| 大阪の名門料亭から伊勢の名物まで食品偽装が世間を騒がせる昨今、正直の鑑とも申すべき清く正しい葡萄酒を頂戴しましたので、感動の余りご紹介申し上げる次第でごじゃりまする。とある酒店にて、フランス産やらイタリア産、カリフォルニア産葡萄酒に並んで「山梨限定 甲州産の旅」とあるを見つけ、国産品愛用主義の私としては“やっぱり葡萄酒は甲州産だな”と頷きつつ買い求めました。飲んでみれば流石に甲州産、そんじょそこらの安い輸入葡萄酒など足元にも及ばぬ芳醇な味わいを堪能致しました。流石に甲州産の味わいは違います。。。。という気がしたんです。
しかし、、、、飲み終わってラベルの下をよくよく見たら、誠に興味深い1行が記されていました。「「甲州産」はこのワインのぶどうの収穫地の表示ではありません。」いやはや。その各1文字は“甲州産”の縦横2〜30分の1、つまり表示面積にして400〜900分の1です。400〜900倍の大きさで「甲州産」と大書し、米粒に書いた般若心経のような字で「収穫地の表示ではない」と書いてあるというのは一本取られました。
食品表示に関する法律がどうなっているのか存じませんが、少なくとも本当の事が書いてあるのですから、これは正直です。名古屋コーチンと書いてブロイラーを売ってる訳じゃないんですから。私はこのラベルを見て深く感銘を受け、落語の落ちのように“この〜〜〜正直者めが!”と呟いたきり笑いが止まりませんでした。2008/08/18
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