2009/03/07

スケジュール

【用例】

スケジュールには、どんな感じでしょうか。

【意味】

スケジュールを示せ。

【解説】

 「スピード溢れる展開」などが語源でありましょう。これを利用した政治屋さんたちが工夫を重ね「スピードを持って改革を推進する。」といった使い方をし始めたようです。あくまでもスピード“感”ですから、決して何時までに何を改革する、などとは言っていません。これは「思い切った」と同じ原理、つまり主観を述べているんですね。言っている本人にとってスピードをじる改革と言っているわけです。あなたが同じようにスピードを感じるかどうかは知ったことではありません。

 この便利な言い回しを「スピード」だけに使わねばならぬ理由は勿論なく、「スケジュール」と組み合わせてみたのが、このスケジュールでありますよ。上の例で行きますと、その新たな曖昧言葉である「感」に加え、定番曖昧化ツールの「的」まで加え、かてて加えて「感じ」の駄目押しまで付け合せている、まさに万全の曖昧表現と申せましょう。これ以上何かするとしたら、最後を語尾なしにまとめることぐらいでしょうか。つまり

スケジュールには、、、、、、、、(語尾なし)

まさに、無敵の超絶曖昧安全語と申せましょう。上の例では元々の意味が質問ですから、語尾上げは原理的に馴染みません。こちらは本来断定の意味を質問アクセントで話すことにより、発言責任の発生を回避する技ですから。

☆☆☆

奇妙な日本語へ 奇妙な日本語へ