2009/08/19

羽田D滑走路建設中

海上に建設中の羽田D滑走路

 空港のある街_大田区住民としては気になる話ですが、現在羽田空港は沖合展開したそのさらなる沖合に、新たなD滑走路を建設しています。写真は展望台から建設中のD滑走路を撮ったものです。写真で解るとおり、この滑走路は海上に柱で持ち上げ、下は水が通る構造になっています。持ち上げ幅はこの写真を撮った時点で5m以上10m以下といったぐらいに見えました。海上の滑走路なら関西空港もそうですが、あれは確か海上に巨大な浮きを浮かべて作ったモノのはず、こうして柱で持ち上げ、その下は水が自由に流れるという仕組みの滑走路はとても珍しいのではないでしょうか。なにしろ巨大なD滑走路が多摩川の河口に掛かるため、埋め立ててしまうと多摩川が大変な事になるはずで、こういう仕組みになった由です。広大な滑走路の下を海水がざあざあ流れて魚も泳ぎ、多摩川から流れ込む真水が東京湾の海水と混ざりあうとは、人類の英知は大したものです。

建設中の新国際線ターミナル  そのD滑走路ができると羽田の年間発着能力は30万から41万に増え、国際定期便の受け入れを可能とするそうです。
京急国際線ターミナル駅も建設中  問題はその羽田と都心を結ぶ交通機関の一つである京急です。今でさえ既に輸送力は限界です。朝は関東南部から都心へ通勤する客に加えて、羽田空港からの旅行客が一緒に押し競饅頭する、不思議な通勤電車を演じています。巨大なスーツケースを抱えた旅行客と通勤客が、朝の超満員電車に同乗するのですから変なものです。発着回数が年30万から41万に増えるということは、その増えた分の旅客を都心から羽田へ・羽田から都心へ運ぶ手段が必要です。京急は多分もう運行本数を増やせる余地が無いと思います。今年2月のダイヤ改正で既にかなり無理をしているようで、明らかにトラブルが増えています。空港から都心へ行きたい人は、京急じゃなく東京モノレールで行ってくれないかなと、地元住民としてはかなり切実に願っているのが実状です。30万が41万になった時の対応はちゃんと考えられているのでしょうか。

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