フルHDにしてみた

記 2007年1月15日

 私は発売日にPS3を購入したが、次第に欲が出てきた。

フルHD

 これだ。それまでのテレビはKLV−20SP2。ソニーのBSチューナー内蔵テレビであり、液晶だけあって軽量小型で取り回し容易、割と音が良かったので(地上アナログの電波状態が極めて悪く、ゴーストが酷いという問題はあったが)不満はなかった。

ハイビジョンでない液晶テレビも存在する 見ての通り既にPS3は設置済みだが、この構成でいた期間はごく短かった。テレビは5万円で購入したが、値段以上の価値があったように思う。(PS3の6万円と比べると割高だが、それは向こうが安すぎるだけ。)

 さて、PS3が現れる。最初はSD解像度でも綺麗なので別段問題があるとは思っていなかったが、次第に気が変わる。「1080p対応、しかも音は7.1ch無圧縮の驚愕クオリティを誇るプレイヤーを、SD解像度のテレビに直接繋いだだけで良いのか? ソニーの技術屋さんに申し訳なくはないか?」…。ところがフルHDテレビの相場は、この時点で最低でも20万円強。サイズは37型から。六畳一間に突っ込むには少々大きすぎる気もするし、やっぱり色々と無理があるだろうと思っていた。

東芝製フルHDテレビ 単体でLAN接続ハードディスクに録画が可能(しかもハイビジョンな解像度で)という東芝製REGZA 37Z2000。画質も高評価だったが、残像に関して欠点があると言われていた。なお、録画したファイルは録画したテレビでしか再生できないという信じられない縛りがあるらしい。
ソニー製フルHDテレビ 殆ど唯一、D端子がD5(1080p)に対応しているソニーのBRAVIA KDL−40X2500。X2500シリーズにはXMBが採用されていない。なお、ソニー製は値段が1ランク上になるので手を出しにくかったりする。

 そんなわけで、まあ諦めて2011年まで待って安くなってからにしようと思っていた。…が、2ちゃんねらーというのは、余計な情報まで仕入れてしまうものである。PS3購入から1ヶ月と経たないうちに、この状況だ。

液晶モニタが沢山

 正体はエロ、もといアイオーデータ機器の「LCD−TV241XBR」。WUXGA(1920×1200)解像度を持った24型ワイドのPC用ディスプレイで、DVI−D端子がHDCPに対応しており、HDMI/DVI変換ケーブルを用いてPS3との接続が可能。さらに地上アナログチューナーを1基内蔵しており、テレビとしても使用可能。これで値段は10万円前後。真っ当なフルHDテレビの半額。まさに貧者のフルHDという代物だが、アイオーの液晶ディスプレイとしてはフラッグシップ機であることも追記しておこう。そして飛び付いた痴れ者が約一名(・∀・)

 仕様自体はマトモ。1080pも拡大せずにキッチリ上下黒帯付きで表示してくれる。それにリモコンが便利。本当にテレビとしか思えない代物で、テレビとして購入した私のようなバカにはありがたい。…ただし、色々と不可思議な挙動を示すことも事実。ニュースが突然英語をしゃべり出したので何かと思えば、何故か副音声に切り替わっていたりだとか、ときどき1080pをWUXGAに拡大して表示してみたり(一度入力切り替えをすると拡大しないモードに戻る)だとか、バグと思しき挙動を示すことがある。PCに慣れている人にとっては「よくあること」だが、やっぱりつくりが甘いと言うべきだろう。

 そんなわけで、めでたくフルHDを手に入れたのだった。やはり解像度の違いは素晴らしく、これは目で見てみるより他ないだろう。その精細感は圧倒的に次世代を見せてくれる。(PC用モニタとしては非常に大型なものの)サイズが小さく迫力に欠けるが、まあ有機ELやらSEDやらが出てくるまで問題なく頑張れるだろうと思っている。

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