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  のぼりんのつぶやき

2012年 1月1日 元旦

  

2012年に前年をふりかえってみました。

 今年の2月には65歳という高齢者の入り口に立つ。気持ちは8掛けで50くらいかな。
でも男の平均余命80までとして、その80年を1日、24時間に直してみたらどうなりますか?
出生時が0時、息を引きとるときが24時とすると、私の年齢は夜7時40分!ゴールデンタイムです。
一日の仕事を終えていっぱい、晩酌を楽しみながらゆっくり夕食を楽しむ頃、または夕食を終えて寝るまでのゆったりした時を楽しむ時間でしょうか。
  20歳までは20代からの青春、社会人としてのスタートを前にじっくりと根を深くおろした玄冬の時期、20〜40歳までは青春、40〜60歳まではそれを発展させた朱夏、この40年は青壮年期ですね。
そして60歳からは実りの白秋、とくに最初の10年はまだ勢いがあり気力、体力ともに、人生余熱ありを感じて動ける時期と同時に、どんな終わり方をするか考え始める時期です。
  この年齢からの男の平均余命を考えると、80歳としてあと5840日あまり、睡眠時間を引くと4千日です。あと何回、食べられるか、残された時間で何をするか。
  がん患者さんとモンブラン、富士登山に一緒に参加して人生は思い出作りということに気がつきました。人生の長さは決まっていても、幅を広げるのは自分次第ですね。
  駅伝という日本特有の競技を見ながら考えました。タスキをつなぐ、産科医として考えてみると、命のバトンということは、先人の汗の染みたタスキをまた自分も感じながら次の世代につなぐということなんですね。
自分はその走者のひとりと考えたとき、自分の年齢は実年齢+38億年という計算になります。

 最後は楽しいことしか思い出しません。その思い出は自分で作らないと、誰も作ってくれないということ。そう思って今年1年、私のHP,のぼりんのつぶやきを見ながら振り返ってみました。
40代の10年間は、ただただ仕事に追われ振り返るゆとりはありませんでした。
過労死寸前の生き方を見直して50代からフリーの産婦人科医になってもうすぐ15年になります。

2011年1月 
毎年恒例、年末年始の当直明けで同期生と丹後半島に松葉カニツアー、小豆島で講演して福岡へ。
鹿児島の知覧と同じく特攻基地のあった太刀洗飛行場の記念館を見学。
鹿児島の母校で『食べ物かえると人生が変わる』という講演し、富山県の氷見のブリを食べに行き、北海道の東、帯広、釧路ツアーで雪原の貴婦人といわれる日本のシンボル、タンチョウ鶴を見に行く。
気温マイナス15度の体験。濡れたタオルをふりまわしたらこのようにすぐ凍る。見渡す限りの雪原。

  

 

 2月は
名古屋で毎月、帝王切開の麻酔の仕事。四国の四万十川下り、松山へ。

3月 
震災前日は、福島の講演予定。新大阪で新幹線が止まり九死に一生。

4月には
京都の原谷苑で、毎年恒例『明るい遺映』を撮る会。被災地への救援物資を皆で何回にも分けて手配し、友人の安否確認をしました。

高野山の婦人部でも講演。しがらきの里のお花見。

5月も
恒例、雪の立山温泉ツアー。札幌で講演し長万部の近くの黒松内町へ。

6月、
被災地の仙台、石巻からよばれてアコーデオンを持参して避難所めぐり。

7月 
胎内記憶を鮮明に覚えている7歳の男の子の話を聞いてビデオに収める。

8月 
11回目のモンゴルツアー。

9月 
埼玉県、富山県での講演

10月 
石巻の倫理法人会での講演で被災地のその後を訪問。道南の旅。

11月には
飛騨の高山、唐津日赤でがん患者さんのための講演

12月は
サンタクロース

まだまだあります。映画は12月の『Railways2』をはじめ、太平洋の奇跡、フードインク、ありあまる御馳走、お菓子放浪記、スイッチ、アントキノイノチなど13本も見ました。人生の幅を大きく広げることができた1年でした。

もちろん、ここに書いていませんが土日、連休、お盆、年末年始、ゴールデンウイークはすべて岡山や九州の唐津、名古屋などで当直をして赤ちゃんを月に10人は取り上げています。

今年見つけた言葉

1 いつまでもあると思うな親の金

2 除夜の鐘より今日の金

3 たわむれに妻を背負いてそのあまり、重きに泣きて三歩歩まず

4 ピンチの時には雨降りの歌、「ピンチ、ピンチ、チャンス、チャンス、ランランラン」

私のヒゲが役に立つのはこのときだけ。
初孫みゆちゃんも1歳5ケ月、歩いてます。
娘夫婦との写真です。

年金を待つより今までの人生で培った自分の得意技で誰かの笑顔に出会う、そんな人生の模様替えに舵を切りました。身についたものだけが財産ですから。人生の重荷、それは体重。そんなん言わんといてぇな


大震災で当たり前の日常がどれだけ掛け替えのないものだったか、2回も被災地を訪問して実感しました。ひとの最大な喜びはひとを喜ばせること。

震災をきっかけに人と人とのつながりが見直されたこの1年!
人生の長さが決まってるなら、その幅を拡げるのは自分次第。
3年後、なりたい未来がありますか?
その未来は今の続き、今できることをおろそかにして、なりたい未来は来ません。
未来は今のつみ重ね。そうは言っても除夜の鐘より今の金。遊ばないとトシ取るよ。赤ちゃんは未来からの使者。そのお手伝いができるのは、有り難いこと。