日本人初の世界一周

津太夫の 世界一周記

ここでは、仙台藩が生んだ「偉大なる庶民」・津太夫のことをご紹介しています。
若宮丸の船乗りであった津太夫は、日本人として最初に世界を一周した人物として、歴史上に名を残しました。また若宮丸一行の中からロシアに留まったもののうち、その後の日露関係のために生涯を尽くした善六などの一生についても書いています。
彼らはただの船乗りでしたが、1793年に石巻から江戸に向かう途中で漂流、翌年北の海でロシア人と出会います。
1804年に帰国するまでの10年間、シベリアに生活しました。そしてシベリアを西に向かいヨーロッパに出、大西洋から太平洋を通って日本に戻ってきました。ここに彼らの世界一周が達成されたのです。また、北極圏・南極圏の両極地に足を踏み入れた最初の日本人ということでも、日本史に記念されるべきではないでしょうか。

ここに記すのは真実の物語です。彼らの生命力と、異国への洞察力には驚嘆させられずにいられません。
自分の意志と無関係に世界一周をやりとげた津太夫ら一行の、「小説よりも奇なる」生涯をお楽しみください。


「石巻若宮丸漂流民の会」

石巻を中心に、歴史から姿を消した津太夫ら、石巻若宮丸漂流民を研究し全国に名を広めていく会が設立されました。歴史に興味のある方、古文書を読める方、ロシア語が出来る方、漂流民のご子孫の方、そしてこの話題に興味のある方、大勢の参加をお待ちしています。学者の集まりではないので、「何も知りませんが」という方も歓迎。会報の発布や講演会の開催など行っております。連絡はデラシネ通信にて。

お手紙でも受付いたしております。
〒986−0832
石巻市泉町3丁目1−63  石巻市NPO支援オフィス  石巻若宮丸漂流民の会


第一部・津太夫の漂流から世界一周までの記録

序章
1.漂流
2.アリューシャンの孤島
3.オホーツク
4.シベリア
5.イルクーツク到着
6.イルクーツク
7.ペテルブルグへ
8.皇帝と謁見
9.ナデジダ号
10.大西洋
11.環海
12.長崎
13.帰国後の漂流民

第二部・幕末日露交渉史と通訳キセリョフ善六

1.陸奥漂流民の自力帰還
2.文化魯寇
3.丁卯事件と中川五郎治
4.ゴロヴニンと高田屋嘉兵衛
5.日露函館会談
6.日本開国への道

第三部・若宮丸と関係する人々

1.大黒屋光太夫
2.南部慶祥丸
3.中川五郎治

若宮丸の史跡

1.太十郎の墓と世界一周の記念碑
2.鳴瀬町訪問記
3.津太夫と左平の出身地・寒風沢

ナアツカの謎


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参考文献


津太夫関連リンク

掲示板リンク

歴史関連リンク

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雪狼(ゆきおおかみ)


仙台市出身の文学研究家・歴史家。(これによる収入はゼロ。)

文学の研究から漂流物語に関心が移り、現在は漂流民と江戸時代の日露交渉史の研究に取り組む。宮城県の漂流民・津太夫の悪評を払拭すべく立ち上がった。「石巻若宮丸漂流民の会」結成にも大きな影響を及ぼす。同会では広報を担当。

ロシアとのつながりは強く、東北地区の日露チェス対抗戦を企画し話題を集めた。選手としても参加し、大敗する東北勢(通算6勝11敗1分)にあって、一人3勝1分負けなしの好成績を残す。

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