◆ チャムとは? ◆
98年の秋に行ったブータン(※Bhutan)はチベット密教系の国とはいえあまりにも日本に似ていました。江戸時代の日本の様に20年程前までずっと鎖国をしていたブータン。いたる所に広がっている田園風景は、家屋の形こそ違えど日本の田園風景にそっくりでした。大部分の物資が時給自足で、祈りと質素な生活を楽しんでいる彼らは、とても綺麗な瞳をしていました。この旅行でティンプーという町にある「タシチョ・ゾン」という寺院で「ツェチュ祭」というお寺のお祭りの見学をしました。全部で4日間位続くお祭りのうち、私が見学できたのは最後の2日間でした。
「チャム」とはチベット密教系の寺院で、年に1回行われる盛大なお祭り(グル・リンポチェ、チベット密教の開祖と言われているパドマサンヴァバの法要)『ツェチュ』と言うお祭りの出し物の一つ。僧侶や村人によって演じられる様々な仮面舞踏のことです。台詞のない演劇の様な感じで、仏教(密教?)の訓戒を表現しているそうです。悪霊を調伏するといったシャーマニズム的な要素も強いらしく、私が見学したツェチュ祭でも、トランス状態になって演じていると思われる僧侶達もいました。(イッチャッテル感じなのです、目付きが)だからかなのか、ものすごいジャンプ力にも驚きました。
※Bhutan「チベット仏教ドゥルック派の国」 ドゥルック=雷龍
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