始めに

私がこの『押忍!!空手部』にハマったのは、自己紹介のページでも書いたように、ファーストインプレッショ ンとして近所の人に『地元出身の人がこんな漫画描いているで』と言われたところからだが、当時は大学受 験もあってさほどはまる事は許されなかった。

見事に玉砕した大学受験の後、1浪の間国鉄&京阪京橋駅界隈でくすぶっている頃、『週刊ヤングジャン プ』て雑誌にラグビー漫画が掲載され、登場する地名が地元の"四条畷"とあっては『もしかしてこれが…』 と感じさせるのには十分過ぎた…。それ以降、目を通す機会があれば読むようにしていたが、ストーリーは あの阪神戦争へなだれ込んでいき、私自身もどうにか2浪だけは避け得る事ができた…。

そして、初の北海道旅行(87年3月)の帰路、仙台駅のkioskで購入した同誌で見たのは、完調とは思 えない体を押しながらも本当の正義の為、蹂躙されつつある大阪の秩序を回復させんが為に敵の前に現れた われらが主人公・高木の姿だった。この姿に当時然程年齢の離れていない私(当時19歳、高木は17歳と の設定)の心を心底熱くさせたのは言うまでもない。

このページでは、このコミック『押忍!!空手部』がどう言う作品なのか、どんなキャラクターが暴れまくっ たのかを私なりの解釈を交えて紹介したい。ただ、ファンを通り越してしまった故の“信望者”なので客観 性に若干欠ける点があるかもしれないが、そこの所はご了承戴きたい…。

『押忍!!空手部』波瀾万丈の10年史 臨時ニュース  『空手部』ファンの有名人は?

『押忍!!空手部』波瀾万丈の10年史


1985年4月 『ヤングジャンプ』第67回月例賞で準入選、読切掲載される
11月 月1回の連載決定→翌月には毎週連載に変更
86年11月 連載50回到達、“阪神戦争篇”突入
87年6月 “阪神戦争篇”終結
10月 “4代目抗争篇”突入
11月 連載100回到達、題字最初のモデルチェンジ
88年4月 “4代目抗争篇”終結
10月 “対死国連合篇”終結
11月 連載150回到達、大阪篇終了
12月 東京篇突入
89年5月 “新宿戦争篇”突入
10月 “新宿戦争篇”終結/実写映画化発表!(メジャー化への第一歩?)
11月 “新宿vs.渋谷篇”突入
12月 連載200回到達
90年2月 “新宿vs.渋谷篇”終結
3月 全国松竹系映画館にて実写版『押忍!!空手部』公開!
6月 “デッドボーン篇”終結
8月 アニメビデオ化発表!
9月 劇場実写版『空手部』ビデオリリース
10月 アニメ版『空手部』ビデオリリース
12月 連載250回到達
91年2月 “東京統一篇”終結/アニメ版『空手部2』ビデオリリース
5月 “バレンタイン抗争篇(笑)”終結
12月 アニメ版『空手部3』ビデオリリース
92年1月 連載300回到達
3月 “第2次関東統一抗争篇”終結
7月 アニメ版『空手部4(阪神戦争篇)』ビデオリリース
93年2月 連載350回到達(4月にはYJ誌上最長連載の記録(当時)を更新)
5月 持病(十二指腸潰瘍?)悪化のため休載
10月 連載復活と共に2回目の題字モデルチェンジ
―この頃既にゲーム化の構想立ち上がるか?―
94年3月 SFによるゲーム化(大阪篇)発表!
6月 “龍天昇篇”終結
8月25日 連載400回到達
26日 SF版『空手部』リリース
―翌95年9月にはPS版の発売も発表されたが、結局企画倒れに終わる―
95年4月 掲載満10周年
9月 連載450回到達
1996年3月 “善と悪篇”終結
4月4日 惜しまれつつも完結
2001年1月 読切短編『GH』にて一回限りの復活
2002年8月 ジャンプリミックスにて“阪神戦争篇”が復活リリース
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臨時ニュース!!
『押忍!!空手部』復活の兆し!?
先週発売になった『ヤングジャンプ』誌上で来年第1号発売となる同誌に、高橋先生が『わっぱ烈伝爆造』 以来の作品を読み切りで発表されるとの予告があったが、今週その作品のタイトル(『GH』)と概要が紹介 されていたが、これがなんと『押忍!!空手部』と極めて密接な関係のある作品だと判明。加えてこの作品の 主人公は『押忍!!空手部』の高木の精神的な継承者(?)との事…。『空手部』完結から早5年…。最近のリ バイバルブームに乗った安直な便乗作品か、それとも最近の軟弱化した男達への警鐘を秘めた作品なのかは 不明ではあるが、期待したい所である。

『GH』ついに発表!
先日の臨時ニュースで発表した高橋先生の『空手部』に関連した新作読切『GH』がようやく公開された。 どんな展開かと思いきや、冒頭初っ端から高木の訃報!というこれ以上ないショッキングな出だしだったが、 これまでの本編では伺えなかった隠れざる事実等が散見されている事から、いずれこれに関しても論じてい きたい所ではある。…それにしてもタイトルの意味がまさかマス大山の異名でもある『ゴッドハンド』の頭 文字を取ったものとは(もっとも主人公の少年のジャンパーにも『GH』のロゴが入っているが…)…。この 点や転生後の高木が“人面犬”ならぬ“人面拳”になる点などは敢えて安直と言わせてもらおう。ただ、後 ろ向きな生き方をしていた少年が高木との出会いで前向きに変わっていく点などは評価できよう。

『空手部』ファンの有名人は?
さて、『空手部』コミックスの折り返しには作者を始め様々な『空手部』に関連した人々がコメントを寄せ ている。最初と最後、それと途中で1回作者自身がコメントしており、更にはネタ切れなのか人材不足なの か後半(龍天昇篇以降)では身内ネタ(?)よろしく、当時『空手部』と並行して連載を持っていた漫画家諸氏 がコメントを寄せていたし、途中の13〜18巻辺りでは連続して実写映画+ビデオアニメ化された関係で、双 方のスタッフ+出演者がコメントを寄せていた。
この欄に本当に『空手部が好き!』と書いた人がいるのかどうかははっきり言って難しい所である。自然、 この欄ではなく、他の各種雑誌やHPなどでの様々な人のコメントを見ているのだが、さすがになかなかそ う言う方は見うけられない。連載当時ですらこの状態だったから完結後の現在では尚の事である…。
ただ一度だけ妙なところで『空手部を読んでいる』とコメントした方がいる。私は大阪出身でありながら何 故か広島カープファンで、一時期はファン雑誌も購入していたが、その中で当時のドラフト1位で入団した 町田公二郎(当時・現・康嗣郎)選手が『読んでいる』とコメントしたのを見たときにはマジで驚いた…。ま、 それ以降、彼が出てくるときには『(“大阪魂”や“東京魂”ではなく)“赤ヘル魂”(“広島魂”でも可)見 せたらんかい!』と声援することがままある。当時まだ連載中だったから、このコメント欄に町田選手が出 てきたら非常に面白かったのだが…。因みに彼の出身地は高知県で、“空手部”との縁は件の対死国戦争篇 で、高知の悪のトップが出ているので、ないとは言いきれない…。

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