2009/01/01

平成21年新春ご挨拶

池上本門時にそびえ立つ五重塔

 皆さん、平成21年・基督暦2009年・皇紀2669年明けましておめでとうございます。

 昨年はいさなぎを上回る戦後最長の景気拡大から原油市場の100ドル突破で明け、ほぼ第3次石油危機突入の様相を呈していました。その原油価格は7月に147ドルを突破するや今度はサブプライム問題から世界経済が急減速し、一気に四分の一にまで暴落するというまるでジェットコースターに乗っているような1年でありました。東京の土地であろうとウサギであろうとチューリップであろうと、物の値段を長期に亘って実際の価値以上に保ち続けることはできませんから、原油価格に於いても神の見えざる手によってその適正化が図られたのはいつもと同じ出来事でありました。といっても現在まだ「100年に一度の金融危機」と言われている状況ですので「大変な年でした」などと過去形で振り返るわけにも行かない、まさに危機真っ只中の年明けであります。

 バブル崩壊以降というよりその少し前、人類の歴史に第3の波が到来し、定着した辺りからずっと続く我が国力の低下は当面止まりそうもありませんが、しかし何を恐れることがありましょう。我が国は元寇も応仁の乱に始まる内戦も、幕末も敗戦も第1次・2次石油危機も乗り越えて現在の繁栄を築いてきました。この「100年に一度の危機」もきっと乗り切れると信じて新しい年に踏み出そうではありませんか。

御節と煮物と山田錦。幸せの塊。  家族の健康と笑顔、御節と煮物と山田錦。正月はこれが一番です。
池上本門時の森の向こうに六本木ヒルズ  池上本門寺から六本木ヒルズが見えるんですね。初めて気付きました。

 この池上は、700年余り前の鎌倉時代、日蓮さんが身延山から常陸の国へ行く途中でここにある池上さんという人の館に立寄り、亡くなった地です。武蔵丘陵東の果てといったところですからきっと当時は兎や狸が走り回る野山だったのでしょうね。700年余り経って、そこから21世紀の富と繁栄を象徴しているような六本木ヒルズが望めるというのも不思議なものです。

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