メバリング2(2007年3月上旬)
藻場に身を潜めるメバル。メバルは夜行性である。夜になると海面近くで活発に捕食活動を行うが,昼間であっても,近くに餌がやってくれば猛然と襲い掛かる。ダイバーは,水中で彼らの行動を目の当たりにすることができるのだ。メバルは多くの場合,頭を上にした姿勢で定位している。眼が良いらしく落下してくる餌に鋭く反応する。警戒心が解けるのか,うねりのある日に捕食シーンをたびたび目にした。電光石火である。以前はくりくりした大きな目を可愛らしいと思ったものだが,最近はその見上げる目線にハンターのような獰猛さを感じるようになった。こうした心境の変化は,メバルのルアー釣りを嗜むようになったことによる。

左下の写真が,ルアー(擬餌針)。ルアーは,遠くに投げられリールで巻き上げられることで水中で動く。魚はこれを餌だと思って?食いついてくる。ピンク色のものがメバルによく効くとされるゴム製のルアーで,水中で微妙にくねくねと動く。他の2つはマスを釣るためのルアー。これらでもメバルは釣れる。

メバルは,ルアーが海中を落下していく途中で釣れることが多い。この落下速度が重要で,速すぎるとメバルは気がつかないし,遅すぎるとメバルより表層で待機しているアジなどの魚がルアーに食いついてしまう。メバルもアジも美味な魚なので文句もないのだが・・・・ダイバーとして水中でみることができる魚の鉛直分布とよく一致する。今冬,メバリング用にと買ったリールの使い勝手が悪く,マス釣りの名機ABUカーディナルのレプリカ(復刻製品)を衝動買いしてしまった。 カメラ:NikonD50, レンズ:20mm, ハウジング:DIV, 内臓ストロボ使用.
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メバリング(2006年12月中旬)
スズメダイの壁。これほどの大群になると,フレーミングがなかなか決められないので,えいや!で撮った。岩場に生える海草のエビアマモ。

メバルのルアー釣り「メバリング」がブームだ。このメバリングに近頃すっかりハマってしまい,専用の道具を揃えた(安物だけど)。リフト・アンド・フォールつまりルアーを浮き沈みさせながら引っぱると,メバルが果敢にアタックしてくる。メバルは沈んでいくルアーに強く反応する。

ホバリングするメバルの視線はいつも上を向いていて,まるで上から落ちてくる餌を待ち構えているようにみえる。ダイバーはメバルの生態を直接みている訳だが,釣り人の対メバル戦略があまりに的確なので驚かされる。釣り人は偉いのだ(最近はマナーもだいぶマシになってきたようだし)。

同行した棘皮動物の専門家がヒメカンムリヒトデをみつけてくれた。大きな房が綺麗だ(グロい?)。隠岐諸島,奄美大島,沖縄本島,小笠原,ニューカレドニアにしか分布しないレア物だというが,石の下にゴロゴロとたくさん居る。
カメラ:NikonD50, レンズ:20mm, ハウジング:DIV.
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イシダイの眼(2006年10月中旬)
秋の藻場を散策しました。多くの種類の魚が群れをつくっていました。

今夏ほとんど姿をみせなかったアイゴですが,今頃になって数百尾単位の群れをみられるようになりました。子メジナもすっかり大きくなりました。

岸よりで獲れるメバルを灘(なだ)メバル,水深100m位の深場で獲れるメバルを沖メバルといいます。沖メバルはウスメバルのことを指す場合,体色が黒いメバルを指す場合がります。体色が黒いメバルはこれまで“メバル”とされてきましたが,別な種に分けられる(分けられた?)という噂をチラホラ。最近,釣りキチたちの間で,カサゴやアイナメなどと一緒に“ロックフィッシュ”と呼ばれていますが,必ずしも岩礁域に棲んでいるわけではありません。

イシダイを撮影したら,どのカットも眼が真っ黒。図鑑で確認してみました。もともと黒いんですね。何気に見過ごしていたわけだ。 カメラ:NikonD50, レンズ:20mm, ハウジング:DIV, 内臓ストロボ使用.
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クラゲたまり(2006年9月上旬)

風に流されたタコクラゲが入り江に集まっていましたので撮影しました。 カメラ:NikonD50, レンズ:20mm, ハウジング:DIV.
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秋(2005年11月上旬 )

クロダイにコバンザメがくっついていました。 カメラ:NikonD50, レンズ:20mm, ハウジング:DIV.
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台風一過(2005年9月上旬)
各地で猛威をふるった台風14号。通過直後,海中がどのような状況になっているのか知りたくなったので,湾の中をのぞいてみることにしました。

海底では,海藻の切れ端や陸上からの流入物が,砂を巻き上げながらころころと転がっています。普段はあまりみかけないアカエイが悠然と泳いでいます。外海で,念願のエチゼンクラゲの半水面写真を撮ることができました。穏やかな海に見えますが,うねりがかなり高く,なかなか思うような構図を得られなかったので,何度もシャッターを切りました。 カメラ:NikonUs, レンズ:28mm, ハウジング:DIV.
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隠岐の白砂 (2004年11月下旬)
砂れん(ripple)を半水面で撮影しました。水と空との境界線は,大口径のドーム(球状の)ポートを使うと1本の線のようにシャープに,フラット(平坦な)ポートを使うと右の写真のようにボンヤリと仕上がります。

こうした半水面写真を撮るには,もう一つ大きな要素が必要です。それは空と海との明暗差がフィルムのラティテュードの範囲に収まること,つまり砂が白く明るいことです。隠岐の砂地はサンゴ砂でもないのに真っ白です。 カメラ:NikonUs, レンズ:28mm, ハウジング:DIV.
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