N6960 Cyg SNR L2
網状星雲
1998.05.27 02:30
牧の戸
3/3/4
32cmDob XL21
OIIIフィルタ
X70 0.9°
有名なはくちょう座の網状星雲です。フィルタなしでも結構良く見えますが、
OIIIフィルタを使用するとコントラストが格段に向上する感じで、微細な模様
が手に取るように見え始めます。巨大な超新星残骸で、各部分にカタログ
ナンバーがついています。西側の52番星付近がN6960で、東の明るい領域
の北部がN6992、南部がN6995、N6995の西側に広がる淡い領域がIC1340、
そして、北部に分布する淡い部分がN6474,6479となっているようですが、こ
のあたりは資料によって食い違う部分があります。
N6960: するどく尖った先端部分がみごとです。西側の輪郭は明るくシャープ
で、中央は筋状に暗くなっていて、ゆるやかにカーブした形が印象的です。
南部に52Cygが明るく輝いていますが、周囲は少し暗く、北側に明るい領域
が感じられます。南へ向けて二股に分かれたように淡く広がっています。
N6992 Cyg SNR L2
網状星雲
1998.05.27 02:45
牧の戸
3/3/4
32cmDob XL21
OIIIフィルタ
X70 0.9°
N6992: 細長くアーチ状に湾曲した中で、濃淡が複雑な筋状に入り乱れており、
すばらしい景観です。文章ではとても表現できません。スケッチでも正確に描く
のが困難ですが雰囲気だけでも感じてください。網状星雲は北天で最も複雑か
つ良く見える対象の一つだと思います。N6992からN6995にかけては網状星雲
の中で最も明るい領域で、10X42の双眼鏡でもアーチ状をした姿をなんとか見
ることができます。
N6995 Cyg SNR L2
網状星雲
1998.05.27 03:00
牧の戸
3/3/4
32cmDob XL21
OIIIフィルタ
X70 0.9°
N6695: 東側アーチの南端にある複雑に入り組んだ部分です。先端が幾筋
にも分裂していて、何かをつまもうとしている人間の手のように見えます。手
の先には、淡い部分が2箇所ほど本体から離れて見えています。この部分が
IC1340のようです。