関東鉄道
気動車体験運転に挑戦!
平成18年9月3日(日)
10:30〜15:30
最近、中小の私鉄各社で鉄道車両の運転体験を開催しているところがいくつかある。本来、鉄道車両は鉄道会社に入社し、講習・研修を受け国家試験に合格して初めて運転できるものである。この鉄道車両を誰でも運転体験できるとあって、たいへんな人気があるそうだ。
運転体験は、抽選だったりはがきで申し込みだったりでなかなか体験する機会がないが、茨城県の関東鉄道では、毎月一回開催しており、インターネットによる先着順の申し込みで残りの募集人数がリアルタイムでわかるようになっている。見てみると残数に余裕があるのですぐに申し込み、当日指定された時間に水海道車両基地に行った。
![]() 運転体験会場となる水海道車両基地 |
東京駅から高速バスに乗り、9時20分ごろ、ちょっと早いが水海道車両基地に着いた。受付は10時からなので、それまでは、待合室となる食堂でしばらく待つ。 10時前に2階の会議室で受付となった。受付では、まず参加費の5000円を支払い、名札を受け取る。名札は、小さく「体験」と印刷されているが、それ以外は本物の運転士の名札と同じもの。そしてアルコールチェック、運転適正の検査を受ける。 適性検査は、画面に赤、青、黄色い丸がランダムに現れるので、15秒の間にその色に対応するボタンをできるだけ早く、正確に押していくというもの。もちろん全員合格し、席に着いた。 |
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| 体験運転は20名募集だったが、3名欠席のため今回は2名の女性を含む17名の参加。 まず2名の指導運転士の紹介があった。この2名は体験車両の準備のため先に部屋を出て行く。 次に運転車両課長のあいさつ。何回も参加している常連や、高知、京都、長野など遠方からの参加者もあるそうだ。今日も愛知から来ている人もいるとか。そしてまずは、座学で運転操作の講習を受ける。 まずは最新型のキハ2400形から。資料を見ながら説明を受ける。列車の運転操作は「電車でGO」などゲームの普及でかなり一般にも知られてきているが、体験運転では、運転を始めるためのその前の操作から教わるので真剣に話を聞いた。 |
![]() 午前中の体験車両 キハ2404 |
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![]() 指導運転士によるデモンストレーション |
20分ほどの講習のあと、いよいよ車両に移動する。体験は2班に分かれ、両方の運転台を使って運転士、車掌それぞれを体験する。 まずは本職の指導運転士によるデモンストレーションを見学。当然のようにぴったりと停止位置に車両を停めるが、体験ではうまくいくだろうか・・・。 他の人の運転では、減速しようとして非常ブレーキをかけてしまったり、なぜかエンストしてしまったりなど、通常の営業運転ではありえないことが続出! |
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| そして、いよいよ順番がきた。名前を呼ばれて運転席に座る。ゲームなら、戸閉めを確認したらマスコンハンドルで加速するだけ、しかし、本物の車両はそれまでにやることがある。 ☆運転台選択スイッチを「後」から「前」にする ☆車掌へブザー合図 ☆マスコンキーを差し込む ☆知らせ灯、圧力計の確認 ☆ブレーキ試験 ☆逆転ハンドルを「前」にし、指差喚呼する ☆前方確認、信号確認 ☆戸閉め確認 これらの作業を済ませなければ走らせることはできない。ゲームではわからない、体験運転ならではの作業だ。 |
![]() 体験運転の様子 |
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![]() 体験運転中 かなり真剣です |
指導運転士のアドバイスをもらいながら出発前の作業を終えて、ドアが閉まったことを確認、手で電子笛を鳴らして発車!左手でマスコンハンドルを手前に引くと、ゆっくりと動き出す。本物の鉄道車両を自分の手で動かしているのだという実感をかみしめる。教習所ではじめて車を運転した時に似ている。そして3ノッチまで使い、時速15キロくらいでノッチオフ。惰性でそのまま進み、今度はブレーキ操作。 前方に近づいてくる停止位置目標をみながらブレーキを操作するが、少しオーバーラン。やはりうまくはいかない・・・。 |
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| 運転の後は車掌体験。マスコンキーを抜き取り、運転台選択スイッチを「後」にしてブザー合図。そしてドアを開閉するスイッチで使う「忍錠」というカギを差込みドアを開ける。 乗務員用扉から信号を見て、青になったら「出発進行!」ドアを閉めて「側灯よし!」、そして、ブザーで運転士に合図を送る。 ドアのスイッチや運転台選択スイッチなどはとても重く、女性は両手で操作をするほどだった。本職の車掌は軽々と操作しているように見えるが。 動き出したら、車内放送をして業務終了。この後は会議室に戻って昼食となる。 |
![]() 車掌体験中 信号を見てドアを閉めようとしているところ |
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