2008/07/09
ゼロエミッションを目指す塵収集車
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不思議な光景です。「もったいない」は名古屋人の常識であって何一つ違和感は御座いません。しかしその上「私はごみゼロエミッションを目指します。」が不思議です。「ゼロエミッション」は[Zero
Emission]のカタカナ表記でありましょうか。であればこれは「排出量が零」であることを表しています。ごみの排出量が零????
私が住んでおります東京の大森には有名な「大森貝塚」があり、ロハスでスローライフな縄文人と雖(いえど)もごみの排出量は零でなかったことが証明されています。いわんや産業革命以降の文明社会などごみ排出し捲りでありまして、零どころか1割減だってとてもとても無理なのであります。しかも、、、、この塵収集車を運行している人々は塵収集を生業として暮らし向きを立てておられるのでしょう?ごみがゼロエミッションになったら真っ先に路頭に迷うのはこの人たちです。言うまでもなく塵収集という仕事を貶める意図は一切ありません。むしろその仕事がなくなったら真っ先に困るのは私自身ですから心配しているんです。この人たちは本当に心底ごみの排出量が零になることを希(こいねが)っておられるのでしょうか。 |
この写真を撮ってほぼ一昼夜も経った時点で一つの可能性に思い至りました。「排出量零」は、都市住民の皆さんから出るごみそのもののことではなく、ごみをリサイクルした後の最後の最後に出るどうしようもない再生不能なごみを零にしたい、つまりごみの再利用率を十割に限りなく近づけるぞ、という決意を示しておられるのではないか、ということです。ひょっとして塵収集業界に於いて、ごみの「ゼロエミッション」という言葉は既に当然にそういう意味で定着しているのではないでしょうか。何方かご存知の方ご教示下さい。もしそうであれば、そういう業界内でしか通用しない特殊な言い回しを、仮にも塵収集という公共的使命を帯びた自動車の車体に大書きして走り回る、というのは些か正しい行いではないように思えてきます。少なくとも私はほぼ丸一昼夜理解できませんでした。