2008/10/19
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東京国際映画祭のコンペティション部門出品作「がんばればいいこともある」を見てきました。パリ郊外の貧しい人々が集まって暮らす街が舞台です。物語は主人公「ソニア」にとって最悪の朝から始まります。その日は娘の結婚式なのに、まず夫がその費用を全部競馬につぎ込んでしまい、一文無しになったことを知ります。さらに息子は麻薬の売人として逮捕され、おまけに別の娘は妊娠7ヶ月と判ります。極めつけはそのどうしようもない夫が結婚式の直前に急死します。どう考えてもこれより酷い状況は中々想像もできないところからスタートし、しかし主人公ソニアは「解決策は必ずある」を合言葉に頑張り抜きます。 この映画はハッピーエンドにはなりません。相変わらずどん底に近いけど、それでも探せば少しずつでも良いことはあるなあ、、、、という状況で終わります。だから「がんばればいいこともある」んです。頑張れば必ず良いことがあると言ってしまうと、それはもう御伽噺になってしまいます。この世で生きていれば皆さんご存知のように、頑張れば必ず良い事があるというルールは御伽噺の中だけに存在します。でも頑張りながら少しでも良いことを見つけて励みにして行こうよ、という呼びかけなら「そんなものかな」と思えます。 |
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映画祭ですから、上映後にはお約束の関係者トークショーがありまして、写真は主演女優さんです。フランス語−日本語、フランス語−英語という同時通訳二人掛りという大掛かりなトークショーでありました。この作品は主人公の身に降りかかる不幸の数々を適度な笑いと共に描いていますが、主演女優さんもそれが生きるコツだと仰っていました。もし不幸を笑いと共に受け止めることができれば、ピストルで自分の頭を打ち抜くところまでは行かない、それができるソニアは自分とよく似た女性の由。原題の「Aide toi et le ciel t'aidera」は「神は自ら助けるものを助ける」といった意味だそうす。主演女優さんの解釈では、この原題と邦題は同じ意味だそうで、私もそう思います。この先まだまだ艱難辛苦が待ち受けているかもしれませんが、私もソニアのように「解決策は必ずある」を合言葉に凌いで生きたいものです。 |
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映画祭公式自動車(?)トヨタ「iQ」展示会場の寸劇を演じる役者さんたちがお稽古しておられました。 |
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右上照明の真下にお綺麗な傍立ちおねいさんがいるのですが、余りの美しさに画面がハレーションしています(嘘)。
それにしてもトヨタiQ、吃驚する位小さい車です。メルセデスベンツのスマート対抗車ですね。排気量1L、車重870kg、4人乗りですが、貨室は殆どありません。スポーツカーと同じく後席はあくまでも「1マイル用」でしょう。私が住んでいるような東京下町をちょこまか走るなら良いでしょうが、このホイールベースで高速巡航はかなり細かい振動が来そうです。高速道路を走るためにこの車に乗る人はいないでしょうから、それも問題はないのでしょう。 |