それゆけバンドマン






アーティスト気取りのバンドマン

不思議なファッションで今日も登場。

「コレどうすか」

得意げに首に巻かれた鉄条網を披露。

マジッ引きの一同の中

笑顔で首から血がドバドバ。

「痛くないの?」

「え、何がっすか」

「首の鉄条網。」

「首っすか?」

そう言って下を向いた途端

動脈にヒット。

大変な事態に。


(続く)








アーティスト気取りのバンドマン

今日はいよいよ初ライヴ。

「伝説作るっすよ」

気合充分で張り切るも

何故か商店街でゲリラライブ。

一人で。

「なんかノッてきたっすよ」

彼的には大盛り上がり。

温かい目のおばあちゃん。

「凄いっす!物凄いっす!」

彼、不思議な勢いで脱衣を開始。

温かい目のおばあちゃん。

生温い目のおにいちゃん。

そしてポリス。

「黙秘権があります」

「何スかそれ」

全裸で連行

見事伝説に。


(続く)








アーティスト気取りのバンドマン

彼女が欲しくてたまらない。

「ナンパ行くっすよ」

自慢の鉄条網を首に巻き

自信満々街に出る。

「俺とホテル行かないっすか」

バンドマン、いきなり危険球。

「彼氏いるんです。」

「俺の方がいいっすよ」

「この人なんです。」

「あ、勝負っすね」

何故か彼氏からケンカを購入。

数分後

街に「もともとあんな女どうでも良かったんすよねー」と呟く

泣きそうな男の姿が。


(続く)








アーティスト気取りのバンドマン。

免許を取って上機嫌。

「ドライブ行くっすよ」

げんなり顔の友人を引き連れ

自慢のマシンでレッツゴー。

しばらくすると前方に幼稚園児発見。

「こういう時は徐行するんスよねー」

そのまま

徐行で園児に激突。

「埋めるっすか?」

そして問題発言。

友人の必死の説得に応じ

とりあえず救急車を呼ぶことに。

「じゃあ電話探して来るっす」

バンドマン、マシンへ乗車。

そのまま逃亡。

数日後、沖縄で御用に。


(続く)




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