2012/05/13
当サイトの来歴&現状
当サイトは西暦2000年問題も一段落した前世紀の終わり頃、2000/07/02に建立開眼致しました。今夏無事に12周年を迎えられそうな気配です。お付き合い下さった皆さん、有難うございました。
12年前、私はとある金融関連会社の情報システム部門でイントラネット関係を担当しており、社外でもボランティアで複数団体のWebマスターを引き受け、なんとなくHTMLの知識、最低限インターネット上にサイトを立ち上げられるギリギリ程度の知識も付いてきたのでありました。で、勢いに乗って個人サイトの立ち上げをやってしまいました。今でこそ、個人がブログという形で情報発信するのは、別に有名人でなくても全然珍しくないことですが、当時はそもそも「ブログ」も「SNS」も存在していません。個人が自分のサイトを立ち上げようと思えば、まずそのために使う「HTML」という言語の勉強から始めるのが普通だったんです。当サイトでも「ブログ」という言葉は使っていますが、これはあくまでも「ブログのような使い方」であって、当サイトはシステム的にブログではありません。
私はそれ以前、1990年代半ばぐらいから電子ネットワークには色々な形で関わりを持ち、2000年当時はNifty-Serveの「金融プロフェッショナル」という大それた名前のフォーラムでSubSysOpをやっていました。その時使っていたハンドルネーム「Snufkin」をそのまま使って個人サイトを立ち上げてしまったのです。http://homepage2.nifty.com/snufkin/というURLが取れたのはラッキーと言うべきか、それぐらい個人でサイトを立ち上げる人は少なかったと言うべきか、今でもよく解りません。しかし実績というのは有難いもので、現在Googleでキーワード「Snufkin」を検索すると、当サイトが一番にヒットします。有難い事です。継続は力、というべきでしょうか。
2002年春先から写真を多く使い始めましたが、当時は@niftyの容量が10MBしかなく、ある時点で初期の写真入り記事の相当部分を捨てました。容量が限界に達すると頁の途中でもuploadが止まってしまうのです。その後流石に拡大され、現在は約57MBほど使用しています。一時テーブルを使用して画像と文章を左右に並べる構成を多用していましたが、スマートフォンでも快適に表示されるよう、新たに作るページは画像と文章が縦に並ぶ構成に変えました。
ほぼ12年間続けてきたコンテンツ「奇妙な日本語ミシュラン」は、お陰様で印刷物に紹介頂いたり、他サイトからリンクして頂いたり、私と直接面識のない方々からもある程度読んで頂ける中身に育ったようです。昨今奇妙な日本語研究がブームになっているようですが、私はそんなブームとは全く関係なく、単に「減点リスク最小化表現」を収集しているだけです。奇妙な言葉が出てくる背景には、勿論奇妙な心理があり、人々の奇妙な心理を生み出すには必ずその背景に社会の奇妙な仕組みがあります。奇妙な仕組みから人々が身を守るためのちょっとした傘が奇妙な日本語といえましょう。
そんなわけで、減点組織内の弱い個人が“減点リスクを避ける”というただ一点の目的で、次から次へと工夫しては、定着する(つまり意味が定まって、曖昧さによる減点リスク回避効果が薄れる)前に捨て去る奇妙な日本語を、その背景となる奇妙な仕組みと共に忘れない内に記録するという酔狂を、当分続けていこうと思っております。
常連の皆さんも、検索エンジン経由でちょっと覗いてみた皆さんも、どうぞ倍旧のご贔屓を。