2009/03/03

純愛日記

ペールとアニカと倒れたバイク・本作品看板シーン  1969年、ロイ・アンダーソン監督 弱冠29才のデビュー作です。日本では1971年夏頃に公開されたと記憶しています。当時の邦題は「純愛日記」だったはずです。主演男優・女優ともにオーディションで選び、デビュー作でした。主演女優の「アン・ソフィ・シリーン」がとにかく可愛かった、という印象でした。「小さな恋のメロディ」とほぼ前後して公開され、十代半ばの子供達を主人公にした色恋話という点で共通するものがありました。しかし後者が比較的健全で可愛く作られているのに対して、前者の主人公たちは、煙草は吸う・酒は飲む・お互いの家でセックスもするという大変過激な内容で、「純愛」という言葉とは随分かけ離れています。内容が過激なのに全体の描き方は非常に綺麗で、この辺りが監督の腕なのでしょう。
撮影当時15歳の主演女優「アン・ソフィ・シリーン」の美貌!  去年でしたか、「スウェディッシュ・ラブ・ストーリー」という面白くも何ともない邦題を付け直してリバイバル上映されるという話を読み、こんな古い作品が今頃突然再来するとは不思議なこともあるものだと思っていましたが、要するにその後名を成したロイ・アンダーソン監督のデビュー作という点で再注目されているようです。DVDになって39年ぶりに見ましたが、こんな古い作品でも全く色褪せた感じにならないのは、デジタル・リマスター技術の勝利であると同時に、これもやはり監督の腕でしょう。古い作品では最初見たときに素晴らしく綺麗に見えた女優さんが、何十年も経って見返すと幻滅することも多いのですが、このアン・ソフィ・シリーンは38年ぶりに見てもやはり完全無欠の美少女に見えます。美人の基準は意外に変わらないもののようです。ただし、女性スキャットを中心にした主題曲はDVDに入っていません。
人生にはこういうこともあります。叔母さんに見つかっちゃった。  思えば、私がバイクに興味を持ち始めたのはこの映画が引き金です。50ccからスタートして、750ccまで随分乗りました。その後興味の対象が車、アマチュア無線、マイクロコンピュータ(当時パソコンという言葉はまだ一般的でありませんでした)と来て、いつの間にか仕事もシステム関係に就いています。一つながりのものとして考えると、この映画は私の人生にかなり重要な影響を与えたものといえます。38年経ってもう一度見ることになるとは、当時夢にも思いませんでした。このまま女優の道を進む気はない、お父さんと同じ医師になりたいと仰っていた当時15歳の主演女優さん、今どうしているでしょうね。
最初の出会い

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