日本国有鉄道で活躍した蒸気機関車,「C62」を中心に「C57」等人気機関車を油彩画で再現。F10号(53.0×45.5)の油彩画38点を展示。


昭和の歴史的な大きな出来事といえば太平洋戦争と敗戦。アメリカ軍の凄まじい空爆で、京都と新潟を除いた全国の都市部は廃墟と化しました。これを復興させた立役者に蒸気機関車があげられます。
戦争が終ると故郷に帰る復員軍人の輸送、ヤミ食料買出しの人々輸送と、旅客輸送が貨物に替わって急増しました。空襲で機関車も客車も焼失して極度に不足, 貨車でも「乗れるだけマシ」という時代でした。
自動車は進駐軍のトラックとジープ、偶にオンボロの国産トラックと、オート三輪トラックが凸凹道を走る程度でした。
国土復興を目指して鉄道は東海道本線、山陽本線から優先的に資力を投入されました。当時は鉄道の動力といえば、石炭を燃料とした蒸気機関車が主流で、大都市周辺が僅かに電化されているだけでした。
旅客輸送復興の急務に追われ、戦後僅か3年でわが国最大最速のC62形蒸気機関車が新造されました。
C62形は早速、東海道本線と山陽本線に投入されて、1年後に国民の夢を乗せて復活した特急「ツバメ号」をはじめ、他の特急、急行の牽引にも欠かせない機関車となりました。
このホームページの前半ではC62形、後半はC57形(貴婦人)などの人気機関車と珍しい機関車などの油彩画を展示しました。
昭和の風景をバックに懐かしい蒸気機関車全盛時代の画面から、“元気!”を感じて頂ければ本望です。 (注) C62形の歴史記述は交友社の『鉄道ファン400号』.,.プ レスアイゼンバーン社の『C62』を参照しました