2007/11/27

続・3丁目の夕日

 開幕直後から冗談です。何しろ3丁目の夕日にゴジラが出てくるんです。これは絶対誰かの夢という設定だと思って見ていますと、これは「文学」が書いている小説でした。

 それにしても最初から最後までCG(Computer graphics)の塊みたいな映画です。ビッグバードになる前の旧羽田空港、それも入り口前の2階建駐車場ができる前の状態を再現して、さらにそこから4発のプロペラ機を離陸させるシーンなんて、もう今ならCGでできちゃうんですね。人物以外はほとんどCGじゃないかなんて思いながら見ていました。いや、美貌の主演・助演女優も実はCGだったりして(笑)。「文学」が芥川賞を取れるかどうかのシーンでは、何とかハッピーエンドにして欲しいと思いながら見ていましたが、結末はもう一寸捻ったハッピーエンドでした。CGも物語も良い、これまた「スタッフロール中席立ち率」零映画でありました。

 最後に「監督・脚本・VFX 山崎 貴」という字幕を見て納得しました。そもそも特撮専門の人が監督だったんですね。後から調べてみると、この監督さんは「リターナー」を作った人でした。あの「擬態戦闘機」というアイディアはこの特撮技術があって初めて実現できたはず、その人が今度は昭和34年の東京を再現するために腕を振るったわけです。観客はどなたも昭和30年代が懐かしそうな年代の人々でありまして、余り若い人はいませんでした。若い人々にも見てほしい作品なんですけどね。

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