元が、古今東西の著述から、含蓄ある言葉を集めたアンソロジー。
新人生論ノート(集英社新書)/木田元 著/集英社2005 ¥680 
★★★三木清の名著にあやかりながら、まったく別の切り口から語った、現代の人生論。
ギリシア・ローマの奇人たち 風変わりな哲学入門/ロジェ=ポル・ドロワ ジャン=フィリップ・ド・トナック 著 中山元 訳/紀伊國屋書店 2003 ¥1,800
★★フランスの哲学者と小説家が腕を組み、古代哲学者の逸話をおもしろくアレンジしている。



 【仏教】 →TOP

ブッダの教え スッタニパータ/宮坂宥勝 訳/法藏館 2002 ¥7,600 
★★★釈尊の直説を伝える最初期の仏典として名高い「スッタニパータ」の、旧訳すべてを綿密に点検し直し、新たに訳した決定版。
NHKスペシャル ブッダ 大いなる旅路(全3巻)/NHK「ブッダ」プロジェクト 編/日本放送出版協会 1998 各¥2,000 
 1 輪廻する大地 仏教誕生/2 篤き信仰の風景 南伝仏教/3 救いの思想 大乗仏教
★★インドからアジア全域へ伝播した仏教の、今日における多様な姿を取材し、ビジュアルにまとめている。
上座仏教 悟りながら生きる/A.スマナサーラ 鈴木一生 著/大法輪閣 1999 ¥2,200
★★今まで日本に伝わらなかった、上座仏教の啓蒙書。目からウロコの取れることが色々書いてある。
希望のしくみ/アルボムッレ・スマナサーラ 養老猛司 著/宝島社 2004 ¥1,300 
★現代科学と原始仏教に、相通じる思想があると語り合う、興味深い対談集。
なぜ、悩む!/アルボムッレ・スマナサーラ 玄侑宗久 著/サンガ 2005 ¥1,500 
★上座仏教と禅の僧侶が、宗派を超えて仲良く意見を交えた、興味深い対談集。
自分を変える気づきの瞑想法/A.スマナサーラ 著/サンガ 2004 ¥1,400
★★イラスト入りで非常に分かりやすい、ヴィパッサナー瞑想のマニュアル本。
西行(新潮文庫)/白洲正子 著/新潮社 1988 ¥476 
★★西行の生涯を真正面から捉えた、きわめて骨太な評論。西行に関心のある人なら、まず一読すべきであろう。
大峯千日回峰行 修験道の荒行/塩沼亮潤・板橋興宗 著/春秋社 2007 ¥1,800
★★★1999年に千日回峰行を満行した塩沼阿闍梨と、板橋興宗前曹洞宗管長の貴重な対談集。
人生生涯小僧のこころ 大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界/塩沼亮潤 著/致知出版社2008 ¥1,600
★★★大峯千日回峰行者が自らの半生をふり返り、修行の意味や日々の心がけ等に関する、真実を淡々と語っている。
二千日回峰行 大阿闍梨酒井雄哉の世界/菊池東太・野木昭輔 著/佼成出版社 1987 ¥1,748 
★★昭和になって千日回峰行を二度満行した酒井大阿闍梨の写真集で、修行の尊さに頭が下がる。
一日一生(朝日新書)/酒井雄哉 朝日新聞出版 2008 ¥700 
★★酒井雄哉大阿闍梨の口述を筆記した、心癒されるメッセージ集。
生誕二九〇年 木喰 庶民信仰の微笑仏/神戸新聞社 編/東方出版 2008 ¥3,800 
★★★昨年10月に明石市で開催された、特別展の図録を出版したもの。円空と並び称される近世の遊行造像僧・木喰の主要な作品を紹介する。縦31cm・227pの大冊なのに、このお値段ならたいへんお買い得。
空海たちの般若心経/公方俊良 著/日本実業出版社 2004 ¥1,400 
★★智光・最澄・盤珪・空海・道元・白隠という錚々たる名僧の注釈を、要領よくまとめた好著。
四国八十八カ所 ―わたしの遍路旅 カラー版(岩波新書)/石川文洋/岩波書店 2008 ¥1,000 
★★戦争写真で有名な石川文洋氏が、心筋梗塞に襲われながらも、鎮魂の意味を込め四国八十八カ所を遍路した旅行記。
みんなの寺絵日記 「夫婦でお寺をはじめたよ」の巻/ 天野和公/サンガ 2008 ¥1,100 
★人気サイト「みんなの寺」の絵日記をまとめたもの。若夫婦が単立寺院を立ち上げた経緯が分かる。

 《禅宗》

良寛 聖にあらず、俗にもあらず(別冊太陽)/平凡社 2008 ¥2,200 
★★★芸術面に重点を置き、良寛の全体像を要領よく紹介している。入門書として最適で、写真が美しい。
良寛さま(カラーブックス)/小松正衛 著/保育社 1985 ¥700 
★★良寛禅師の生涯について、多くの写真やイラストを交え、平易に述べた格好の入門書。
良寛和尚逸話選/禅文化研究所 編/禅文化研究所 1998 ¥1,800 
★★良寛禅師にまつわる逸話を、原典から忠実に拾って現代語訳したもの。良寛研究の基本図書。
良寛(新装版)/吉本隆明 著/春秋社 2004 ¥2,000 
★★詩人でもある吉本隆明が、良寛の詩歌を思想詩として論じる。水上勉との貴重な対談も掲載。
良寛/栗田勇 著/春秋社 2005 ¥2,500 
★評論家・栗田勇による、最新の良寛論。その生涯について、実に要領よくまとめられている。
「はちすの露」を読む/喜多上 著/春秋社 1997 ¥2,800 
★良寛晩年の弟子・貞心尼が編んだ歌集を、韻律に注目して詳しく読み込んでいる。
再来―山本玄峰/帯金充利 著/大法輪閣 2002 ¥2,300 
★★昭和の傑僧で白隠禅師の再来と言われた、山本玄峰の生涯を丹念に追った伝記。
鈴木大拙とは誰か(岩波現代文庫)/上田閑照・岡村美穂子 著/岩波書店 2002 ¥1,100 
★★★世界的な禅者・大拙の生涯と思想について、豊富な写真を交え分りやすく説き明かしている。
大拙 禅を語る ―世界を感動させた三つの英語講演―/鈴木大拙著 重松宗育訳/アートデイズ 2006 ¥2,381 
★★大拙の代表的な英語講演を3本収録し、原文と訳を付けている。さらに最初の講演は、元の録音をCDに収めるという懇ろな本。
禅 鈴木大拙 ―没後40年―(時鐘舎新書)/北國新聞社編集局 編/時鐘舎 2006 ¥880 
★大拙没後40年に、出生地である金沢の新聞社が捧げたオマージュ。
坐禅をすれば善き人となる 永平寺 宮崎奕保禅師 百八歳の生涯/石川昌孝 著 講談社2008 ¥1,600
★★2008年1月5日に108歳で遷化された、永平寺住職・宮崎禅師に親しく接して書き記した言行録。
坐りませんか。/板橋興宗 著/PHP研究所 2005 ¥1,100 
★★★極めて平易な言葉で、禅による生活の在り方が語られている。「ありがとさんと、一日一〇〇〇回言いなさい」など、深遠な禅の思想を日常で実践する明快な方法について、懇切丁寧に解説している。
生きててもいいかしら? 生と死をめぐる対話/板橋興宗・田口ランディ 著/東京書籍2008 ¥1,200
★人気女流作家・田口ランディが生死や解脱など仏教の本質について板橋禅師へしつこく聞いた対話集。
からだに訊け! 「禅的生活」を身につける/板橋興宗 玄侑宗久/春秋社 2006 ¥994 
★★曹洞宗元管長・板橋興宗氏と禅僧作家・玄侑宗久氏による、仏教の本質を突いた対談集。
わたしを超えて ― いのちの往復書簡/玄侑宗久 岸本葉子/中央公論新社 2007 ¥1,400 
★★禅僧作家・玄侑宗久氏とエッセイスト・岸本葉子氏による、宗教の本質を突いた往復書簡集。

 《真宗》

原典校註 真宗聖典/金子大栄 編/法蔵館 1960 ¥5,665
★★★語釈・索引が充実しており、実に使いやすい聖典で、通読には最適(漢文は読み下し)。
真宗の教相/平野修 著/法蔵館 1997 ¥3,200
  続 真宗の教相 1999 ¥3,000
★★真宗の教えを現代的な語り口で、分かりやすく説いている。抹香臭くなくて良い。
今に生きる親鸞(講談社+α新書)/吉本隆明 著/講談社 2002 ¥740
★★思想家の吉本隆明が、親鸞聖人に対する長年の思索を総括し、分りやすく口述したもの。
決定版 親鸞/吉本隆明 著/春秋社 1999 ¥2,500
★★吉本隆明が親鸞聖人について書いてきた文章をまとめたもの。思想家としての親鸞像を描いている。
真宗の大意/信楽峻麿 著/法藏館 2000 ¥2,000 
★★浄土真宗のエッセンスを、煩瑣な専門用語に頼らず、現代の言葉で簡潔に述べた好著。阿弥陀仏とは象徴であり、信心とは「めざめ体験」であると、大胆に宣言する。
親鸞とその思想/信楽峻麿 著/法藏館 2003 ¥1,600 
★★★現代社会における親鸞思想の意義を解明して、伝統的な真宗教学の錯誤を糾弾する批判の書。浄土真宗が釈尊の真意を伝える、真の仏教であることを懇切に説いている。



 【芸術】 →TOP

世界美術大全集 東洋編 全17巻・別巻/小学館 2001年3月完結 各¥21,000
★★★待望のオールカラー東洋美術全集。内容は言うに及ばず、解説の挿絵までカラーで感動もの。
印象派美術館/小学館 2004 ¥8,800
★★日本人が好む印象派絵画の全貌を明らかにした大型の単行本で、フルカラーなのがうれしい。
ルネサンス美術館/小学館 2008 ¥10,000 
★★★日本人にあまり知られていない西欧ルネサンス美術の、全貌を明らかにした大型の単行本で、当然フルカラー。
謎解きフェルメール(とんぼの本)/小林頼子 朽木ゆり子 著/新潮社 2003 ¥1,300
★★フェルメールの謎を、詳しく解き明かした入門書。小著ながら写真がきれいで、画集としても楽しめる。
フェルメール全点踏破の旅(集英社新書 ヴィジュアル版)/朽木ゆり子 著/集英社 2006 ¥1,000
★現存するフェルメールの全作品37点を巡って、世界の博物館を訪問した旅行記。
ペンシルワーク 生の深い淵から/木下晋 著/里文出版 2002 ¥2,500 
★★富山県出身の洋画家で、鉛筆のみを使い濃淡の色彩を描き分け、独特の画風を創造している。エッセイもなかなか読みごたえがある。
東洋文庫の名品/東洋文庫 2007 ¥2,600 
★★★あの東洋文庫に所蔵する、貴重書や書画の名品をフルカラーで紹介している。
新版 日本の伝統色 その色名と色調/長崎盛輝 著/青幻舎 2006 ¥1,500 
★★★日本の伝統色を調べる際の決定版的基本図書。225色掲載され文庫サイズで携帯に便利。
日本の色(コロナ・ブックス)/平凡社 2006 ¥1,800
★★日本の代表的な伝統色・211色を簡明に解説し、実際使用された例も美しい写真で紹介している。
[上撰]前田真三集 完全版(ブティックムック No.740)/ブティック社 2008 ¥2,980
★★★日本を代表する風景写真家・故前田真三氏の、代表作を網羅したおいしい写真集。 
バッハ全集 全15巻/小学館 1999年7月完結 各¥28,000
★★★小学館が世界に先駆けて完成させたバッハの全集。現存するほとんどの曲が聴け感涙もの。
バッハからの贈りもの/鈴木雅明 加藤浩子 著/春秋社 2002 ¥2,800
★★現在バッハのカンタータ全集を製作中の鈴木雅明が、バッハの芸術について熱く語った対談集。
バッハのコラールを歌う 名曲50選/川端順四郎 関谷直人/キリスト新聞社 2007 ¥4,410 
★★バッハが作曲に使った代表的なコラールを、楽譜・演奏付で紹介する。今井奈緒子氏のオルガン演奏によるCD2枚付録。
宗教音楽対訳集成/伊形ちづる 吉村恒 訳/国書刊行会 2007 ¥2,625 
★★★ミサ曲や受難曲など、代表的な宗教音楽の対訳集。これで字の細かいCDの解説書を、いちいち見る必要がなくなり、音楽史ファンには必携。
グレゴリオ聖歌選集/十枝正子 編著/サンパウロ 2004 ¥2,500
★★★日本では入手困難だった、グレゴリオ聖歌の楽譜集。主要な楽曲を網羅し、70分を超える著者実演のCDまで付いた、懇切丁寧な編集がされている。
音楽(新潮文庫)/小澤征爾・武満徹 対談/新潮社 1984 ¥552
★★★故・武満徹と小澤征爾がまだ若い頃、音楽の本質について忌憚なく語り合った貴重な対談集。



 【里山】 TOP 

■里山 Ⅰ・Ⅱ(ものと人間の文化史118)/有岡利幸 著/法政大学出版局
 2004 各¥2,800 
 ★★★里山の歴史について、縄文・記紀・万葉の古代から現代までを、体系的に論述した画期的労作。
■森のシナリオ 写真物語・森の生態系/西口親雄 著/八坂書房1996 ¥2,500
 ★★★カラー写真300枚を駆使し、森の生態系を具体的にわかりやすく紹介している。
■森の本/ネイチャー・プロ編集室 編/角川書店2001 ¥2,500
 ★★森の生物が見せる様々な表情を、鮮明な写真で楽しく紹介している。
■身近な森の歩き方 鎮守の森の探訪ガイド/上田篤 菅沼孝之 薗田稔 編著/
 文英堂2003 ¥1,480 
 ★身近にある鎮守の森の、自然や文化を調べる際に必要な、教科書的知識を解説する。
■鎮守の森/宮脇昭 板橋興宗 著/新潮社2000 ¥1,300 
 ★★★植物生態学者の宮脇氏と、元曹洞宗管長の板橋氏が、鎮守の森について熱く語り合う。
■里の在処(ありか)/内山節 著/新潮社2001 \1,400
 ★★★ある哲学者が群馬県の山里に魅せられて終の棲家と定め、村で生活を営む様子が美しく語られ
 ている。

■森にかよう道 知床から屋久島まで(新潮選書)/内山節 著/新潮社1994
 ¥1,100
 ★★現代日本において森と人々との関わり方が、どのように変貌してきたか詳しくレポートする。
■森林ニッポン(新潮選書)/足立倫行 著/新潮社1998 ¥1,100
 ★★潰滅に瀕している林業を中心に、日本の森林の現状についてルポする。
■里山物語/今森光彦 著/新潮社1995 \6,800 
 ★★★里山という言葉を定着させた、記念碑的な写真集。百聞は一見に如かず。 
■里山の道/今森光彦 著/新潮社2001 \2,700 
 ★★『里山物語』の続編。あい変らず冴えた切り口で、ありふれた里山の風景を斬新に撮っている。
■里山の少年/今森光彦 著/新潮社1996 \1,262
 ★★里山に惹かれた写真家の、様々な思い出を綴ったエッセイ集。昆虫に対する思い入れがすごい。
■萌木の国/今森光彦 著/世界文化社1999 \2,800 
 ★★琵琶湖のほとりに住む写真家が、近くの里山を色々な角度から撮影したフォト・エッセイ。
■里山を歩こう(岩波ジュニア新書402)/今森光彦 著/岩波書店2002 \980
 ★★子供向けに、里山をめぐる人々の生活と文化について、分りやすく紹介している。
■今森光彦とめぐる  里山の四季(別冊太陽)/平凡社2002 \2,300 
 ★★★今森光彦が描く里山の世界が、とうとう「別冊太陽」で取り上げられた。写真と文章を織りまぜ、
 四季を通じた里山の生活や文化について、多角的に描写している。

今森光彦フィールドノート 里山/今森光彦 著/福音館書店2004 \2,800 
 ★★今森光彦の本は、児童書でもまったく手抜きがなく、里山の四季を撮った美しい写真集となっている。
■クヌギおやじの百万年/今森光彦 写真 工藤直子 文/朝日出版社2004
 \1,238 
 ★クヌギの老木を撮った今森光彦の写真に、工藤直子がのびやかな詩を付けている。
■わたしの庭/今森光彦 写真・文/クレヨンハウス2005 \1,800 
 ★今森光彦のアトリエからながめた庭の風情を、例のごとく緻密な写真で紹介している。
■里山のことば/今森光彦 著/世界文化社2006 ¥2,800
 ★★里山をめぐる四季のことばに、情感ある写真とエッセイを添えたもの。
■森の旅 森の人 北海道から沖縄まで 日本の森林を旅する/稲本正 文 姉崎一馬 
 写真/世界文化社1990 \2,427 
 ★★富山県出身の個性的な木工作家が、全国の名立たる森林を実際に歩いて綴った旅行記。
■森の形 森の仕事 お椀から建物まで 第三次木の文明へのプロローグ/稲本正 文 
 岡崎良一 写真/世界文化社1994 \2,427 
 ★★★岐阜県清見村でオーク・ヴィレッジを経営する工芸家が、日本各地の木工芸を木材別に取材して
 まとめた好著。毎日出版文化賞受賞。
■ヘルマン・ヘッセ 庭仕事の愉しみ/V・ミヒェルス 編 岡田朝雄 訳/
 草思社1996 \1,900 
 ★★ドイツの文豪ヘッセが綴った、庭仕事に関するエッセイ集。土と植物を相手にするのは、瞑想に等しいと
 看破する。

■里山再生(新書y)/田中淳夫 著/洋泉社2003 \740 
 ★★現代日本における里山の惨状をきちんと見据え、その再生法についてまじめに論じている。
■田んぼの生き物図鑑/内山りゅう 写真・文/山と溪谷社2005 \3,200 
 ★★★失われつつある古来の田んぼで、けなげに生きる動植物を、美しい写真で見事に捉えている。




 【生物】 TOP 

とやまの山菜・きのこ/森田直賢 監修/北日本新聞社1991 \2,500
 ★富山県で採れるコケや山菜の解説書。しかしコケの掲載数が少なすぎる。
食べられる山野草(カラーブックス)/水野仲彦 著/保育社1995 \700
 ★★山菜採りの入門書。ただもうこれだけで、ふつう食べるようなものはほとんど載っている。
食べられるきのこ(カラーブックス)/水野仲彦 著/保育社1995 \700
 ★★コケ採りの入門書で、80種をカラー写真で掲載している。比較的解説が詳しく、興味深い。
早わかり 食べられる山野草12か月/那須浩 編/主婦と生活社1987 \2,040
 ★★季節ごとに食べられるコケや山菜が紹介されていて便利。料理法の詳しさは、類書に例がない。
きのこ(ヤマケイポケットガイド15)/小宮山勝司 著/山と溪谷社2000 \1,000
 ★★コンパクトな割に220種も掲載しており、携帯に便利。「つめ検索」などの、独創的な工夫もある。
日本のきのこ(山溪カラー名鑑)/今関六也 他 編/山と溪谷社1988 \4,495
 ★★★日本のコケが945種出ており、学術書を除けば最大の収録数を誇る。また写真が多く鑑定しやすい。
カラー版 きのこ図鑑/本郷次雄 監修/家の光協会2001 \4,700
 ★★★主要な日本のコケを700種収録。『日本のきのこ』を補完するものでコケの鑑定には必須の本。
石川のきのこ図鑑/本郷次雄 監修 池田良幸 著/北國新聞社出版局1996 
 ¥5,800
 ★★石川県内で見られる野生きのこ1,300種から、696種をバランスよく掲載した学術的な図鑑。
北陸のきのこ図鑑/本郷次雄 監修 池田良幸 著/橋本確文堂2005 ¥14,286
 ★★★前著『石川のきのこ図鑑』を、大々的に増補改訂した決定版。採録範囲を北陸三県へ広め、
 1403種を収める。 

兼六園とキノコたち/石川きのこ会 編著/橋本確文堂 企画出版室1997
 ¥1,600
 ★★兼六園に生えるキノコを観察した写真図鑑。ただし当然採取不可であり、食味には一切触れていない。
日本の毒きのこ(フィールドベスト図鑑)/長沢栄史 監修/学習研究社2003
 \1,900 
 ★★★日本で確認されている毒きのこ約300種の内、240種を掲載している画期的なきのこ図鑑。
詳細図鑑 きのこの見分け方/大海秀典 大海勝子 酒井修一 著/講談社
 2003 \2,000 
 ★★主要な食菌66種の見分け方を、480点の写真を駆使して、分りやすく解説している。
よくわかる きのこ大図鑑/小宮山勝司 著/永岡書店 2006 \1,500 
 ★★発生場所別に代表的なきのこ300種を、フルカラーで紹介している。この内容でこの値段はお買い得。
日本の生きもの図鑑/講談社2001 \2,000
 ★街・里・山・水辺・海にいる代表的な生物を、イラストで700種紹介している楽しい図鑑。
庭にきた鳥 いのちのドラマを家族でみる(人間選書230)/佐藤信治 著/
 農山漁村文化協会1999 \1,950
庭にきた虫 いのちのドラマを親子でみる(人間選書206)/佐藤信治 著/
 農山漁村文化協会1997 \1,950
 ★★故・佐藤信治氏の庭へ訪れた鳥や虫たちの生態について、カラー写真を多く挿み分かりやすく記し
 ている。

樹木/片桐啓子 文 金田洋一郎 写真/西東社1994 ¥1,500
 ★木々に関する入門書。コンパクトで携帯に便利。
樹木図鑑 NHK趣味の園芸/北村文雄 巽英明 妻鹿加年雄 著/
 日本放送出版協会2001 ¥6,000 
 ★★★植栽できる324種の樹木を、フルカラーの克明な写真で紹介する。身近な木々を調べるのに最適。
原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木/濱野周泰 監修/柏書房2005 ¥3,400 
 ★★代表的な300種の樹木について、葉っぱの写真を原寸大で掲載し、識別のポイントを解説している。
原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木 2/濱野周泰 石井英美 監修/柏書房
 2007 ¥3,400  
 ★★続編では235種を紹介し、これで全国に分布するほとんどの樹木が見分けられる。
樹木図鑑 葉・実・樹皮で確実にわかる/鈴木庸夫 著/日本文芸社2005
 ¥1,500
 ★★★日本の樹木450種を掲載した、フルカラー図鑑。この値段で、よくできたものだと思う。
タケ・ササ図鑑/内村悦三 著/創森社2005 ¥2,400 
  ★★日本で見られる主な竹・笹を、130種余り紹介した図鑑。竹にこんなに種類があるとは思わなかった。
日本の原点シリーズ 木の文化/新建新聞社 
 1 杉 2003 ¥1,900 /2 檜 2003 ¥1,900 /3 松 2004 ¥1,900 /
 4 欅 2005 ¥1,900 /
 ★★身近な木材にまつわる文化を、歴史と現状をふまえて詳しく紹介するシリーズ。


 《愛犬》

◆もっともくわしい イヌの病気百科/矢沢サイエンスオフィス 編/学習研究社
 2002 \3,400
 ★★題名にたがうことなく、イヌの病気について網羅的に紹介している。記述も丁寧で分りやすい。
◆柴犬の飼い方・しつけ方/西東社2002 \1,200
 ★題名にたがうことなく、柴犬の飼い方・しつけ方について、全般的に要領よくまとめている。
◆犬と暮らす人の生活/ゴンザレス三上 著/メディアファクトリー1999 \1,500
 ★★ギター・デュオGONTITIの三上氏が、愛犬クロベイと暮らす日常を綴ったエッセイ。
◆[新装版]犬の行動と心理/平岩米吉 著/築地書館1991 \2,000
 ★★★犬に関する動物心理学の古典的名著で、分りやすくおもしろい。ゴンザレス三上氏も推薦。
◆犬を飼う知恵/平岩米吉 著/築地書館1999 \1,800 
 ★★★部分的に古くなった記述も見られるが、犬の飼育に関する決定版的な名著には変わりない。
◆犬が訴える幸せな生活(知恵の森文庫)/林良博 著/光文社2002 \533
 ★★★農学者で愛犬家の著者が、ペットの立場から幸せな犬の生活について代弁した本。
◆いぬのきもち/高倉はるか 著/幻冬舎2003 \1,200 
 ★★わかくてきれいな女性獣医さんが書いた、わかりやすくおもしろい犬の飼育入門書。
◆幸せをつかんだ犬たち(幻冬舎文庫)/北浦清人 著/幻冬舎2002 \533
 ★★悲惨な境遇に育った放浪犬を、立派な家庭犬に再教育した事例が多く掲載されている。 
◆犬もゆったり育てよう 「ぼんやり犬」養成講座(新潮OH!文庫)/藤門弘 著
 /新潮社2002 \543 
 ★通常の飼育ガイドによく見られる、訓練主義的な犬との接し方に、根本的な疑問を投げかける。
◆犬を飼う(小学館文庫)/谷口ジロー 著/小学館2002 \457 
 ★愛犬の終焉を淡々と描いた表題作のほか、優れた動物マンガが数作収められている。
◆文藝春秋 特別版 3月臨時増刊号 犬のいる人生 犬のいる暮らし/
 文藝春秋2004 \1,000 
 ★★各界の著名人とその愛犬との暮しぶりが、73編の短い物語によって多方面から描かれている。
◆犬川柳 日本の犬編/Shi-Ba[シーバ]編集部/辰巳出版2004 \1,000 
 ★日本犬専門雑誌・Shi-Ba[シーバ]に連載中の、「犬川柳」をまとめたもの。とにかく写真が笑える。




 【温泉 TOP

◇列島縦断2500湯/松田忠徳 著/日本経済新聞社2000 \1,800
 ★★★全国の温泉2,500箇所を2年がかりで縦断したレポート。詳細なデータも出ており、使える。
◇温泉教授の温泉ゼミナール(光文社新書020)/松田忠徳 著/光文社2001
 \680
 ★★循環風呂が本物の浴場を駆逐している、今日のお寒い温泉事情について詳しく論じている。
◇カラー版 温泉教授の日本全国温泉ガイド(光文社新書045)/松田忠徳 著/
 光文社2002 \1,200
 ★★上掲書の基準から全国の温泉を227湯選んで、詳しいデータと共に紹介している。
◇温泉教授・松田忠徳の日本百名湯/日本経済新聞社2002 \950 
 ★松田教授の監修で、全国の名湯を百箇所選んだ編集物。
◇温泉力/松田忠徳 著/集英社2002 \1,400 
 ★★松田教授が、日本の温泉の歴史と文化を踏まえ、真の温泉力について考察している。
◇おとなの温泉旅行術(PHP新書)/松田忠徳 著/PHP研究所2003 \720 
 ★現代の温泉事情を批判的に紹介し、本物を見分ける方法について指南している。 
◇温泉主義 No.01~05/松田忠徳 編/くまざさ出版社2001~2005 
  No.01[2001・09] 特集:黒川温泉の魅力/No.02[2001・12] 特集:湯の村・野沢温泉
  No.03[2002・09] 特集:湯布院の物語・乳頭温泉郷/ \950←以上雑誌・以下書籍→\1,600
  No.04[2005・06] 特集:熱海温泉/No.05[2005・12] 特集:熊野古道の温泉・別府八湯めぐり 
 ★★★温泉を考えるまじめな専門誌で、通常の旅行案内にはない濃い内容がある。しかし、何号続くか
  危ぶんでいたら、たったの5号で終わってしまった。

◇温泉で、なぜ人は気持ちよくなるのか/石川理夫 著/講談社2001 \800
 ★温泉をめぐる古今東西の出来事がについて、薀蓄みたいなことが書かれている。
◇温泉で健康になる(岩波アクティブ新書)/飯島裕一 著/岩波書店2002 \700
 ★★温泉医学の分りやすい入門書で、温泉の生理学的な働きがよく理解できる。
◇こんな温泉が体の疲れを癒してくれる/井上毅一 著/青春出版社2003 \870
 ★専門の温泉医が、温泉の選び方と利用法について、分かりやすく解説している。 
◇温泉学入門―温泉への誘い―/日本温泉科学会 編/コロナ社2005 \1,200
 ★★★日本温泉科学会が責任もって編集した、温泉に関する教科書。この分野の必読書であろう。 
◇奥の細道温泉紀行/嵐山光三郎 著/平凡社1999 \1,524
 ★著者が『奥の細道』の旅路を追い、道中の温泉について詳しく紹介した案内書。
◇つげ義春の温泉/つげ義春 著/カタログハウス2003 \1,800 
 ★知る人ぞ知るマンガ家・つげ義春の、温泉に関する写真・イラスト・作品・エッセイ等をまとめたもの。



 【Etc.】 →TOP

日本の書物/紀田順一郎著 宮田雅之画/勉誠出版2006 ¥3,150 
★★★日本の代表的古典82篇について、分かりやすく内容を紹介し、簡にして要を得た書誌情報が付いている。挿絵も秀逸。
インターネット図書館 青空文庫/野口英司 編著/はる書房2005 ¥1,500
★電子図書館の先駆け「青空文庫」設立の経緯と、現状を紹介する。お得なDVD付き。
ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏/岩田博 著/無明舎出版2003 ¥1,600
★たったひとりで毎年多くの本を刊行している岩田書店の内幕を、本人が赤裸々にレポートしている。
空の名前/高橋健司 写真・文/光琳社出版1992 ¥3,200
★★★天候に関する日本語を網羅的に拾い、季節の美しい写真を交えて紹介した画期的な本。
パパラギ/岡崎照男 訳/立風書房1981 ¥800
★★★西サモア生まれの酋長ツイアビが西欧を回った体験をもとに文明社会を批判した講演録。
絵本 パパラギ/和田誠 構成・絵/立風書房2002 ¥1,400
★『パパラギ』のダイジェスト版で、イラストが多く読みやすい。
法隆寺を支えた木(NHKブックス318)/西岡常一・小原二郎 著/日本放送出版協会1978 ¥920
★★★法隆寺最後の宮大工・西岡常一と建築学者・小原二郎が、日本の木文化について語った名著。
斑鳩の匠 宮大工三代(平凡社ライブラリー)/西岡常一・青山茂 著/平凡社2003 ¥1,200
★★西岡常一の半生と仕事を、毎日新聞記者・青山茂が、対談の形で丹念に書きとめている。
宮大工棟梁・西岡常一 「口伝」の重み/西岡常一 著/日本経済新聞社2005 ¥1,600
★故・西岡常一の自叙伝(談話)と、弟子・知人・家族の思い出をまとめた追悼集的な本。
木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)/西岡常一 著/小学館2003 ¥552
★★★西岡常一が法隆寺・薬師寺を題材にして、宮大工の心意気を熱く語った好著。
木のいのち木のこころ 天(新潮OH!文庫)/西岡常一 著 塩野米松 聞書/新潮社2001 ¥543
★★西岡常一が、一生をふり返って語った貴重な記録で、本シリーズの巻頭を飾る。
木のいのち木のこころ 地(新潮OH!文庫)/小川三夫 著 塩野米松 聞書/新潮社2001 ¥581
 ★★西岡常一の、唯一の弟子だった小川三夫が半生をふり返って語った記録。
木のいのち木のこころ 人(新潮OH!文庫)/塩野米松 著/新潮社2001 ¥543
 ★宮大工を目指して、小川三夫が設立した鵤工舎に集う若者たちの記録。
宮大工千年の知恵(祥伝社黄金文庫)/松浦昭次 著/祥伝社2002 ¥543
★中世の寺社建築を中心に、文化財の修理を手がけて来た著者の、貴重な経験を語った記録。
それでもやっぱり がんばらない/鎌田實 著/集英社2005 ¥1,600
★★人にやさしい終末期医療を提唱する、鎌田氏のエッセイ集。「がんばらない」「あきらめない」の続編で、この3冊はセットで読むべし。
国家の品格(新潮新書)/藤原正彦 著/新潮社2005 ¥680
★金銭至上の現代日本に警鐘を鳴らす。本書の論説に賛否はあっても、一読して損はないだろう。
この国のけじめ/藤原正彦 著/文藝春秋2006 ¥1,190
★★数学者・藤原正彦氏による入魂のエッセイ集で、『国家の品格』の背景がわかる。
情緒の教育/岡潔 著/燈影社2001 ¥2,900
★★日本が誇る天才数学者だった岡潔の、洒脱なエッセイ集で、藤原正彦氏のタネ本。
真っ当な日本人の育て方/田下昌明 著/新潮社2006 ¥1,200
★北海道のベテラン小児科医による、現代日本人向けのちょっと辛口な育児書。
江戸の子育て十カ条 善悪は四歳から教えなさい/小泉吉永 著/柏書房2007 ¥1,500
★★★江戸時代の子育て論が凝縮された『養育往来』の、懇切丁寧な翻刻本。伝統的な子育ての、秘訣が明記されている。
武家の女性(岩波文庫)/山川菊栄 著/岩波書店1983 ¥600
★★★幕末期水戸藩における、下級武士の家庭生活を、詳細に描写した古典的名著。
袖珍版 芭蕉全句/堀信夫 監修/小学館2004 ¥1,200
★★携帯の便をはかり、芭蕉の全句に短い解説を付けて編集した本。一家に一冊あっていい。
加賀の千代女五百句/山根公 著/桂書房2006 ¥1,600 
★★加賀の千代女が残した約千七百句の内、五百句を選んで解説を付けた作品集。千代女の本は意外に少なく、鑑賞に便利。